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静岡県湖西市長のマッチングアプリに対する期待 〜「ペアーズ x 湖西市」自治体連携メディア説明会報告〜

Pairs(ペアーズ)は、自治体との連携を通じて、若者世代の結婚・婚活をサポートする「出会いの創出」を推進しています。協定締結先の一つである静岡県湖西市影山剛士市長をペアーズにお招きして、地方自治体との取り組みにマッチングアプリが貢献している現状について、メディア向けの説明会を実施しました。影山市長から湖西市の紹介と結婚支援について説明いただき、ペアーズの代表取締役CEOの山本竜馬と事業開発統括部長の本多由美からペアーズの新機能や自治体連携の現状について説明しました。

市民のライフステージを全面的に支援する湖西市

静岡県湖西市 市長 影山剛士

湖西市は浜名湖の西に位置して静岡県の最西端で、日本の東西を分けるボーダーライン、ほぼ真ん中に位置すると言われています。人口は約6万人で、トヨタグループの創始者である豊田佐吉翁の出身地ということもあり、自動車関連の製造メーカーが数多く所在しているほか、浜名湖や太平洋、湖西連峰などの自然に恵まれていることから、うなぎや牡蠣、あさりなどの漁業と、養豚業が盛んです。

全国的に人口減少社会に転じている中で、湖西市もこれらの対策として「湖西市への移住・定住」を促進する施策の実施により、市民のライフステージに応じて「就職」「結婚」「住宅購入」向けの多種多様な支援メニューを用意しています。また、結婚から出産、子育てというステージにおいて市内中学校の給食費無償化や多子世帯の修学支援などを実施していますが、最初の段階となる「結婚」に至る出逢いをサポートするために、ペアーズと連携協定を昨年11月に締結しました。マッチングアプリによる恋活・婚活が一般化してきたことや、「市の職員にもペアーズの利用者がいる」(影山市長)などブランド認知度が高く、東海エリアの市長が集まる東海市長会においてもペアーズを利用した取り組みが紹介されたそうです。影山市長は「この新たな取り組みが市民に広がって成果が出ることを期待しています」と話しました。

「ペアーズ」が提供する価値とは?

ペアーズ 代表取締役CEO 山本竜馬

ペアーズの山本CEOは初めに、「私たちは『人生に「あってよかった」と思ってもらえるものを。』というミッションを掲げ、ペアーズを利用して得られた出会いが人生にあって良かったと、皆様に喜んでもらえるサービスを提供していきたい」と語ります。

2012年にペアーズを開始して以来、さまざまな機能を追加し、ユーザーに安心・安全にご利用いただけるよう、24時間365日のサポート体制を提供するなど、多くの幸せな出会いを創出してきました。22年4月には累計登録者数が2000万を超えるなど、恋活・婚活を真剣に望むユーザーに選ばれています。

新機能「本音マッチ」の紹介

ペアーズが今年4月に公開した「本音マッチ」は、プロフィールには記入しづらいけれど、重視したい本音の条件をペアーズだけに伝えることでマッチングが向上する新機能です。これまで、真剣な交際を検討する上で重要だけれども公開して記入しづらかった自分の本音や、出会ってからわかった相手の本音とのズレを未然に防ぐことで、希望にあった出会いの実現をさらに高めています。

ペアーズが自治体連携で目指す「恋愛のハードルを下げる」こと

ペアーズ 事業開発統括部長 本多由美

ペアーズは、自治体と連携することで「結婚に対する意識の向上」を目指しています。多くの自治体は、結婚の先にある「定住」や「子育て」につなげていきたいと考えていますが、「出逢い」から「結婚」までは一足飛びに進みにくい現実があります。そのため、まずは恋愛の機会が自分のすぐそば(住んでいる所)にある環境をペアーズで用意して、「恋愛に対するハードルを下げていきたい」(本多)入口となる出会いの機会が増えて間口が広がれば、やがて結婚意識の醸成につながって行くと、本多は目指したい連携協定の姿を話します。

ペアーズが自治体との連携で目指す姿

ペアーズは22年の三重県桑名市との連携協定を皮切りに、多くの地方自治体とさまざまな施策を実施しています。
・「ペアーズ恋愛ゼミ」の開催
・自治体を通じて、(対象住民に)ペアーズギフトコードを配布
・自治体職員向けのペアーズギフトコードの提供
・地元企業の協賛によるペアーズ恋愛相談会

2023年のペアーズの自治体連携協定

「(自治体との活動では)地元の企業とも連携することで、地域に恋愛の気づきの機会を多く創出していきたいと考えています。また、ペアーズを安全・安心にご利用いただくための啓発活動を展開したり、ペアーズによる市民や湖西市の職員に向けたマッチングアプリ活用の説明会なども実施していく予定です」(本多)

質疑応答

メディア説明会に出席した記者からは、地方自治体が取り組んでいる課題、マッチングアプリとの関わりやその有用性・信頼性などについて熱心な質問が寄せられました。

マッチングアプリを検討するきっかけについての質問に影山市長は、先行して協定を締結した三重県桑名市から紹介があったことに触れ「(マッチングアプリの)事業者を活用していくことはチャレンジ精神もあるが、市民から高く認知されているサービスということもあり、協定の締結に至った」と回答しました。

記者からの質問に答える影山市長

自治体とペアーズが連携することによる有用性についての質問に、影山市長は「これまでも市や商工会などで婚活やお見合い支援の施策を実施してきたが、効果が限定的であった。すでに利用者が多く、出会い支援のノウハウを持っているペアーズとの連携を通じて結婚支援を実施していく」と期待感を寄せます。また、ペアーズ山本CEOも「事業者として、湖西市とこのようなプログラムに採用してもらえることは大変嬉しく、利用者と信用性を構築するうえでも重要なことと考えています」と回答しました。

ペアーズは、今後も自治体や地元企業との連携を通じて、より多くの皆様に恋愛の機会に接してもらえるようにするとともに、安心してご利用いただける環境づくり、安全啓発をペアーズのアプリ上はもちろんのこと、各種セミナーなども通して提供していきます。

ペアーズの法人・自治体向けサービスはコチラ

なお、湖西市においては同市民・同市在勤者向けペアーズ オンラインセミナーを、8月8日と29日に開催する予定です。ペアーズを楽しく、安全に使える方法を質疑応答を交えて実施しますので、湖西市民の方はぜひご参加ください。