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その⑩The Doppler Effect


1.はじめに

いわゆるドップラー効果というものについてMr.Billは説明しています。
救急車が通り過ぎるときに味わうことができるヤツですね。

ドップラー効果(ドップラーこうか、: Doppler effect[1])またはドップラーシフト: Doppler shift)とは、音波電磁波などのの発生源(音源・光源など)が移動したりその観測者が移動することにより、波の発生源と観測者との間に相対的な速度が存在するときに、波の周波数が実際とは異なる値として観測される現象をいう。

Wikipediaより

2.ネタ元動画の紹介

いつも淡々と説明してるところが素敵ですね。短い動画ですが、前回のCombFilterもそうですが大変勉強になります。夏休みの自由研究の題材に出来そうですね。

3.実践

ぶっちゃけ、上の動画で十分ですが、自分の作例を紹介します。色々弄るだけで楽しかったので。
Mr.Billはドップラー効果の原理を簡潔に説明しています。大きく3つです。

  1. 音が近づくと周波数が上がり、音が遠ざかると周波数が下がる

  2. 音が近づくと音量が上がり、音が遠ざかると音量が下がる

  3. 遠くから音が近づき、通り過ぎると音が遠ざかる

以上です。
1.はピッチベンド
2.は音量調整
3.はPAN
それぞれオートメーションを書けば出来上がりという訳です。

こんな感じでお気に入りのシンセとUtiltyを起ち上げます。
ちなみにMr.BillはAnalogを使っていました。
Panのオートメーション
音量(Gain)のオートメーション
ピッチベンドのオートメーション

Mr.Billはこれでお終いでしたが、私はもう一工夫加えました。リバーブによる距離感の追加です。「遠くから近づき、そして離れていく」このイメージが大切ですね。

Reverbの設定はデフォルト。Dry/Wetをオートメーションするだけ。
ReverbのDry/Wetのオートメーション

完成品がコチラ↓

とくに音量のオートメーションがポイントのような気がします。では。

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