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【レース後コメント集】宝塚記念出走予定馬


カデナ

・大阪杯4着 カデナ(鮫島克駿騎手)
「今週からBコースに替わって、昨日今日と競馬を見てインが伸びていましたし、この枠でも外を回らないように気を付けていました。手応え通り伸びてくれていましたが、すごく惜しいです」

・小倉大賞典1着 カデナ(鮫島克駿騎手)
「いい脚を使って勝ち切ってくれました。今週は馬場が乾いて内が有利になっていて、この内枠を生かした競馬をしようと思っていました。元々力のある馬で、今日はこの馬の力を出し切れたと思います。私は初重賞勝ちでとても嬉しいです。ガッツポーズは思わず出ました」

・日刊スポ賞中山金杯11着 カデナ(鮫島克駿騎手)
「前残りの展開で後方からの馬なので…。展開に左右されてしまう」

・天皇賞(秋)13着 カデナ(藤岡佑介騎手)
「少し緩い馬場に脚を取られていた」

・新潟記念3着 カデナ(武藤雅騎手)
「ペースも流れて、いい展開になりました。最近、充実していますし、この馬にとって、良い流れだと思います」

・小倉記念2着 カデナ(北村友一騎手)
「以前乗った時とは全然違いました。脚がたまったらたまった分だけいい脚を使ってくれました。勝負どころで楽に上がっていけましたし、馬が良くなっていると思います」

・巴賞3着 カデナ(藤岡佑介騎手)
「狙い通りの競馬はできました。ナイトオブナイツを目標にしてレースを進めましたが、4コーナーで少し狭くなった所があり、今日はその分の差です。この条件でレースをしていけば勝ち負けするチャンスはあると思います」

・福島民報3着 カデナ(鮫島克駿騎手)
「展開もピッタリはまりましたが、前々回のレースのイメージで良い形でレースができました。まだまだやれそうな活力を感じました」

・大阪城----
・アンドロメダS----

・函館記念11着.カデナ(藤岡康太騎手)
「集中力がないという話を聞いていたので、リズムよく運ぶことを意識した。スペースがあれば伸びてきそうな感じはあった」

・読売マイラーズC14着.カデナ(幸英明騎手)
「いつもより前めのポジションで運びましたが、4コーナーで反応がひと息になりました」

・東京新聞杯14着.カデナ(福永祐一騎手)
「一瞬、オッという脚は使ってくれたが最後は失速した。距離は短い方がいいが、展開の助けは欲しい」

・日刊スポ賞中山金杯10着 カデナ(福永祐一騎手)
「コンディションはよかったし、ひと脚は使えたんだけどね。坂で止まったのは、ペースも向かなかったし、(古馬になって)成長したぶん、距離の壁が出てきたのかもしれない」

・天皇賞(秋)16着.カデナ(カデナ騎手)
「低いフォームで走る馬だけに、追い出してから脚をとられて転びそうになっていた。今日はかわいそうだった」

・神戸新聞杯9着 カデナ(福永祐一騎手)
「体も大きくなって筋肉量も増えて春とは違うフォームで走っていましたし、スタートも以前より速くなっていました。今後の距離適性を考えて、走りっぷりがどうかと思っていたのですが、馬に力がついた分、今日の距離は長い感じでした。2000mくらいまでがいいのかもしれません」

 ・東京優駿11着.カデナ(福永騎手)
「馬は本当にいい状態でした。(最後は)脚を使ってくれたが、僕がスタートを含めて勝負できるポジションで競馬をさせてあげられなかったのが全て。(流れに)対応できる位置での乗り方ができなかった」
・皐月賞9着 カデナ(福永祐一騎手)
「落ち着いていると聞いていましたがスタートしてから進んでいきませんでした」

・報知杯弥生賞1着 カデナ(福永祐一騎手)
「スローペースで折り合いに苦労するところもありましたが、しっかり我慢してくれました。早めのスパートで良く伸びてくれました。休み明けで稽古より動けるかなと思いましたが、返し馬の雰囲気も良く、スタートも出ました。本番は頭数も増えますし、この馬の持ち味を殺さないようにしたいと思います」

・ラジオN杯京都2歳S1着 カデナ(福永祐一騎手)
「イメージ通りのレースができ、馬もそれに応えてよく伸びてくれました。一番有力だと思っていた馬の後ろの位置を取ることができ、この形で負けたら仕方ないと思うくらいでした。距離が延びても良さそうですし、牡馬クラシックをにぎわせてくれる馬になってくれると思います」

キセキ

・天皇賞(春)6着 キセキ(武豊騎手)
「スタートは上手くいきましたが、1周目の直線に向くとスイッチが入ってしまいました。あそこで我慢出来なかったのがもったいなかったです。この馬は自分との戦いですね。あのまま2、3番手で行ければ良かったですが…」

・阪神大賞典7着 キセキ(川田将雅騎手)
「返し馬はいつも通りでしたが、ゲートを出る気も起きず、出た後はひたすら暴走してしまいました。今後、競馬場に来るたびにどう反応するのか心配になるところです」
 
・有馬記念5着 キセキ(角居勝彦調教師)
「最近は道中あまり行けなくなっています。その中でもよく盛り返してくれています」

・凱旋門賞7着 キセキ(角居勝彦調教師)
「残念です。前目での競馬をする作戦だったので、思っていたポジションとは違いました。馬群に入りましたが、それほどは引っ掛かっていなかったように思いますし、この馬場も苦手ではなかったはずですが、やはり日本馬にこの馬場をこなすのは難しいですね。ヴィクトワールピサ以来でしたが、凱旋門賞は世界の名馬、名調教師が集うレースで、この挑戦は楽しかったです。今回は良い結果ではなかったですが、いつか皆さんに喜んでいただけるチャレンジができるように頑張ります」
(C.スミヨン騎手)
「とても良いレースでした。ずっとヴァルトガイストの隣を走っていて、3コーナーから4コーナーまで順調でしたが、直線はスピードを上げることができませんでした。パリロンシャンの馬場は特殊で、この粘りの強い馬場はキセキには適していませんでした」

・フォワ賞3着~角居勝彦調教師のコメント~
「できれば逃げる馬の後ろで控える形が良かったですね。先頭でマークされる形になって、少し力んだ分最後にちょっと弾けなかったかなという印象です。今日は負けましたが、ジョッキーにしっかりと追ってもらいましたし、また凱旋門賞に向けて頑張ります」
~C.スミヨン騎手のコメント~
「交わされた後も最後まで諦めずに走っていました。休み明けだったので、次はもっと良くなると思っています。おそらくこの後雨が降ると思いますが、より柔らかい馬場はこの馬にプラスになるでしょう。凱旋門賞は最もタフなレースですし、他の強い馬も出走しますから、今年もタフなレースになると思います。この馬もより良い状態になるように願っています」

・宝塚記念2着.キセキ(川田将雅騎手)
「自分の競馬はできていると思います。3着以下を突き放していますし、勝ち馬が強かったですね。返し馬でもお客さまの期待を感じましたし、結果それに応えられず申し訳ありません」


・大阪杯2着 キセキ(川田将雅騎手)
「折り合いもすごく良く、リズム良くいけました。最後まで頑張ってくれました。何とかこの馬でGIを取りたいと思っているのですが」

・有馬記念5着 キセキ(川田騎手)
「馬の状態が非常に良かったです。自分のリズムでレースをしながら、前に行く気持ちがより強かったです。秋の4戦で頑張り続けた馬に敬意を表したいです」

・ジャパンC2着 キセキ(川田将雅騎手)
「今日はとにかく自分の競馬をしようと考えていました。良い雰囲気で返し馬を終えられて、良い内容のレースができました。普通なら当たり前に押し切れるレースなのでしょうが、今日は素晴らしい馬(アーモンドアイ)がこの馬の前にいました。キセキとしては目一杯のレースをしてくれました。ここまで仕上げてくれたスタッフと頑張ってくれたキセキに感謝します」

・天皇賞(秋)3着 キセキ(川田将雅騎手)
「前走より具合が良く、GIに向けて良い状態できてくれました。最後までしっかり頑張ってくれました。前に行く馬がおらず、自分で組み立てる選択をしました。勝ったのはダービー馬ですし、キセキも菊花賞馬としてのレースをしてくれました」

・毎日王冠3着 キセキ(川田将雅騎手)
「内枠でいいところを取れました。他の馬より早めに動かしてスタミナを生かす競馬をしようと考えていました。これだけメンバーが揃って1頭だけ58キロを背負ったことを考えれば、よく頑張っています」
・宝塚記念8着 キセキ(M.デムーロ騎手)
「折り合いは問題なかったです。今回は内側から伸びるケースが多かったので、内に入れましたが、外を回らせれば良かったかもしれません」

・日経賞9着 キセキ(C.ルメール騎手)
「スローペースだったので、後ろからでは厳しいと考えてポジションを上げに行きました。道中はリラックスしていましたが、直線では疲れてしまっていました」
【角居勝彦調教師】
「スローペースなので掛かったのかなと思います。今後は様子を見て考えます」

・香港ヴァーズ9着 キセキ(角居勝彦調教師)
「レース後まだデムーロ騎手と話ができていないのではっきりとした敗因はわかりませんが、見えない疲れがあったのかもしれません」

・菊花賞1着 キセキ(M.デムーロ騎手)
「大変なコンディションでのレースでしたが、レース前から自信を持っていました。テンションの高い馬なので折り合いを心配していましたが、賢い馬なのでスタートからいい走りでした。思った通りの強さでした。レース後はとても疲れていました」

・神戸新聞杯2着 キセキ(M.デムーロ騎手)
「狭くなって道中スムーズさを欠きました。この馬はジリジリと脚をのばすより、中京や新潟のような瞬発力勝負が合っています。折り合いは問題ありません」
【角居調教師】
「狭いところでよく伸びて、いいレースをしてくれました。このあとはオーナーと相談して決めたいと思います」
・信濃川特別1着 キセキ(M.デムーロ騎手)
「素晴らしい馬です。強かったです。私は折り合いだけ気をつけて何もしていません」

・毎日杯3着 キセキ(シュタルケ騎手)
「折り合いがつき、内でうまく運べた。最後もしっかり伸びてくれました」

クロノジェネシス

・大阪杯2着 北村友一騎手 「外枠でも理想の位置で競馬ができました。テンションが高いと聞いていましたが、落ち着いてレースができました。折り合いを欠くことはなくて、リズム良く運べて、抜け出しても脚を使ってくれました」

・京都記念1着 北村友一騎手 「強かったです。道中のリズムも良かったですし、4コーナーを回ってくるときの手応えも十分に感じていたので、その手応え通り、最後までしっかりと脚を使ってくれました。調教師からは落ち着いていると聞いていた通り、返し馬やゲートの裏でも落ち着いていたので、それが道中の折り合いにつながったのだと思います。体重が示す通り(+12キロ)、馬がパワーアップしています。2200mでも勝ったことで選択肢が広がりました。どこの競馬場でもしっかりとパフォーマンスを見せたいと思います」
斉藤崇史調教師 「今年初戦としては良かったです。馬場が荒れてどうかと思いましたが、道中の折り合いも良かったです。このあとはリフレッシュさせて次を考えたいです。体が増えたのは成長分で、どんどん良くなっています。もっと良くなりそうな気もします」

 ・エリザベス女王杯5着 北村友一騎手 「馬自体は秋華賞の時よりゲートに辿り着くまでは、落ち着いていると思いました。スタートもしっかり出て、良いポジションを取れました。前走よりペースが遅く落ち着いた分、少し行きたがった所がありました。3~4コーナーの下りで、ペースアップして戸惑い、その分前走のような持続する脚がありませんでした」
 
・秋華賞1着 北村友一騎手「ずっとコンビを組ませていただいて、春はなかなか結果を出せなかったので、ここで絶対勝つんだという気持ちで乗っていました。ある程度は流れに乗っていきたいと考えていて、理想的なポジションで運べました。いつでも抜け出せる手応えがあったので、自信を持って追い出すことができました。ここまで乗せ続けていただいたことに感謝ですし、結果を出せたことが良かったです。斉藤崇史調教師にもこの馬で初GI勝利を届けられて良かったです。自分にとっても、クロノジェネシスにとっても、斉藤先生にとっても、大きな一勝になったと思います。これを弾みにもっとがんばりたいですし、馬もこのまま無事にいってほしいです」

・オークス 3着 北村友一騎手 "「ゲートの駐立は良くありませんでしたが、スタートは五分に出ました。いいポジションで進められたと思います。レースの時計が示すように、スタートから淡々と進み4コーナーからもう1段速くなるタフな流れでしたが、しっかり反応してくれました。坂があっても2400mでも頑張ってくれました」
 
・桜花賞 3着 北村友一騎手 "「スタートが良くて、スタートからのリズムは良かったです。3コーナー手前で外から内に寄せられて、少しぶつかってトモを落とすような所がありました。その時、良いリズムが乱れてしまい、もったいなかったです。パドックではテンションが高かったのですが、その後は落ち着いていて、オンとオフのメリハリができていました。レースに行くまでの過程が良かったです。直線ではもう少しバラけてくれると良かったです。外に出してからは、この馬らしい脚をみせて、頑張ってくれました」
 
・クイーンC 1着北村友一騎手 「この馬の瞬発力には自信を持っていました。今日は前哨戦で8割くらいの状態だったと思います。競馬場に3日間滞在するというアクシデントがありましたが。返し馬をしたときに大丈夫だと思いました。前走が後ろからのレースとなったので、今日はゲートを気をつけて出しました。今日は折り合いもつき、リズム良く走れました。反応も良かったです。元々持っている瞬発力がさらに良くなっています。前哨戦としては良い内容で勝てたと思います」
1着 斉藤崇史調教師 "「3日間東京競馬場で過ごすことになり、土曜日はダートコースで調整し、昨日は曳き運動を行いました。馬はきちんと反応してくれました。ただ、少し気の良いタイプなので、今後は大レースに向けてそこが課題ですね。1回1回まじめに走るタイプなので、この後は少し間隔を空けたいです。桜花賞へ直行します。この後はノーザンファームしがらきに放牧へ出ます」
 
・阪神ジュベナイルF 2着 北村友一騎手 「スタートは隣の馬に入られて怯んでしまいました。1800mを2戦してからの1600m戦でこのメンバーが相手でしたから、そこまで前の位置をとは考えずリズムを重視して瞬発力を生かそうと思っていました。うまく勝ち馬に蓋をすることができたと思ったのですが、勝ち馬がしぶとかったです。いい脚を使ってくれました」
 
・アイビーS1着 北村友一騎手 "「前進気勢のある中で我慢も効いていました。能力を秘めた馬だと改めて感じました」

グローリーヴェイズ

・香港ヴァーズ1着 グローリーヴェイズ(尾関知人調教師)
「このコースはこの馬に合っていると思い目標にしていました。前走は負けてしまいましたが、オーナーの後押しもありチャレンジできました。自分が携わった馬に勲章を与えることが自分の仕事であり、皆さんに祝福されて幸せです」

・京都大賞典6着 グローリーヴェイズ(M.デムーロ騎手)
「久しぶりのせいか、1000mまでハミを噛んでいました。それでも平均的な流れで問題ないと思っていました。3コーナーで外から他の馬に並ばれて、直線まで待とうと思いました。ただ直線は内から寄られて、ワンペースの馬なので大きな影響がありました。馬の状態は良かったです」

・天皇賞(春)2着 グローリーヴェイズ(戸崎騎手)
「悔しいです。直線は手応え良く迎えられましたが、相手の底力を感じました。レースは乗りやすく、長丁場も合う馬です」

・日経新春杯1着 グローリーヴェイズ(M.デムーロ騎手)
「強かったです。新潟以来の騎乗でしたけど、その時も強かったですし、段々強くなって成長しています。(ペースが乱れたが)4コーナーでも手応え抜群でした。去年はこの時期に重賞で負けましたが、今日はリベンジ出来ました」

・菊花賞5着 グローリーヴェイズ(福永祐一騎手)
「外枠でしたし、もう少し流れて欲しかったですね。不向きな流れのなかよく頑張ってくれました。ポテンシャルの高い馬です」
・佐渡S1着 グローリーヴェイズ(M・デムーロ騎手)
「強かったですね。思った通りに成長してくれています。以前はゲートでイライラするところがありましたが、今日はゲートを出てくれて、直線もしっかり伸びました」

・京都新聞杯4着 グローリーヴェイズ(浜中俊騎手)
「折り合いは上手くついてレースはできました。4コーナーでスペースがなく、2テンポぐらい追えないところがあったのが痛かったですね」

・きさらぎ賞2着 グローリーヴェイズ(尾関知人調教師)
「ジョッキーの好判断でうまく立ち回ってくれました。勝てなかったのが残念だったこと以外は良いレースでした。馬場が悪いのを気にしていましたが、良い馬場だったらもっとやれたと思います」

サートゥルナーリア

・金鯱賞 1着 C.ルメール騎手「この馬で、もう一度勝てて嬉しいです。今日は完璧なレースが出来ましたし、最後も良い脚でした。心配はしていませんでしたが、左回りも全然問題ありませんでした。皐月賞馬ですし、今年はもう一度、GIを勝ちたいです」

・有馬記念2着C.スミヨン騎手「勝った馬は強すぎました。大事なのはいかにレース前に冷静でいられるかでしたが、それはうまく行きましたし、ゲートに入った時に、"よし、これは"と思いました。強いて言えば、もう少し前のポジションが取れれば良かったのですが、ただ、仮に前から伸びていても、リスグラシューが来ていたのではないでしょうか。勝ち馬はこれで引退ですし、来年はこの馬が日本で一番強いということになるのではと思います。最後まで止まっていませんが、2500mよりは2000mの方がいいのかもしれません。この馬は日本でトップクラスの馬であるという気持ちは変わりません」
「レースまでいかに冷静さを保てるかどうかが鍵だった。それは思い通りにいったが強いて言えばもう少し前で競馬したかった。初めて冷静な彼に乗ったので何とも言えないが、距離的には2000㍍ぐらいの方がいいのかも。」

角居勝彦調教師「落ち着いてレースをしてくれました。右回り、左回りは特に気にしていなくて、それよりも落ち着きの方がポイントでした。現段階の力は出し切ることが出来ましたが、勝った馬が強かったです。次走については未定です」

・天皇賞(秋) 6着 C.スミヨン騎手「レース前から馬がカッカする所がありましたが、それは聞いていましたし、大丈夫だと思っていました。しかし、ゲートを出てからはずっと力んで走っていました。最後の100mでは力が残っていませんでした。今日の敗因は力みでしょう」
「他の馬は落ち着いているのに自分の馬だけテンションが高かった。レースでも同じで普通に(手綱を)持っている状態なのに、自分だけは必死に我慢させていたから。それでも直線を向いた時は伸びるかもしれないと思ったし、一度はアエロリットをかわしているんだけど、その瞬間に外へ逃げて、そこでガスが切れたようになってしまった」

角居勝彦調教師「東京に来るとどうしてもテンションが上がってしまうみたい。“神戸新聞杯の時とは違う”と担当者も言ってました。あの位置で悪くないと思ったんですが…」

・神戸新聞杯1着 C.ルメール騎手「今日は彼の強さを出してくれました。レースではとりあえず、前の馬が必要でした。向正面でも冷静に走ってくれました。3~4コーナーから大外に来て、徐々に加速して良い脚を使いました。今日は良いスタートでした。ダービーは残念でした。スタート前から今日はリラックスして、ゲートの中でも静かでした。大きなレースはスタートが大事ですからね。良いスタートを切ることができました。次走はまだ分かりませんが、スーパーホースです」

角居勝彦調教師「上手にスタートして、折り合いもつきました。一夏越して、体もしっかりしてきたと感じていました。これで、距離にもめどが立ちました。我慢が効けば、こういう脚を使えます。次走については、オーナーと相談して決めます」

・日本ダービー4着 D.レーン騎手「時間が経つごとに気持ちが上がってしまいました。ゲートでガタガタして一旦は落ち着きましたが、開く時にまたガタガタしてしまいました。早めに仕掛けざるを得なくなったぶん、最後に響きました。今日は雰囲気や緊張感でテンションが上がってしまいました」

・皐月賞1着 C.ルメール騎手「直線で先頭に立つと、スタンドを見て内へもたれてしまいました。でも、凄く良い反応をしてくれました。ずっと良い感じでした。ホープフルSも凄く強い勝ち方でしたし、調教も凄く良かったので、自信を持って乗りました。今日は休み明けで100%のコンディションではなかったですし、ダービーではトップコンディションで臨めると思います」

角居勝彦調教師「嬉しいですね。道中は掛かることなく、良いポジションにつけているなと思って見ていました。(直線の競り合いは)高い能力はあると思っていましたが、あれだけの激しいレースをした事がなかったですし、馬が戸惑っていたのかもしれません。(シーザリオの子供がGIをまた勝って)日本を代表する血脈になってくれたのかなという気持ちです。レースで結果を出してくれるのがお母さん譲りなのかなとも感じます。(ダービー2400mについて)調教のしやすい馬ですし、掛かることもありませんから、距離の壁はないと思っています」

・ホープフルS 1着 M・デムーロ騎手「スタートがすごく良かったのですが、初めてのコーナー4回の2000mで心配もありましたし、直線も狭い所に入りましたが良かったです。来年が楽しみです。頑張ります」

上村洋行技術調教師「入厩当初から大人びていて、期待度が高い馬でした。ここ2戦は将来を見据えての競馬。直線はどこから抜けてくるのかと思いましたが、前が開いてからの反応が良かったです。馬体重プラス12キロは成長分で、初めての長距離輸送も問題なくこなしてくれました。この馬は父がロードカナロアに変わり、コントロールしやすく、いい意味で扱いやすいです。今のところは文句のつけようがありません。あとはこのまま無事にクラシックに向かっていってほしいです」


・萩S1着 M・デムーロ騎手「最初前へ行きたがる感じでしたが、それはペースが遅すぎたため。もともと折り合いのいい馬で、その後は折り合い良く進んで直線はずっと手綱を持ったままで抜かれる感じがしませんでした。かなりのポテンシャルがあります」

スティッフェリオ

・天皇賞(春)2着 スティッフェリオ(北村友一騎手)
「4コーナーでも、抜け出してからも手応えがありましたが、残り100mで息が上がってしまいました。無理せず好位をとれたのが良かったと思います」

・日経賞3着 スティッフェリオ(田辺裕信騎手)
「今日はこの馬のペースを守ってポジションを下げて道中進んだところ、最後まで頑張っていて、良い内容でした」

・アメリカジョッキーC2着 ステイフーリッシュ(C.ルメール騎手)
「逃げ馬の後ろにつけられ良いレースができました。勝負どころでの手応えが良くて一生懸命走ってくれました。勝ち馬はさすがGIホースという感じでした」

・有馬記念13着 スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「自分のペースで行けた。2周目の3、4コーナーで馬場の荒れたところを通り、脚を取られたりしたが、自分の競馬は出来た」

・天皇賞(秋)12着.スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「4コーナーで余裕がなくなった。いいメンバーで甘くはなかった」
・産経賞オールカマー

・宝塚記念7着.スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「馬込みは大丈夫でした。今回は初めて向正面でずっと右手前で走っていました。これから強いメンバーと戦って、経験を積んで力を付けてほしいです」
・大阪杯7着 スティッフェリオ(田辺裕信騎手)「いい位置からリズムよく運べました。ただ、一線級と戦うのは今回が初めてでしたからね。それでも最後までよく頑張ってくれています」

・小倉大賞典1着 スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「休み明けで、3コーナー過ぎの反応は鈍かったのですが、勝ち切ってくれました。行く馬が多い中でこの馬もスタートが良く、いいポジションが取れました。去年の夏からの成長を感じますし、57キロのハンデで勝ち切ってくれました。力をつけています」

・福島記念1着 スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「状態も良かったですし、枠も良かったです。行く馬が何頭かいて展開もベストでした。流れていても脚はたまっていましたし、1頭になるとフワッとするところはありましたが、最後までしっかり走ってくれました」

・オクトーバーS4着 スティッフェリオ(田辺裕信騎手)
「淡々とした流れで、速い脚を使えませんでした。またチャンスはあると思います」

・札幌記念5着 スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「一気にメンバーが強くなって、厳しい流れの中でもよく頑張ってくれました。ずっと右手前だったので、どこかで手前が替わっていれば違ったかもしれません」

・TVh賞1着 スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「枠は外でしたが、すぐに内に入れましたし、うまく運ぶことができました。今、馬が充実しています」

・五稜郭S2着 スティッフェリオ(北村友一騎手)
「自分の競馬ができて、この馬も脚を使っています。今日は相手が強かったです」

・北斗特別1着 スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「強かったです。ゲートの中で待たされましたが、かえって馬が落ち着きました。よく頑張ってくれたと思います」

ダンビュライト

・天皇賞(春)9着 ダンビュライト(松若風馬騎手)
「ゲートを出てくれましたし、自分のリズムで競馬ができました。1週目でキセキが来た時も力まずリラックスして走れましたが、最後はきつくなり脚が上がってしまいました」
(音無秀孝調教師)
「テンションが上がっていましたし、気性的に距離が長いと思います」

・ジャパンC14着 ダンビュライト(松若風馬騎手)
「返し馬からテンションが高かったです。好位から競馬が出来たのですが...」

・京都大賞典2着 ダンビュライト(松若風馬騎手)
「内の馬が行く感じがなかったので、押し出される形でハナに行きました。マイペースで行けましたし、最後までよく頑張って走ってくれました」

・大阪杯9着 ダンビュライト(松若風馬騎手)
「いいスタートを切れましたし、ジリジリとは伸びてくれました。ただ、外枠のぶん、外を回らされる形になりましたからね」

・京都記念1着 ダンビュライト(松若風馬騎手)
「昨年は重賞を勝てなかったので、ここを勝って勢いづけたいなと思っていました。レースの流れは思ったより遅かったですが、馬がリラックスして良いリズムで走っていました。直線はヒヤヒヤしながらでしたが手応え通り良い伸びを見せてくれました。(コンビ3戦3勝は)良いタイミングで乗せてもらっています。いただいたチャンスをしっかり活かしたいと思っていたので嬉しいです」

・アメリカジョッキーC1着 ダンビュライト(M.デムーロ騎手)
「いい状態でした。マイネルミラノは前に行く馬ですが、この馬もVTRを見ると前にいけることはわかっていましたが、フワッとする面があるという印象を持っていました。今日はスタートが良くてちゃんと2番手で我慢できました。道中は良かったです。最後はいい脚を使ってくれました。いい勝ち方で能力が高いです。期待しています。」

・チャレンジC4着 ダンビュライト(北村友一騎手)
「ゲートの中で1回突進して、駐立も良くなくて、そこで口が切れてしまいました。開幕週ですし、もう少し前目で競馬をしたかったのですが、思ったより後ろになってしまいました。脚を使ってくれましたが、時計も速くて前が止まりませんでした」

・産経賞オールカマー3着 ダンビュライト(武豊騎手)
「ゲートの中でうるさくて、取りたい位置が取れませんでした。4コーナーでも少し窮屈になりましたが、ラストは脚を使ってくれました」

・宝塚記念5着 ダンビュライト(武豊騎手)
「3~4コーナーでゴチャついてしまいました。出来れば内ラチ沿いを通りたかったのですが...すごく残念です」

・QE2世C7着 ダンビュライト(小林慎一郎調教助手)
「タイムワープが逃げるのを見ながらの競馬になるのは想定どおりでした。4コーナーまで持ったままで雰囲気良くこられたので期待しましたが、最後は失速してしまいました」
(T.ベリー騎手)
「道中は良い感じでした。残り800メートルでスピードに乗って行けましたが、最後はワンペースになってしまいました」

・大阪杯6着  ダンビュライト(浜中俊騎手)
「よく頑張ってくれています。ヤマカツライデンの後ろで、良い形で運べました。勝ち馬が上がって行ったときに離されてしまいましたが、大きくはバテませんでした」

・アメリカジョッキーC1着 ダンビュライト(M.デムーロ騎手)
「いい状態でした。マイネルミラノは前に行く馬ですが、この馬もVTRを見ると前にいけることはわかっていましたが、フワッとする面があるという印象を持っていました。今日はスタートが良くてちゃんと2番手で我慢できました。道中は良かったです。最後はいい脚を使ってくれました。いい勝ち方で能力が高いです。期待しています。」

・サンタクロースS1着 ダンビュライト(松若騎手)
「スタートも良かったですし、この馬の力を信じて乗りました。強い内容だったと思います」

・菊花賞5着 ダンビュライト(武豊騎手)
「しようと思っていたレースは出来ました。いい感じでレースを出来たと思います。ラストは力尽きた感じでした。1周目に少し力んだ分があるかもしれません」

・神戸新聞杯4着 ダンビュライト(武豊騎手)
「1~2コーナーで力むようなところはありましたが、やりたいレースは出来ました。でも、上位馬相手には完敗でした」

・東京優駿6着 ダンビュライト(武豊騎手)
「流れが遅すぎました。自分は内にいて動けませんし…」

・皐月賞3着 ダンビュライト(武豊騎手)
「いつも通りのレースができて、良さを生かせました。タイムがもう少しかかってほしかったですが、反応はしてくれていました」

・報知杯弥生賞3着  ダンビュライト(C・ルメール騎手)
「ペースが遅かった。彼は瞬発力があまりない。レース前はテンションが上がっていた。2000メートルは大丈夫」

・きさらぎ賞3着  ダンビュライト(ルメール騎手)
「いい感じ、いいペースで流れに乗って長くいい脚を使ってくれました。まだまだ若い馬、もっと良くなります」

トーセンカンビーナ

・天皇賞(春)5着 トーセンカンビーナ(藤岡康太騎手)
「3コーナーの下りから、前の馬にも動きがあり、エンジンのかかりが遅い馬なので、坂の下りを使って出して行こうと思いましたが、そこでもたついて遅れてしまいました。最後もう一度差を詰めてくれているのですが...」

・阪神大賞典2着 トーセンカンビーナ(藤岡康太騎手)
「駐立は我慢してくれましたが、(ゲートを)出るときに体勢が悪くなりました。今日は力んでいるところがあってリズム重視で運びました。直線は狭いスペースを割ってくれていますし、捌き次第では差が詰まったのではないでしょうか」

・松籟S1着 トーセンカンビーナ(藤岡康太騎手)
「前走よりはましでしたが、伸び上がるようなスタートでした。ですから、ゲートに課題が残りました。それでも道中は位置を取りにいっても折り合いがしっかりつきましたし、直線ではいい脚を使ってくれました」
・オリオンS5着 トーセンカンビーナ(藤岡康太騎手)
「ゲートに尽きますね。(ゲート内で)あそこまで我慢してくれたのですが、スタートの瞬間ジャンプして遅れてしまって...。このような(後ろからの)競馬になった中、よく差を詰めています」

・3歳以上----
・3歳以上----

・富良野特別2着 トーセンカンビーナ(藤岡康太騎手)
「久々の分反応が鈍い所がありましたが、最後は良い脚でした。使って良くなりそうです」

・テレビ東京杯青葉賞16着.トーセンカンビーナ(藤岡佑介騎手)
「最後伸びきれなかった。若干距離が長いかもしれない」

・アルメリア賞2着 トーセンカンビーナ(藤岡佑介騎手)
「スタートで悪い部分が出てしまいました。落ち着いて走れれば、終いはいい脚を使ってくれます。集中力の面でまだ幼いところがあるので、外を回さずに馬の間に入れていきました。最後は期待通りの伸びでした」

トーセンスーリヤ

・新潟大賞典1着 トーセンスーリヤ(横山和生騎手)
「オープンに上がって、一発で答えを出してくれました。馬の具合は凄く良かったです。今日は思い描いていた通りのレースができました」
(小野次郎調教師)
「重賞のここでどんな競馬をするのかと思っていましたが、あっさりとクリアしてくれました。馬は一戦ごとに成長して、今も成長中です。折り合いもつくようになり、速い時計の競馬にも対応してくれました。次は北海道のレースと思っていましたが、白紙に戻して考えて決めます」

・美浦S1着 トーセンスーリヤ(横山和生騎手)
「今日のような水を含んだ馬場は、この馬には辛い感じです。それでも坂を上がってから、もうひと伸びしました。地力のある馬です」

・飛鳥S3着 トーセンスーリヤ(大野拓弥騎手)
「思ったよりも位置は下がりましたが、時計のかかる馬場だと、どこからでも脚を使えます」

・初富士S2着 トーセンスーリヤ(横山和生騎手)
「今はとにかく状態がいいです。折り合いもつきましたし、スッと反応してくれました。外差しの馬場で最後は決め手のある馬に負けてしまいました」

・3歳以上2勝クラス1着  トーセンスーリヤ(横山和生騎手)
「上手くいきました。1コーナーで引かずに強気に攻めたことが良かったですね。切れるタイプではないので、今日は速いペースになったことも良かったです。今は本当に具合が良いですし、寒い時期は合いますね」

・名古屋日刊スポーツ杯3着 トーセンスーリヤ(横山和生騎手)
「位置取りが良いと思っていました。左回りも2000mもこなしてくれました。これからさらに幅が広がると思いますし、頑張ってほしいです」

・茨城新聞杯----

・日高特別4着 トーセンスーリヤ(荻野極騎手)
「ゴチャついたときに、思ったより後ろめのポジションになってしまいました。向正面から少しずつ脚を使う競馬をさせてラストもよく伸びていますが、道中のロスが響いた感じです」

・藻岩山特別3着 トーセンスーリヤ(荻野極騎手)
「イメージより少し後ろからになりましたが、追走は楽でしたし、ラストもいい所へ出せて脚を使っています。自分より前にいた馬もそのまま伸びていましたが、この馬の競馬はできました」

ブラストワンピース

・大阪杯7着 ブラストワンピース(川田将雅騎手)
「こういう流れになることが考えられたので、ポジションを取りに行きたかったのですが、周りの方が速くて......。馬は精一杯頑張ってくれました」
(大竹正博調教師)
「出して行ったのですが、他も出て行ったので、相対的に後手後手になりました。一番嫌なパターンになりました。去年と同じ形でした。内にスペースがなくて、どうしようもなかったです。返し馬の雰囲気が良かったですし、状態の問題ではないと思います」

・アメリカジョッキーC1着 ブラストワンピース(川田将雅騎手)
「最後は何とか届いてくれて良かったです。今日は馬の雰囲気も良く、良いリズムで運べました。4コーナーでは故障馬の影響を受けましたが、それでも勝つことができて、能力の違いを見せることができました。残念な結果に終わった凱旋門賞から帰って、これだけの内容と結果を残すことができて良かったです。今年のブラストワンピースは、ここから始まっていきますので、期待して応援してください」
(大竹正博調教師)
「前走は競馬に参加できませんでしたが、それが実力ではない事を証明できたと思います。年明け初戦、結果を残すことができてホッとしています。この後、上半期の目標も未定です」

・凱旋門賞11着 ブラストワンピース(大竹正博調教師)
「見てのとおり残念な結果でした。パドックの周回も少なかったので、テンションも上がらずにいつもより良い状態でレースに向かえました。馬場は悪かったですが、どの馬も同じなので言い訳にはしたくないです。騎手との作戦どおり前目につける競馬ができましたが、フォルスストレートですでに手が動いていたので、直線はもう厳しかったですね。私にとっての初海外挑戦がこの凱旋門賞。自分のキャリアの浅さが足を引っ張ってしまいました。しかし、このデータをこれからどんどん蓄積していけば、いつか良い結果が出ると思います。またチャンスがあればこの舞台で走りたいです」
(川田将雅騎手)
「ニューマーケットでも良い調教ができたので、良い状態で本番を迎えられました。レースも流れには乗れましたが、あまりにも馬場が緩すぎました。こっちはただでさえタフなコースですが、それに加えて今日の馬場は厳しかったです。日本馬3頭とも結果が出せず残念でしたが、この経験を生かしたいし、また挑戦したいです。日本に帰ってもみんな頑張ってくれると思いますので、応援よろしくお願いします」
・札幌記念1着 ブラストワンピース(川田将雅騎手)
「雰囲気は良かったです。最内枠で苦しいレースになりましたが、最後は力でねじ伏せてくれました。結果が出てホッとしています。凱旋門賞を見据えての出走でしたが、この結果を持って、胸を張って日本代表としてレースまでの時間を過ごしてほしいと思います」
(大竹正博調教師)
「ゲートは出たと思ったのですが、進んでいかなくてどうするのかな、と見ていました。逃げた馬がいいペースを作ってくれて、スペースが出来ていたのが良かったです。瞬発力勝負だと分が悪いと思っていましたし、ペースが流れて、勢いをつけて動けたのが良かったです。コース適性も味方してくれたかなと思います」

・目黒記念8着 ブラストワンピース(池添謙一騎手)
「直線で長く脚を使う馬。折り合いもついて良い形でしたが、追い出したらいつもなら伸びるのに、少し反応しただけでした。返し馬のフットワークが少し硬くて、これから良くなりそうな気配でしたからね。あとは(ハンデ)59キロが影響しましたね」

・大阪杯6着.ブラストワンピース(池添謙一騎手)
「返し馬の状態は良いと感じました。ゲートの中で馬は我慢できてスタートも出てくれたんですが、1コーナーに向かう所で内と外から馬が来て押し込まれるようになってしまいました。それでポジションが思ったより後ろになりました。ペースが遅くて緩い馬場で上がり勝負は厳しかったです。3コーナーで内を突いていれば良かったのですが......」
【大竹正博調教師】
「ゲートは中にいても落ち着いていて、出ていました。ペースが遅く流れて欲しかったですね。最後は伸びていましたが......。次は様子を見てから決めたいと思います」
・有馬記念1着 ブラストワンピース(池添謙一騎手)
「最高です。ずっとこの馬はGIが取れると言っていながら、ダービー、菊花賞と勝てなくて、やっとそれを証明することが出来て本当に嬉しいです。レースは真ん中の枠だったので、閉じ込められるのに気をつけながら行きましたが、攻めて行きたいと思っていたので、ゲートを出てから出して行ってあの位置になりました。道中、上手に走ってくれました。逃げた前の馬はしぶとい馬で、後ろにはレイデオロがいるのも分かっていましたが、このタイミングだと思って行きました。坂を上がってレイデオロが詰め寄って来たのが分かりましたが、"頑張ってくれ、頑張ってくれ"と思いながら何とか凌ぎ切ってくれました。気分は最高です。これから成長してくれると思いますし、来年は古馬のチャンピオンとして頑張れると思うので、また応援して下さい」
(大竹正博調教師)
「今までGIを取れる馬は(厩舎に)たくさんいました。ようやく大きなハードルを越えられました。表彰式でスタンドの照明が当たって、見たことがない景色だと思いました。人気になって勝ち切れないレースもたくさんありましたが、ようやくファンに恩返しが出来ました。(+4キロで)パドックで見た時には、体は出来ていて力強さを表現出来ているシルエットだなと思いました。レースはジョッキーに任せていましたが、ポジションを意識的に取りに行っているのが分かったので、折り合いがついてくれればと祈るだけでした。ゴールに入った瞬間は泣くかなと思いましたが、やったという気持ちの方が強かったです。まだここがゴールではありませんし、馬を見て今後のことは考えたいと思います」

・菊花賞4着 ブラストワンピース(池添謙一騎手)
「返し馬でもピリッとした中、落ち着きを見せていました。ゲートも普通に出てくれました。ただ、1周目の下りでゴチャついて少し後ろになってしまいました。正面スタンド前ではスローのなか我慢して、上がり勝負のなか止まっていないのですが、決め脚のある馬に上位に来られた感じです」

・新潟記念1着 ブラストワンピース(池添謙一騎手)
「人気に応えられてホッとしています。外差し傾向の馬場で1番ゲートだったので、どこかで外に出せればと思っていました。ゲートの出が少し悪かったのですが、道中は良い形で走ってくれました。直線、抜け出してからも余裕がありました。外目に持って行って、お客様に見てもらおうと思って、直線は外に出して行きました。ステッキも使っていないし、良い内容だと思います。ダービーより落ち着いてレースができましたし、精神面でも成長しています。馬体ももっと良くなると思います。ダービーでは悔しい思いをしました。菊花賞は勝ちたいと思っているので、応援よろしくお願いします」
(大竹正博調教師)
「本番(菊花賞)まで間をあけたかったので、このレースを使いましたが、次走に向けて申し分のないレースでした。若干、おなかのラインが丸みをおびていて、イメージ通りまだ緩い状態です。強かったですし、今日の内容なら、距離は延びてもいいですね。この後は放牧を挟んで、本番に向かいます」

・東京優駿5着 ブラストワンピース(池添謙一騎手)
「レース前から唯一の不安だったゲートでがたついてしまい立ち遅れました。1~2コーナーでポジションを取りに行き、そこからはペースが遅くても折り合いはつきました。しかし、勝負所で前の下がってきた馬の影響でポジションが悪くなり、行き場を失ってしまいました。最後の1ハロンでいいところに出せてジリジリ伸びましたが、勝負所のロスが大きかったです。直線でいいところに早く出せていれば勝ち負けするぐらいだっただけに申し訳ありません。プラス10キロの影響もあったのかもしれません」

・毎日杯1着 ブラストワンピース(池添謙一騎手)
「この距離でテーマを持って臨んで、良い競馬が出来ました。折り合いもつき、内容としては満点ですね。内ラチにぶつかったのは僕の反省するところですが、それ以外は良かったと思います。レース前から皐月賞には向かわずダービー直行と聞いていたので、緊張感を持ってレースをしました。このまま無事にダービーに向かってもらいたいと思います」

・ゆりかもめ賞1着 ブラストワンピース(池添謙一騎手)
「スタート直後は馬場を気にしていましたが、そこをこらえると向正面では後方の位置でいい形でレースをしてくれました。3コーナーから馬込みに入れてもひるむことなく、直線で追い出すとすごく反応が速く、あっという間に先頭に立ちました。休み明けでこれだけ走るのですから、将来が楽しみになるレースでした」

ペルシアンナイト

・安田記念9着 ペルシアンナイト(田辺裕信騎手)
「イメージより流れに乗れた。馬場は緩かったけど、時計が速く、スピードを求められる競馬だったので…」

・中山記念5着 ペルシアンナイト(池添謙一騎手)
「元々スタートは上手でなくて、今日も良くなくて後方からになりました。このメンバーにしてはペースが遅いと感じたので、3コーナーから動いていきましたが、直線は伸び切れない感じでした。休み明けだった分もあるかもしれません」

・香港マイル5着 ペルシアンナイト(池江泰寿調教師)
「装鞍所からパドックまで落ち着いた中にも闘志を秘めたような雰囲気でした。スタートで二の脚がつかないのはいつものことなのですが、ポジション取りが悪くなってしまいました。コース取りも思うようにいかず残念でした。期待を裏切る結果になって申し訳ないですが、勝馬が日本の馬で良かったです」
(O.マーフィー騎手)
「馬の状態はとても良く、勝てる自信はあったのですが。馬はとても頑張ってくれました」

・マイルチャンピオンS3着 ペルシアンナイト(O.マーフィー騎手)
「ゲートを出てリズムよく走れました。3~4コーナーでは狭いところがありましたが大丈夫でした。この馬本来のいい脚を使ってくれました。勝ち馬の後ろにつけていましたが、差し切れませんでした。それでも一生懸命走ってくれました」

・毎日王冠4着 ペルシアンナイト(A.シュタルケ騎手)
「勝った馬が強かったです。よく走っていて、内容も良かったです。彼の力は出し切れたかと思います」

・札幌記念5着 ペルシアンナイト(M.デムーロ騎手)
「よく頑張りました。ノドの心配をしていましたが、レースでは大丈夫でした。手応えは抜群でしたが、外へ出すとフワッとしていました」

・安田記念10着 ペルシアンナイト【池江泰寿調教師】
「中団で運ぶイメージだったが、スタートでああいう(寄られる)形になって…。出来が良かっただけに残念」

・大阪杯11着.ペルシアンナイト(M.デムーロ騎手)
「緩い馬場に脚を取られて、つまずいていました」

・金鯱賞4着.ペルシアンナイト(M.デムーロ騎手)
「よく頑張ったが、展開も馬場も良くなかった」

・香港マイル5着 ペルシアンナイト(池江泰寿調教師)
「パドックの雰囲気は良かったけれど、馬場入りの時はもう少し気合がのって欲しかったです。ペースが遅かったので勝った馬にこのままやられるなと腹をくくって見ていました。本来ならばトップギアが入るのに、今回は入りませんでした。ペルシアンナイトらしい走りを見せられるように頑張っていきたいです」
(M.デムーロ騎手)
「馬の状態はすごく良い感じでした。ゲートのタイミングは良かったけれど、進んで行きませんでした。3~4コーナーで上がっていったけれど馬場が速すぎて前が止まりませんでした」

・マイルチャンピオンS2着 ペルシアンナイト(M.デムーロ騎手)
「直線で気を使うようなところがありました。馬群がバラけていたら結果が違っていたかもしれません」

・富士S5着 ペルシアンナイト(M.デムーロ騎手)
「今日は馬がかわいそうでした。斤量59kgに加えて直線でも不利がありました。馬はよく頑張ってくれました」

・安田記念6着 ペルシアンナイト(川田騎手)
「直線で道を作ることが出来ず申し訳ない競馬になりました。すみませんでした」

・大阪杯2着 ペルシアンナイト(福永祐一騎手)
「よく頑張ってくれました。内で我慢して、狭い所から良い形で抜け出すことが出来ました。イメージした形でレースをして、2000mも問題はありませんでした。最後まで差をつめてくれましたが、1頭強い馬がいました」

・中山記念5着 ペルシアンナイト(M・デムーロ騎手)
「全然いいところがありませんでした。スタートで遅れてしまい、その後もうまく運べませんでした。体重は減っていましたが、デキは良かったですし、瞬発力もある馬なのに、今日は残念でした」

・マイルチャンピオンS1着 ペルシアンナイト(M.デムーロ騎手)
「ゴールの瞬間は勝ったのかどうか分かりませんでした。勝てて良かったです。いつも頑張って走りますが、馬の間に入るのを気にするところがあります。今日もよく頑張って走ってくれました。大外枠でしたがスタートも良く、道中はリラックスして走れました」

・富士S5着 ペルシアンナイト(M・デムーロ騎手)
「この馬場は合わなかったです。次は良馬場なら変わってくると思います」

・東京優駿7着 ペルシアンナイト(戸崎騎手)
「1コーナーの入りは良かったと思いますが、緩い流れになって楽に走らせられませんでした」

・皐月賞2着 ペルシアンナイト(M.デムーロ騎手)
「1コーナーと3~4コーナーでスムーズにできませんでした。勝ち馬は強かったです。折り合いは問題ないと思います」

・アーリントンC1着.ペルシアンナイト(M・デムーロ騎手)
「前回乗ったときは道悪で力を出せませんでしたが、今日は直線でいい脚を使いました。素晴らしい馬です。距離は2000mまでは問題ないでしょう」

・日刊スポシンザン記念3着.ペルシアンナイト(M.デムーロ騎手)
「ある程度いいレースは出来ていました。ただ、直線でスペースがありませんでした」

メイショウテンゲン

・天皇賞(春)8着 メイショウテンゲン(幸英明騎手)
「3、4コーナーで上がっていき、ミッキースワローについて行こうと思ったのですが、坂の下りでコーナーを回り切れず、おかれてしまいました。初めて乗りましたからわかりませんが、もう少しやれると思います」

・阪神大賞典3着 メイショウテンゲン(松山弘平騎手)
「リズムよく流れに乗れました。ジリっぽくなりやすいので、馬場が渋った方がいいと思います」

・ダイヤモンドS2着 メイショウテンゲン(池添謙一騎手)
「自分のリズムで流れに乗って、リズムよく走りました。直線も良く動いて、脚を使ってくれたのですが、勝ち馬が寄ってきてぶつかられるようなところがあったのが残念です」

・ステイヤーズS4着.メイショウテンゲン(池添謙一騎手)
「落ち着いていていい雰囲気でした。もともとスタートが速くないので、あの位置取りに。体がしっかりしてない分、外に出したとき大ざっぱに回っちゃう。ステッキを使うとふらふらしているところもあった。しまいはいい脚を使ってくれたし、クラシックはいい成績を残せなかったけど、このレースはめどが立つ内容だった。これから成長する馬なので楽しみです」

・菊花賞12着.メイショウテンゲン(池添謙一騎手)
「ちょっと位置を取りにいって、好位はとれましたが、あまり余裕のある追走ではなかったですし、3角の下りでしんどくなってしまいました」

・朝日セントライト記念11着 メイショウテンゲン(池添謙一騎手)
「ゲート練習をしたのですが、今日も出てくれませんでした。春の時よりゲートを出なくなっているかもしれません。最初のロスが大きすぎました。もう少しスタートを出るようになってくれれば良いのですが...」

・東京優駿10着 メイショウテンゲン(武豊騎手)
「自分の競馬をして、よく伸びてくれました。秋にはもっと良くなると思います」

・皐月賞15着 メイショウテンゲン(三浦皇成騎手)
「ゲートは上手く出ましたがダッシュがつかず後方からになりました。最後地力だけで追い込んできていますが...」

・報知杯弥生賞1着 メイショウテンゲン(池添謙一騎手)
「今日は雨が味方してくれました。終始馬場を気にせず走っていました。母も重い馬場を得意にしていました。きさらぎ賞では切れ負けした感じでしたから、今日は早めの競馬をしました。それもうまくいきました。皐月賞の権利も取れて、賞金も加算できましたから、この後順調にいってほしいと思います」

・きさらぎ賞5着.メイショウテンゲン(池添謙一騎手)
「中団で折り合えましたし、直線に向いたときも手応えはありましたが、直線は思ったほどの脚が使えませんでした。このメンバーに入ると現状は決め手が足りないですね」

モズベッロ

・天皇賞(春)7着 モズベッロ(池添謙一騎手)
「何とか我慢させてレースを進めて、我慢して走ってくれたのですが、かかってしまいました。体は成長して力をつけていると思いますが、距離が長かったかもしれません。距離適性が出た感じです」

・日経賞2着 モズベッロ(池添謙一騎手)
「2か月ぶりのレースでしたが、体はしまって良くなっていました。もたれるところがある馬で、道中は我慢していたのですが、勝負所でもたれてしまいました。直線でまっすぐ走れていれば、差し切る勢いでしたから残念です。ただ今回は56kgですから、幼い面が解消されてくれば、さらにやれると思います」

・日経新春杯1着 モズベッロ(池添謙一騎手)
「強かったです。全く初めての騎乗で、映像を見てどんな馬か把握しながらというところで、長くいい脚を使う馬だというイメージだったので、流れに乗ってレースができればと思っていました。スタートしてからは促しながらポジションを取って進めていきました。勝負どころでうまく外に出すことができ、直線に向いて追い出すといい脚を使ってくれました。直線で少し内にもたれながら走っていて、体がまだ成長途上ということでハミに頼りながら走る面があるのだと思います。その分これからもっともっと強くなると思います」

・グレイトフルS----

・高雄特別1着 モズベッロ(松山弘平騎手)
「人気馬を見ながらいい形で脚を溜められました。折り合いはしっかりしていて、手応えも良かったです。抜け出してもたれるところはありましたが、余裕がありました。着差以上に強い競馬だったと思います」

・朝日セントライト記念17着.モズベッロ(M.デムーロ騎手)
「馬にやる気がなかった。馬場は合いそうだったが、耳を絞って走るのを嫌がっていた」

ラッキーライラック

・大阪杯1着 M.デムーロ騎手「前走は香港のレース以来で、反応があまり良くありませんでした。今日は仕上がっていましたし、3コーナーから4コーナーでハミを取って、抜群の手応えでした。最後は余裕があって、ゴール手前でガッツポーズをしてしまいましたが、強い勝ち方でした。牝馬でも男っぽく性格の強い馬です。能力がありますね」

松永幹夫調教師「このメンバーで勝てたことが嬉しいですね。スタートが決まって、自然に良い位置がとれたことが大きかったです。ダノンキングリーが逃げたことで、目標にすることができました。道中は手応え良く走って、直線は前が開いたら伸びるだろうと思っていました。昨年の秋から強くなって、ここまで来たかという感じです。以前なら馬込みをこじ開けることはできませんでしたからね。まだレースが終わったばかりですから、次はわかりません。オーナーサイドと相談してこれぐらいの距離を走らせたいですね。今回は思った通りの調教ができて、中間も順調にいきました。これからもっと強い馬と競馬をすると思うので、頑張ってもらいたいですね」

・中山記念2着 M.デムーロ騎手「残念でした。忙しい感じでしたし、3コーナーから4コーナーの反応が、よくありませんでした。直線に向いて手前を替えて伸びていましたが、勝った馬が楽勝でした。それでもスタートして良いところにつけられましたし、折り合いも良かったです」

・香港ヴァーズ2着 C.スミヨン騎手「馬は良い競馬をしてくれましたが、今日は自分のより強い馬がいました」
松永幹夫調教師「最後は良い脚を使いましたが、前が残る形になりました。今日は勝ち馬が強かったですね。馬は初遠征ですが頑張ってくれました。次につながる良い競馬ができたのでまた頑張ります」

・エリザベス女王杯1着 C.スミヨン騎手「GIを勝てて嬉しいですが、オルフェーヴルの子供という事で、この馬には縁を感じていました。あの時の無念を晴らせた思いもあり、良かったです。本当はもう少し前で競馬をと考えていたのですが、すぐ前に、人気の1頭、クロノジェネシスがいましたから、慌てずに乗りました。4コーナーから直線、外に行こうと思っていたのですが、運良く内が開いたので、内を回って追うと、しっかり伸びてくれました」

松永幹夫調教師「ここまで長かったですし、やっと勝てて嬉しいですし、本当に良かったです。ここに向けてやることはやりました。レース前、騎手には何も言いませんでした。流れが遅いので、大丈夫かと思いましたが、脚は溜まっていましたし、内が開いて脚を使ってくれました。マイルで勝っていましたが、決してマイラーではなく、この距離でもやれることは分かって、幅が広がりましたし、力を示せて良かったです。この後は、馬の状態を見て、オーナーサイドと話をして決めたいと思います」

・府中牝馬S3着 松永幹夫調教師「良いところで競馬ができましたし、競馬自体は良かったと思います。馬体増は成長分ですし、今日は1.2着馬が強かったですが、本番では巻き返したいですね」

 ・ヴィクトリアマイル4着 石橋脩騎手「雰囲気は悪くないです。スタートはしっかり切ってくれました。今日は出していってからペースを見て決めようと思っていて、3コーナー前から速いなと思いました。折り合いはつきました。もう1列後ろでもいいのかなと思いましたが、前は交わせそうでした。自分のレースはできたと思います」

・阪神牝馬S8着 石橋脩騎手「スタートでフワッと出て、そこで焦ってもと思っていたのですが......。うまく誘導できず、かわいそうなレースになってしまいました。うまくポジションを取れて競馬ができていれば良かったのですが......」

・中山記念2着 石橋脩騎手「しっかり走りきれるよう、馬の気分優先で乗りました。斤量が53キロということもあって馬に任せて行かせたところ、気分良く走ってくれました。あと少しだったのですが、坂を上ったところでとらえられてしまいました。負けはしましたがこの先が楽しみです」

松永幹夫調教師「秋華賞で惨敗して、ずるずるいってしまったら嫌だなと思っていましたし、しっかり立て直しました。今日は勝ち馬が強かったですが、最後まで頑張ってくれました。次は様子を見て考えます」

・秋華賞9着 北村友一騎手「3コーナーでは動けるポジションを取れました。スピードに乗せたかったのですが、反応できませんでした。自分も急かしてしまって、左手前に変わってしまい、集中している感じではありませんでした。申し訳ありませんでしたが、今後の自分にも生かしていきたいです」

・優駿牝馬3着 石橋脩騎手「スタートはいつも通りに出てくれたので、道中は折り合いだけ専念してうまく運べました。4コーナーで後ろを見た時にすぐ後ろに(勝ち馬アーモンドアイの)シャドーロールが見えたので、もうそこにいるのかという感じでした。直線では馬場のいいところに持っていってよく頑張りましたが、勝ち馬には敵いませんでした」

・桜花賞2着 石橋脩騎手「よく頑張ってくれています。内枠でしたが、包まれないイメージ通りのレースが出来ました。直線も追い出しを我慢して脚を使ったのですが、勝ち馬に一瞬にして来られてしまいました。この馬も力を出し切ってくれていると思います」

・チューリップ賞1着 石橋脩騎手「レースはゲートを出てから決めようと思っていました。新馬は別として、ここ2回は前を目標にして最後にかわすという形でしたが、今日はこういう展開になったので、自分から先に前に躍り出てどんな感じになるか確認しておきたかったのですが、問題ありませんでした。しっかり走れて、成長も感じていました。上手に仕上げてくれた関係者の皆さんのおかげです」

・阪神JF1着 石橋脩騎手「前回は力んでいたので、今日は返し馬から気をつけてのぞみました。今日は落ち着いていました。頭のいい馬です。道中はうまく運べました。この馬の力は分かっていたので信じて乗りました。身体能力が高い馬で、運もあります。このまま無事にいってもらいたいです。久々のGIですが、この馬で勝ちたいと思っていました」

松永幹夫調教師「力を出し切ってくれればいいレースはしてくれるだろうと思っていました。アルテミスステークスの時より冷静にレースを見ることができました。今日のレースぶりを見て改めて力があると感じました。このあとは桜花賞を目指すことになりますが、距離が延びてさらにいい馬だと思いますから将来が楽しみです」

・アルテミス1着 石橋脩騎手「前走も好位からの競馬でしたが、周りに左右されないような位置で、折り合ってレースをしたかったです。途中、下がぬかるんでいて力んで走っていましたが、直線の反応は良かったので、先頭のサヤカチャンはとらえられると思っていました。新馬戦の時からすごい馬だと思っていたので、このまま順調にいってくれればと思います」

松永幹夫調教師「新馬戦と同じように強い勝ち方だったと思います。敏感な馬なので、今後はうまく調整していきたいです。一度リフレッシュさせて、今後のレースはその後に決めることになります」

レッドジェニアル

・鳴尾記念3着 レッドジェニアル(酒井学騎手)
「ゲートは"やってしまった"という感じでしたが、今日の傾向から外々を回ってもという感じでしたし、スタートの時点で腹をくくって行きました。いつものようにエキサイトしすぎず、抜くところは抜いて、脚も溜まっていました。リラックスできている感じを受けました。最後は際どく来ていますし、あとはゲートが良くなってくれば良いですね」

・大阪杯8着.レッドジェニアル(酒井学騎手)
「相変わらずゲートの中でトモ(後肢)を落としたりしたけど、タイミング良く開いてくれました。最後の脚を信じたいというのもあって、馬ごみの中で我慢して進めました。いい経験になったと思います」

・日経新春杯7着 レッドジェニアル(武豊騎手)
「ゲートがもうひとつでした。もう少し前でレースをしたかったですね。行きっぷりも思ったほど良くなかったです。緩い馬場を気にするようなところがあったのかもしれません」

・菊花賞6着 レッドジェニアル(酒井学騎手)
「ゲートでチャカチャカしていましたが、それでもちゃんと出ていいポジションが取れました。前にヴェロックス、横に豊さん(ワールドプレミア)を見る形でしたから。勝負どころで狭いところを通るとき怯まず伸びてくれているので精神的な成長がうかがえます」

・神戸新聞杯4着 レッドジェニアル(酒井学騎手)
「ペースも遅く、あの位置になりました。道中、他の馬を見て、反応しかかりましたが、よく辛抱してくれました。上位馬とは決め手の差が出ましたが、ラストも頑張ってくれています」

・東京優駿8着.レッドジェニアル(酒井学騎手)
「テンションの部分が課題だったが、思った以上にこらえてくれた。ゲートの中は落ち着いていたが、タイミング悪く切られてしまった。ああなったら、腹をくくっていった。道中はポジションをキープしたい時に、スッと反応してくれて、抜くところは抜けた。直線を向いてからも、内にもたれたが、そのなかで伸びてくれた。先が楽しみな馬です」

・京都新聞杯1着 レッドジェニアル(酒井学騎手)
「しばらく重賞を勝っていなかったので本当に嬉しいです。前走時は馬のテンションが高くて、外めの枠で前に壁を作れなかったので、今回は前に壁を作って馬がどこかでしっかりリラックスできるポジションで運びたいと思っていました。その通り、今日は前でしっかりと壁を作ることができました。少し他の馬を気にするところがありましたが、それでポジションを下げるほどのことではありませんでした。直線に向く時も手応えを感じさせてくれました。しっかりとスペースから脚を使ってくれました。手応え通り、しっかり反応してくれました。少し苦しくて内にモタれるような感じもありましたが、そこで失速することもなくゴールまでしっかり走ってくれました。この後は馬の状態によると思いますが、ダービーに向かうと思います。今日のようなしっかりとした競馬をすればこれだけ走れるということをこれで証明できました。ダービーという大舞台でも頑張ってくれると思います」

ワグネリアン

・大阪杯1着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「非常に良い状態で、いつも以上に落ち着いていました。スタートも出ていますが、ラッキーライラックが速くて、取りたい位置が取れず、もう一列前が欲しかったです。持ち味を発揮できず残念です。申し訳ないです」

・ジャパン3着 ワグネリアン(川田将雅騎手)
「ゲートを上手に出てくれて、道中も折り合って、いいリズムで走ることが出来ました。直線もしっかり脚を使って、いい内容で走ってくれたと思います」

・天皇賞(秋)5着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「もう一列前でレースをしたかったのが本音です。2コーナーで隊列が決まった時に外枠なので少し後ろの位置になりました。そこからは落ち着いて走れました。最後は良い脚で追い詰めました。もう少しでした」

・札幌記念4着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「両前脚を落鉄していました。思い通りのレースが出来ました。手応えも雰囲気も良かったのですが、伸び切れなかったのはそのあたりですね」

・大阪杯3着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「ペースは緩く出して行って道中我慢もしてくれて脚がたまり、最後はジリジリと伸びてくれました。久々でも精神状態は良く、よく仕上がっていたと思います。タフな馬場でしたが、よく頑張っていたと思います」・神戸新聞杯・
東京優駿1着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「ゴール前、最後はもう気合いだけでした。勝ったのは分かりましたが、ゴールの瞬間もそのあと帰ってくる時も、自分がフワフワした感じになるのは初めての経験でした。これまでなかなかダービーを勝つことができませんでしたが、今日はスタッフの仕上げに馬がよく応えてくれました。これまで多くの人に勇気づけられました。ダービー制覇は父の悲願でした。良い報告ができそうです」
(友道康夫調教師)
「去年中京でデビューした時から「ダービーへ」と言っていました。皐月賞の時はテンションが上がるのを気にして調教は軽くしていましたが、ダービーはここを目標にしっかりやってきました。馬も応えてくれて、落ち着きもありましたし、馬体重もマイナス2キロでおさまりました。マカヒキの時とはまた違う、言葉にできない喜びです。福永騎手とは20年以上の付き合いで、ダービージョッキーへの想いも知っていたので、ダービージョッキーにしてあげたいという気持ちがずっとありました。今後は放牧に出して、夏、休ませます。その後は相談してこれから決めます」

・皐月賞7着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「前回より落ち着いていて、雰囲気も良かったです。スタートもしっかり出てくれて、打ち合わせた通りのポジションを取れました。しかし、4コーナーで仕掛けたときに加速しきれず、そのままゴールをむかえるまで加速しきらないままでした。理由は明らかではありませんが、もしかすると軟らかい馬場が影響したのかもしれません。直線でも勝ち馬とそこまで離されていなかったのですが、届かず残念でした」

・報知杯弥生賞2着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「レースに関しては言うことは何もありません。スタートも出ましたし、3戦の中で一番リラックスして走っていました。最後、負けてしまったのは、休み明けと気負っていたのと相手も強かったことがあったと思います。次に向けて良い経験になりました」

・東京スポーツ杯2歳S1着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「思ったよりもペースが流れていましたが、捕まえられる感触がありました。直線は後ろから1頭来るかと思い、ターフビジョンを確認していました。2歳としては最有力ではないかと思います。課題としては普段からカッカしていることと、だんだんレースで行き脚がつくようになっているということが距離を延ばした時にどうなるかということだと思います」
(友道康夫調教師)
「前残りになることが怖かったので、流れてくれて良かったです。初めての輸送もこなしてくれて、馬体も増えていたので、課題はクリアできたと思います。今日もテンションは高かったですが、前回より少し落ちついていたので、良くなってきています。次走は予定通り弥生賞を使うつもりです」
・野路菊S1着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「緩い馬場でどういう競馬をしてくれるかなと思っていました。しかし、気にすることなくスイスイと走れていました。競馬はイメージ通りで、相手は2着馬だろうと思っていました。エンジンが掛かるまでにすぐ反応しないところがあるので、残されるかなとも思いましたが、追ってからはしっかりとしていました。走りっぷりも初戦に比べてさらに良くなっていました。今後も楽しみです」
(友道康夫調教師)
「新馬のときもそうでしたが、一歩目は出が悪く、反応してからは脚が全然違いました。数字的にはあまり変わりませんが、体に幅が出てたくましくなりました。賞金を加算できたことが一番大きいです。今後は馬主と相談しますが、東京スポーツ杯2歳SかホープフルS、または両方使うか考えていきたいです」


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