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日曜日を過ごすということ

日曜日はあまり好きではなくなった。研修医になった時から。どう過ごしていいかわからない。かといって、病院に行く、医学の勉強をするという気もなかなか起きない。

じゃあ何をする?

趣味という趣味もないから、ただ無為に時間を過ごす事が多く、家に引きこもりがちになってしまう。そして時間だけが過ぎていき、夕方ぐらいから月曜日のことを考えて憂鬱になってくる...

そんな日曜日を繰り返してきた。

中学生や高校生の時は勉強をしていたし、それがそんなに苦ではなかった。月曜日に学校へ行くのも苦にはならなかったから、最近の日曜の過ごし方は本当に頭を悩ませる。

ホリエモンが言っていたけれど、目の前のことに集中して「今」にのめり込むということが何よりも大事だそうだ。似たようなことが『暇と退屈の倫理学』でも述べられていたと思う。両者の述べたい内容はおそらく違うんだろうけれど、僕にはおんなじ話に聞こえた。要するに自分が打ち込めることに精力を傾けよ、ということなんだろうと思う。

大学を卒業し、今27歳になって、社会の中に居て、多分40歳くらい、もしくはそれ以上にならないと自分が精力を傾けて打ち込めること、自分がやりたいことなんて見つからないんじゃないかと思う。「どうやらこれなのかな」というものを見つけるまで、色々あっち行ったりこっちに行ったり、なんの進歩もない時間がこれからあるのかなと思う。

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