秋田を離れ秋田を想う

岩手に移住して約1ヵ月

秋田の好きな場所・もの・コト書き溜めてきました。ネタはたくさんあって(メモに68ネタ挙げていたようです)、岩手に引っ越してからでも書けるだろうと思っていたのですが、秋田から離れてしまった今、思い出して書くのはなんだか違うような気がして時間ばかり経ってしまいました。だから一旦区切りをつけたいなと思います。

岩手は便利、だけど…

岩手県奥州市での生活、町の中心部に近いところに部屋を借りたので便利です。わたしは自動車の運転免許がないので、スーパー、病院、居場所になるカフェや喫茶店が徒歩圏内にあるのは本当にありがたいし、やりたいことを我慢せず、やりたい時すぐにできるようになったなと感じます。秋田に住んでいる時は前もった準備や工夫が必要でした。でも、だからと言って岩手の方が最高！とはならないんですよね。

人生最大のピンチ

わたしはが秋田で暮らすようになった時、実はそれまでの人生で最大のピンチでした。心も身体もすごく調子が悪く、仙台から逃げ出すように現夫にくっつき秋田に来たのです。毎日家にいて、でもそれではもっと塞ぎ込んでしまう(し、現夫に悪いと思った)からと近くの県立高校に勤めました。そこの同僚がとっても温かかった。皆さん生まれも育ちも秋田で、わたしが宮城出身だと分かると、謙遜しつつも秋田自慢が始まるのが好きでした。言葉も馴染みはないですがホッとする響きだったし、「夜は暗いし寒いからおいしいお酒飲んでおいしいもの食べて気持ちよく寝よう」という、争わず日々を楽しむ雰囲気に救われました(個人の見解です)。休みの日は海辺を歩き、山に登りました。なにが言いたいかというと、秋田の風土や人に救われたのです。

救われた土地にできること

救われた土地ということで、わたしにとっては特別な場所なのですが、元気をもらうだけもらってなにも返さず離れてしまうことに葛藤がありました。友人に相談すると、好きな場所等をSNSにあげれば良いのではとアドバイスをもらい、拙いながら書き溜めてみました。好きな気持ちが伝わればいいのですが…！

現在はのんびり過ごしていますが、ぽつぽつと岩手の好きな場所・こと・モノも出来てきました。そのうちご紹介できたらなと思います。とはいえ、秋田も恋しい…ずっと秋田好きです。