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こんなのアリですか?

隣のうちに押し入って「大昔ここは俺の土地だった」と無茶を言い、家族を殺し女を犯し、物を盗って子供をさらい、家に火を放ち破壊し尽くすならず者。
こんな無法者は世界中どこの国でも重罪で裁かれるはずです。
人が人を殺し、破壊の限りを尽くし都市ごと廃墟にしてしまう、野蛮極まるこんな行為はいつでもどこでも許されるはずがありません。

(世界の敵の無法者)


しかし相手が国と国ならば、作られた大義であっても人同士の殺し合いが戦争の名のもとに行われ許されてしまうのでしょうか。

ロシアがウクライナに侵攻した。張本人のプーチン一人を誰も止められない。現代の世の中で、誰もがこんなに非人間的な野蛮行為が起きると思っていなかった。
どの国にも憲法があり法律があり、そこに住む国民はそれを遵守するのが当たり前の世の中です。
それならば世界中の人間の住み家であるこの地球にも、そこに属するどの国でも守らなければならない基本的な地球憲法というものがあるべきです。


現在の国連では力及ばずこの事態を止められず、一人の狼藉者を取り押さえられない。
穏やかに暮らしている草食動物を肉食動物が容赦なく襲う弱肉強食の世界が人類においてあっていいはずがありません。

一人のあらぬ大義を持った人物により、人と人の無残な殺し合いが昼も夜も行われ、毎日山のように命が失われています。そしてその何倍もの悲しむ家族の人々を生んでいます。
この戦争により、世界の80億すべての人に大小の不幸をもたらしている現状があります。


人類が住んでいる奇跡の惑星の地球、いまそんな戦いをやっている場合ではないこの地球の危機が目の前に迫っています。
連日の異常な猛暑、大規模な山火事・洪水・干ばつ。地球温暖化による異常気象で人類があと何十年かで住めなくなるかもしれない地球。

何かを得るには何かを失う。この基本的な原則は今の地球環境にも当てはまるのではないでしょうか。
便利さと豊かさを享受しつつ、地球温暖化も解決してゆく。もうそのタイミングは過ぎてしまったのかも知れません。
その何かを犠牲にしてでも気候の安定化に取り組む本気の覚悟が、いま世界規模で必要です。
だから地球の一角で狂気の戦争などやっている時ではないはずです。
その無駄なエネルギーと費用と人命。いま別の事に使うべきです。

(地球の沸騰化、消えない大規模火災、壊滅的な大洪水、草一本生えない大干ばつ)


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