難しい

最近、新しいことに色々と挑戦しています。すると、大体のことが難しく感じます。例えば微分方程式は、理解できるけれどまだまだ基礎の基礎しか習っていないのに既にやり方がよく分からなくなったりします。これはまだ先生がいるのでマシで、経済学の入門書をざっと読んでみた時、理解できるようなできないようなことばかりでした。理系の学生はこんなに難しい事をやるのか、経済学部の学生はこんなに難しい事をやるのか、と思うと、すごいなぁと思います。

でも一定の学生が当たり前のようにやっている事なら、多分そんなに難しい事ではないのだろうと思います。じゃあどうして難しいと感じるのかというと、慣れていないからではないかと思います。つまりどういう時にどう考えるのかとか、こうすればいいとか、そういうことが自然に出てくる状態になっていないからです。大学の専門は普通四年間その常識の中で過ごすことになります。意識していなくても当たり前の知識というのは身についていくものだと思います。

ということは、今難しく感じることというのは自分がまだ慣れていないこと、もっと言えばまだ自分のものになっていない考えということです。これは価値があります。考え(方)というのは多く知っているに越したことはないと思っています。ある考え方では上手くいかなくても、他の考え方を使えば上手くいくことがよくあるからです。

難しいことは難しくて嫌になりそうになります。でも難しいことはその分価値があります。というわけで、「難しいからって折れるなよ」という自分への激励でした。

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