母が医療保護入院に至るまで~その1

はじめは5カ月前の5月GWに、母が佐賀~静岡の新興宗教のバス旅行から帰ってから様子がおかしく、夕方に出先でのネイル前に母がたいそう不機嫌に電話してくるもネイル仕事を理由に即電話を切り、夜に帰宅すると寝ていた筈の母が起きてきて、いきなり金属と樹脂の硬いボトムハンガーで襲って来て、何事かと取り押さえると、私が母の留守中に通帳を盗ったと騒ぐ。
もちろん全くの濡れ衣。

友人知人に相談し、弟も同行して地元の脳神経外科でMRIを撮ると歳相応の脳で認知症特有の脳萎縮は無く『せん妄』との診断。

Wikipediaによると
せん妄(譫妄)は急性の脳機能障害で、意識狭窄・変容の一型である。 高齢者ではしばしばみられ、器質性脳疾患、身体疾患、薬物などが原因となる。 短期間のうちに現れる軽度から中等度の意識障害に、特徴的な幻覚、錯覚、不安、精神運動興奮、失見当識などを伴う。 発症は急激で日内変動が目立ち、夜間に悪化することが多い(夜間せん妄)

旅行による環境変化とバス移動による疲れでの一時的な妄想状態との事。
眠剤が処方され数日で治まった。

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