2021年の振り返りと雑感と

いや~長かった。

歳を取るとルーティン作業が多くなり、年々1年が短く感じるのがフツーだと思う。子供の頃の夏休みってチョー長く感じませんでした?。「40日も休みがあるんだ、宿題なんていつでもできる、あとあと」で、毎日いろんなことに遊び惚け永遠にこの休みが続くんじゃないかという錯覚からの、泣きながら宿題やる最後の1日。今日はどんな遊びをやるか?遊びの事になると毎日頭を使っていたので夏休みが楽しくて仕方がなかった。

まあ大人の場合は、新しいことをいろいろ考えて試行錯誤しながら進めても毎週毎週ルーティンワークはあるので、あっという間に過ぎていくんだけど、1年を振り返ってみると1月や2月の頃が随分前の記憶に感じる。

ダート屋さんが加わってパドック情報がデキだけでなく、前走からの体幹変化で大きな成果が得られることに気がついたのが2月。さらに10月に平間君がPaddock Labの一員として加わって3場のパドック情報を安定して供給することができるようになった。正直hiroさんと2人でやってた1年前って、一体どうやって3場のPaddockシートを一人で作ってたんだろ?というのがもう思い出せない。いや、たぶん脳が思い出したくない記憶としてシャットアウトしてるんだと思う。2人が加わってくれたことでPaddock Labは大きく進めた。感謝しかありません。

Paddockシートの改良も進んだ。

いつからか?忘れてしまったが「出」の出脚速いの蓄積を進めた結果、この印だけで人気のない穴馬を捉えられるということをユーザーさんたちが見つけてくれました。

「出」は前半3Fの数字ではなく、最初の100mを馬なりで先行できるようなスピードを見せた馬についての記録。

これがどうして使えるデータなのか?というと、スピードは天性のものなので強化は難しいもの。けど持久力は鍛えて上げていけるもの。さらに出脚の速いスピードのある馬が脚質転換で脚を溜める競馬を覚えてくればスピードの差し馬の出来上がりになる。そうなる素質のある馬を「出」でデータとして残しておけば、どこかで役に立つということ。これは来年もっと突き詰めて調べて見る必要があるデータだと思う。


現在進行形なのが各馬の脚質の「型」。競走馬は揉まれ弱い気性の馬も多いし、逃げてこその馬もいる。あるいは末期馬場を追い込むことを得意とする馬もいる。調べて見ると大抵はその馬の勝ちパターンというのが決まっていて、それを12種類の「型」として簡略化する。ユーザーさんが一目でその馬の「型」を理解することができれば予想をするスピードは上がるはずだ、ということを考えて進めているものです。全馬揃うにはもう少し時間が掛かるのでしばらくお待ちください。


体幹も来年少し替える予定。

現在1~6で表示されている体幹だけど、現在の5以上を6以上に繰り上げて、現在の5に「体幹は甘いが脚力を感じる馬」という形にします。今までは3で表示されていたけれど、「体幹は甘いが脚力を感じない馬」との差が歴然なので、これを前日、当日でわかるようにしたい。どこの段階で変更するか?は来年アナウンスを入れます。


Discordの掲示板もいろいろ充実させていきたい。


有馬記念後にPaddock Labラジオを初めてやって、面白かったと言ってくださった方も多かったので、来年は定期的にやろうと思います。競馬をやってる時間はなかなか考えたり聞いたりする時間も無いので、こういう13Rは貴重な時間だと思います。やっぱね、人が一人で考えてると頭が整理できなかったり、壁を突破できなかったり、新しいアディアが生まれて来なかったりするんですよ。しょーもない話も含めて、こういうコミュニケーションをすることで人類って進化してきたように思います。まあ酒飲みながらの話を大げさに書き過ぎだけれども(笑)。

Paddock Labは4人いるんで、持ち回りでやってもいいし、その辺は内輪でもいろいろ話し合ってみます。


PL当日の「コラムの部屋」ではユーザーさんたちの前日コラムが始まっていて、この流れも加速させたい。

Paddock Labが出してる情報はあくまで材料。その材料を見て自分はこう考える、こういうレースをこういう形で勝負してみたい、そこから他の人も予想や馬券の考え方を学んで共有知としてもっと進んでいけたらいいと考えてます。

いろんな予想の仕方、馬券の儲け方があるはずで、そこからベターなもの、自分にとってベストな考え方、戦い方、そういうものが確立されていくような気がします。最終的にどんなものが出来上がるか?これはもう全くわからない。わからないから面白いし、やってみる価値が高いと思います。最初からこの位のものが出来上がるとわかっているものなんて、たかが知れてると思ってるので。


GⅠの予想コラムは来年も続けていこうと思います。


あとは毎週、重賞出走馬などのコメントなどを提供できたら、とは考えてます。Paddockシートの各馬のコメントの、もっと詳細版みたいな形。まだ具体的な形をイメージしていないので、正月休みに考えて進めていこう思います。


プラットフォームを増やすかも

ここまでnoteを中心に展開してきましたが、手数料が高いことや、いろいろ制約もあるので、来年は新しく別のプラットフォームを併用していくことを考えてます。一度広げてみて、どれが一番いいのか?どう組み合わせて進めていくのがいいのか?試行錯誤する年になりそうです。

とりあえず短い時間で思いつくままに書き出してみました。人の記憶とはいい加減なものなので、こうやって書き残しておかないとドンドン薄れて消えていく。書いておけば進んできた軌跡をちゃんと認識できて、これから先、必要なことも考えるベースになる。いまはまだ、ぼんやり考えているものもあるし、来年思いついて試してみたくなることもあると思います。


今年良かったのはTwitterで、いろんな方々と繋がれたこと。

昨年はどうにかPaddock Labのベースを作るべくそれだけに集中して過ごした半年間でした。が、人ひとりが考えてできる事なんてたかが知れているというのが自分の持論。Twitterでこんな優秀な方がいるのかと舌を巻き、こんな面白い方もいるのかと感心し、51歳にして自分ももっと変わらなきゃと考えるきっかけをもらいました。「井の中の蛙」おそらく独立以前の自分は、そんな言葉がピッタリだったのだと思う。来年ももっといろんな方々と繋がって広がっていければ、もっと前に進めるはずだと考えてます。

最後になりましたが、ここまでPaddock Labが進んで来れたのもユーザーであるみなさんのお陰です。月額8000円、日額1400円って決して安くはない。けれどもそれを払って頂いてる方々が毎月100人以上もいる。自分たちはその対価に応えるべく、来年はもっと質を向上させて頑張っていこうと思います。そのためにもっと頭使って、考えて、試行錯誤して、進んでいきます。


でも「来年は絶対に休みが取れる状態にすると決めた」という昨年の自分との約束はまったく達成できなかったので、これもなんとか達成したいなぁ。


では、みなさん、よいお年を!


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