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ただの箱?

こんにちは。毎月1noteが1年以上続いていたのですが、12月で途切れてしまいました。好きな時に書いてただけなんですけどね、、。
なのにnoteから「無気力なあなたに」みたいな記事を勧められました。
なんでや。うるさいわ。

いつの間にか2023年が終わって2024年の1ヶ月目がもうすでに終わろうとしています。早いですね。
新年早々実家は地震に見舞われ、半壊です。(どうみても大規模半壊)

家って不思議で、住まなくなった途端にすごい廃れて見えるんですよね。
お父さんと同い年のお家、53年もそこにあったお家。

近くのアパートに引っ越した母は言う「お家って結局ただの箱だからね」
中にいる人が大事ってことだ。

でも、想い出いっぱいの箱。父も兄も、姉も私も計って柱に書いた身長。
祖母とこたつにくるまって一緒に寝た部屋。父の小さい頃使っていた部屋。叔父さんが住んでいた部屋。祖母が息を引き取った場所。みんなで集まってくだらないおしゃべりをしていた空間。
高校生まで住んでいた家から、古くて暗いお屋敷みたいな大きなお家に。
それまではなかった自分の部屋ができても自分の家じゃないみたいだなと思っていた。

ちゃんと住み始めてからまだ短い私でさえ、ボロボロになったお家は心にぽっかり穴が開くようであった。
ここはみんなで頑張って直したばっかりなのにな、ここも直して、ここも綺麗にして、ここも、あそこも。リフォームしながら住んでいたそのお家は本当に手がかかっていた。

無駄に広くて、古いし、使いづらいし、毎日不満を言いながら住んでたお家。でもそれ以上にきっと愛着があって、大好きだったお家。

生まれてからずっとそこに住んでいた父はどうなんだろうか。50年以上そこにいたわけだ。自分が生まれてから死ぬまでそこで過ごすと思っていたその場所がなくなってしまう。その絶望はいかほどだろうか。
私たち以上に何年ぶんもの思い出が詰まっている。
ただの箱なんかじゃないよ。きっと思い出いっぱいの宝箱だよ。

これからきっと全部解体されて、まっさらな土地になってしまう。

若い頃から苦労が絶えなかった母と父。
普通の人の何倍もの苦労を耐え抜いてきた2人。
これからは綺麗なお家で、夏は涼しくて冬はあったかいお家でゆっくり過ごしてほしい。

頼むからそのためにあと20年は生きてほしいから
タバコ減らせ!!
やめるとは言わん減らせ!!!

なんか私も気持ちが複雑でまとまらない。2024年初めてのnoteぐだぐだ。
まあいっか、

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