PaCTi#10 「医療者の漏らす言葉の暗示的作用ーアドバンス・ケア・プランニング(ACP)のカケラはどこにある?がん・非がん(含むCOVID-19)、安楽死についても考えてみるー」

 PaCTi運営の中の人、浜の町病院緩和医療内科・永山です。
前回のPaCTi#9「諦めていた“旅行“を叶える〜今を生きたいと願う人へ、新しい医療のあり方を〜」には123名と実に多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。伊藤先生のお話に心動かされた方が多かったのではないかと思います。

 さて早速ですが、次回は区切りの第10回です。
 2020年4月に上梓された「まるっと! アドバンス・ケア・プランニング:いろんな視点で読み解くACPの極上エッセンス」の編著に当たられた、国際医療福祉大学成田病院の宇井睦人先生を講師にお迎えして、アドバンス・ケア・プランニングのあり方について、もう一度考える機会を持ちたいと考えています。

 今回、宇井先生自ら内容紹介を書いてくださいました。とても刺激的なレクチャーになりそうで、今から私もワクワクしています。
 あ、いつもと違う平日月曜日の開催で、それにあわせて開始時間も30分ほど早めていますので、お間違えのないようお願いいたします。

#10 PaCTi 「医療者の漏らす言葉の暗示的作用ーアドバンス・ケア・プランニング(ACP)のカケラはどこにある?がん・非がん(含むCOVID-19)、安楽死についても考えてみるー(仮)」
 「緩和ケアポケットマニュアル」の著者が編集を手がけた「まるっと!アドバンス・ケア・プランニング」が今春、出版されました。そしてこの書籍の第1章、『患者さんが考えるACP』の名文を執筆してくださった榎本悦子さんが、先日お亡くなりになっています。
 今回のPaCTiでは、医療従事者がなかなか得がたい彼女の鋭い視点をベースに、ACPの意外な盲点について、悪性腫瘍だけでなく現代を悩ますCOVID-19の非がん疾患から安楽死の問題までを、広く・なるべく深めに、なるべく実践的に考えてみたいと思います。

日時:2020年8月31日(月) 20:30~21:30ごろ
演者:宇井 睦人先生
国際医療福祉大学成田病院総合診療科 / 順天堂大学緩和医療学研究室
対象:緩和ケアに関わる医療・介護職、医歯薬看護系学生 
参加費:500円〜(PayPalを利用した受講後支払い、学生は無料です)
以下のURLからお申し込みをお願いします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/8115969648790/WN_iCO02JCIQSe7IzSIxDkuQQ

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