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【発電所紹介シリーズ】パシフィコ・エナジーいわきメガソーラー発電所ってどんなところ?

パシフィコ・エナジーいわきメガソーラー発電所の電気主任技術者の渡邉です。

いわきメガソーラー発電所は福島県いわき市遠野町の山あいに位置しており、2020年4月にモジュール容量42MWの太陽光発電所として商業運転を開始しました。
いわき市は東北で年間日照時間が最も長く、積雪量が少ない温暖な地域であり、映画フラガールにも登場したスパリゾートハワイアンズやいわき湯本温泉などがある観光や工業が盛んな街です。名物にはいわき市の魚でもあるメヒカリのから揚げやウニの貝焼き、あんこう鍋等があります。

発電所特徴(特徴、周辺環境、地域との係り)

特徴

最大120mを超える高低差のある山の斜面を利用しモジュールを配置しています。

発電所頂上付近より遠方に太平洋を望む

周辺環境

近くを流れる入遠野川にはヤマメやイワナが生息しており、遊漁解禁の4月を迎えると桜の開花と共に釣り人の姿も見られます。

入遠野川と釣り人

地域との係り

発電所内の調整池は近隣の水田の貴重な水源としても利用されています。

調整池と下流の水田

日々の業務と発電所の責任者として大事にしていること

除草作業

発電所では毎年4月から約半年に渡り除草の管理が必要になります。機械化の難しい場所が多く人の手で慎重に作業を進めます。

除草作業中の精鋭の皆さん

メンテナンス作業

足場の悪い場所では皆が協力し合って細心の注意を払い作業します。

足場の悪い斜面でのモジュール交換作業

責任者として

発電所の管理においては発電設備のみならず除草や外構、水路の管理等と多岐に渡り、時には突発のトラブル対応等もあります。こうした一連の作業を安全かつ迅速に完結するにはO&M担当者をはじめ多くの関係者の皆様の協力が不可欠な為、日々のコミュニケーションを大事にしています。
今後10年、更にその先も、今と変わらず自然や地域と共存し続ける発電所である様、こらからも丁寧な発電所の維持管理を心がけて行きます。

終業後の管理棟にて(左より)電気主任技術者の渡邉、
O&Mの北田さん、鈴木さん、峯口さん、小松さん




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