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【発電所紹介シリーズ】パシフィコ・エナジー三田メガソーラー発電所ってどんなところ?

初めまして。パシフィコ・エナジー三田メガソーラー発電所で電気主任技術者を務めております星山です。

当発電所は、阪神間の北方約45kmと大都市圏近郊に位置するメガソーラーであり、27ホールのゴルフ場跡地約223万㎡の敷地に設置されました。22万2180枚の太陽電池モジュールによる発電出力は、8万5千kWに達し関西最大規模を誇ります。年間の発電量は一般家庭3万3千世帯分に相当する約1億4300万kWhが見込まれ、今後約18年で約75万tの二酸化炭素排出量削減に貢献します。

発電所の特徴

当発電所が位置する兵庫県三田市は県下では比較的気温が低く、発電所は標高500~600mに位置するためさらに気温が下がり、冬は日中でも0℃前後とかなり寒さが厳しい環境となります。

発電所場内からの眺め
冬の皿池(発電所場内)

上述の通り標高が高く人里離れた環境であるため、場内では鹿などの動物に遭遇することも多く、春先には鶯などの声にも癒されます。

小鹿を発見

日々の業務における心がけ

発電所の責任者として「何でも屋さん」であるようにと心がけています。設備・装置の安定運用,保守会社スタッフの指導または苦情の処理,近隣対応や設備トラブル対応など、日々の業務では想定外のことも含めさまざまな事が起こりますが、常に臨機応変にどんなことでも厭わず対応する心構えだけは今後も持ち続けたいと考えています。

 当発電所は昨年8月に商業運転を開始して以来この8か月間、 初期トラブル,数度にわたる系統事由による停電対応など想定外の業務に追われてきましたが、保守会社スタッフの協力のもと切り抜けることができました。

今後も異常の早期発見・早期対応に努め、安全で安定した発電所運用の継続を目指します。


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