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和歌山県上富田町立市ノ瀬小学校の「地元太陽光発電所の見学」

パシフィコ・エナジーでは、和歌山県上富田町に関西地方でも一番大きな規模の太陽光発電所「パシフィコ・エナジー和歌山メガソーラー発電所」の開発・建設・運転しています。

今回、この発電所に一番近い市ノ瀬小学校で、3月に卒業される17名の6年生の皆様に、地元の市ノ瀬まちづくり推進協議会のご協力の元、6年生最後の思い出見学会「地元太陽光発電所の見学」を2024年2月20日に開催させていただきました。

パシフィコ・エナジーと市ノ瀬小学校

この取り組みは、2021年の12月から開催させていただき、今回で3回目の取り組みになっております。今回は、卒業生の皆様からたっての希望もあったとのことで、継続は力なりと感じるところで、嬉しい限りです。

さて、上富田町立市ノ瀬小学校では、毎日生徒が学校の窓から、この発電所を見ることができ、地元にある私達の発電所として、注目を集めるようになっておりました。2020年頃から2022年にかけては、特に新型コロナウィルスの影響もあり、本来であれば、色々な経験ができた時期に外出や行動制限がかかってしまった為、当時の市ノ瀬小学校の卒業生の皆様に何か記念になるイベントをご協力できないかと対話させていただき、当発電所の見学会を開催させていただいた経緯があります。

また、2023年には、上富田の地元である和歌山県の上富田町教育研究会所属の先生方にもご説明等をさせていただいており、太陽光発電について深い関心と意義を感じてもらえるように、地域に根差した発電所を目指して、このような機会を継続しております。


太陽光発電所の授業と質疑応答

今回は、はじめに市ノ瀬小学校の教室で、再生可能エネルギーやメガソーラー発電所ができるまでの流れを6年生の皆様にご説明させていただき、その後発電所へ移動し実物の太陽光パネルなどをご覧いただきました。今まで、遠くから見ているだけの地元の発電所でしたが、いざ、考えてみると興味も多くわいてきたとのことで、小学生の皆様のご興味と校長先生、担任の先生のご準備もあり、貴重な質問と意見交換をさせていただきました。小学生には「太陽光発電所の仕組み、意義、安全性、環境性」などを理解いただければと思っており、講師として参加したパシフィコ・エナジーのメンバーも大変良い経験をとなりました。

太陽光発電の授業
質疑応答の様子

上富田町の再生可能エネルギー促進計画

上富田町では、第5次総合計画を策定し、「未来を託す子どもたちが輝くまちづくり」を目指しています。この再生可能エネルギーの促進についても、自然豊かなまちを未来へ引き継ぐため、地域住民や事業所、企業がそれぞれ出来ることに取り組むためのメッセージとなることを期待し、【新エネルギーパンフレット】を作成されております。

特に、このパンフレットの中でも言及がありますが、パシフィコ・エナジーでは、ゴルフ場を再利用した太陽光発電所について、雑草の整備を化学薬品に頼らず人の手で行っているため、山が豊かになり生態系も本来の姿に回帰すること、地元雇用の創出にも寄与すると考えています。当社が管理する他エリアの太陽光発電所では、環境調査で生態系が戻る事例が確認されており、上富田町でも太陽光発電所でも自然環境への負荷軽減効果を期待しています。


ドローンによる記念撮影

実際の発電所を見た子供たちは、広大な土地に広がる太陽光パネルに驚いた様子で、最後のドローンよる記念撮影でも、楽しそうな様子で笑顔を見せてくれました。昨年も実施した市ノ瀬小学校6年生向けの発電所見学会を今年も開催できて、パシフィコ・エナジー一同もとても嬉しく思います。また、ご協力頂きました市ノ瀬まちづくり推進協会の方々にも感謝申し上げます。

発電所を見学する子供たち
ドローンによる記念撮影

心温まる御礼のメッセージ

最後に図らずも、上富田町立市ノ瀬小学校の卒業生の皆様から、心温まる御礼のメッセージを頂戴しました。社内でも、このメッセージを拝見し、次世代を担う若者に、再生可能エネルギーについて学ぶきっかけを提供できたのではないかと、非常に嬉しく、やっていてよかったなあと思いました。来年以降も引き続き、地域の子供たちへ社会科見学を開催できるよう、パシフィコ・エナジーでは安全安心な太陽光発電所を運営していくよう心掛けてまいります。

市ノ瀬小学校6年生からのお礼のお手紙

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