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PDGONの第3期Σリーグ振り返り:レギュラー第5節

Pacific Dainagonです。

今回は、6/2(日)に行われた、第3期Σリーグレギュラーシーズン第5節の試合を振り返っていきます。


対戦表はこちら。

私はA卓第2試合で、対戦相手はPleiadesアルシーさん、牌のまにまに矢絣さん、ホープフルAヨーテルさんです。

おなじみの面々といった感じですが、ついに天鳳位との対戦が実現しました。
一度は打ってみたいと思っていたので楽しみです。

それでは振り返りに入っていきましょう。



東1局

親リーを受けて

ドラ白プッシュ
7mプッシュ

別に2000点愚形で全ツするつもりではなかったんですが、ドラとはいえ放銃率の低い1切れ字牌とスジ牌で、降りるほどではない牌しか引かなかったので押しました。

この後もそんなに本命じゃなさそうな牌しか引かなかったので、アガれはしなかったもののテンパイを取り切れました。

残りスジもかなり少なくなっているので、次の58m・69m・47s辺りは止めていたと思います。



東1局1本場

4巡目、ツモ9s 打6p

第一感は8s。

ただドラがなく、6pが別に打点に絡むわけでもないので、稀にソーズイッツーも拾える方が良いかと思い6pを切りました。


NAGAは8s。
マンズの有効牌がめっちゃ切られた後でソーズが伸びたりじゃないとソーズイッツーにはならなそうなので、さすがにルートが細すぎますかね。

ペン7sツモはマンズイッツーの時のヘッドがなくなりますし、ほぼならないイッツーよりは単純なリャンメンターツが生成できたり、赤を受けられた方が良かったでしょうか。



東2局

4巡目、ツモ4m 打8p

愚形選択。

赤1は担保されており、ピンズのイッツーはあるものの不確定。
イッツーを残すなら112sを払いたいところですが、2ヘッドを維持しないと7sのリャンメン変化、特にドラの6sが使いにくくなるのでシンプルに打8pとしました。


NAGAは打2s。

考えはしますが、赤1あってフラットな状況なら個人的には大分しない寄りです。

3pツモでイッツーが崩れ、その時にはさすがに89pより112sがある方が良いですし、25mから埋まったりした時の1sトイオトもイッツーは残るもののドラを受けられなくなり良し悪しがあります。

6ブロックにすることで単純に一手先の有効牌減も痛いですし、打8pで良いだろうと思っています。


9巡目、ツモ2m 打1sリーチ

ソーズの情報が特にないので、見た目枚数でペン3sに受けました。

強いて言えば上家の3s所持率がほんのり低そうでしょうか。

今回は1sが1枚切れのためペン3sにしていますが、1s2枚残りの7s1切れならシャンポンにしています。


NAGAも打1sでリーチ。
分からない時は素直に。

実際はシャンポンの方が全然多かったですが、分からないものはしょうがないです。


イッツーだったらアガってた~という感じですが、89pを切っている情報も込みでピンズが打たれていると思うのであまり気にしません。

7pをツモっていたわけではないのでセーフ。



東2局1本場

ホンイツ丸見えで具合の良い配牌


1巡目、西ポン 打7p

白から鳴けた時だけは満貫が確定するのでぼかし気味に中を切るつもりでしたが、オタ風からだったので素直に7pを切りました。

どうせまだ役も確定していないのでそこまで和了率も変わらなそうで、自身の打点アップの方が偉いかなと思います。


9巡目、ツモ6s 打7s

ここで7sを先切りしました。

理由は色々ありますが、
・ダブ東やソーズをバンバン切ってきていてやる気のありそうな他家全員に対して7sが全く通っていない
・ポン材としての7sが強くない上に3ヘッドなのでそこまで受け入れに寄与していない
・ここが鳴けなかったとしても三面張が残る
・東重なりも満貫以上が確定するので価値がある
・次のソーズを切られにくくする

こんなところでしょうか。
7sよりも東を切っておく方が次の有効牌を切ってもらいやすいというのはありますが、ヨーテルさんは降りていそうなのでどっちみち切ってもらえなさそうですし、三面張と字牌シャボなら鳴けなかったとしてもなんとかなりそうです。


NAGAはかなり割れていますね。
厳密にどちらが良いのかは分かりません。



東2局2本場

7巡目、ツモ5m 打7p

形はやや12s落としですが、下家とトイメンがあまり3sを持っていなさそうなのと、自身で6sを切っているのもありペン3sを残しました。

6sを切った時点でこの手順にすることは決めています。


10巡目、中ツモ切り

中がドラなので一旦打7mで保留もありますが、ツモ切りました。

3sが1枚切れてはしまったものの依然としてペン3sは悪くないと思っています。
しかし、さすがにドラを鳴かれたら揚々と殴り込むほどの手ではなく、点棒にも余裕があるので鳴かれたら降りても良いのと、7mからの変化、特に6mツモの価値がめちゃくちゃ高いので、先に中を切りました。


危ないところでした。

本当に四暗刻とかでしか当たらなそうな3pですね。
横移動なら耐え。



東3局

テンパったので曲げました。終わり。



東4局

9巡目、ツモ3m 打4s

ドラ0で愚形だらけの2シャンテン。
下家は6mチー打2mです。

あまりまともに戦う気はないので中は切りたくなく、愚形をどれか1つ外していくのをメインで考えていました。

68m、68p、46sの3択ですが、下家への対応を考え68pは瞬間8pが安全に切れるものの36pの情報は全くなく、ドラも絡んでくるのでここでの候補からは除外。

となると68mか46sですが、下家は6mチーから23m落としでかなり変則的な河をしています。
9mが鳴かれていないことからも大体タンヤオかなという気はしますが、マンズを一つ鳴いているとはいえ68mは両方通っていないのと、万が一染まっているパターンが嫌なので4sの方を切っていきました。

赤5sを持っていたとしてもさすがに445sからの先切りが早すぎるので、6sもそんなに当たらないだろうとは思っています。


11巡目、ツモ西 打6s

3sが通り瞬間下家の36sにも当たらないので、6sを合わせました。


当たりましたがおそらくこの形だけで、しかも道中でテンパイを外しているパターンでしか当たらないので、さすがにレアケースでいいんじゃないかと思います。

安い放銃で局が進むのも悪くありません。


ちなみに打4sの場面、NAGAは打6mでした。

よく見ればマンズは大体通りそうですが、とはいえ68mどちらも通ってはいないのと、やはりうっかり事故も怖いので実戦ではなかなか難しいところです。



南1局

6巡目、ツモ7s 打2s

2sと3mの比較。

ターツは十分なので、浮き牌は現状よりも手が良くなる可能性のある牌を残したいところです。

ドラが1mなので、3mはドラ受けとして十分価値があります。
対する2sですが、仮にこの手で中を鳴く場合、頭がなくなってしまうので34sなり67sを切ってどこかに頭を求めたいところです。

しかし、中を鳴く場合も打2sが他の打牌に明確に劣るかといえばそんなこともなく、かつ2sは中を鳴く場合以外でほぼ機能しない牌なので、さすがに3mの方が価値が高いかなと思います。


ニシキは打2sを支持していますが、NAGA的には打3m派の方が多いみたいです。
でも私は2sを切ります。

ちなみに現状の形では中は出ても鳴かないつもりでした。



南2局

4巡目、ツモ8m 打8s

親番ですが、点棒には余裕があるのであまり安い手で連荘はしたくありません。

アガる時は決め手クラスにしたいので、89sを外してタンヤオを付けにいきました。


6巡目、ツモ3s 打3m

微妙だった場面です。

3mを切ると2ヘッドが崩れてしまうものの、愚形が多いこの手で3pツモの形は逃せないかなと思い3mを切りましたが、打2pで5mツモの亜三面(?)や3mツモの変則三面から打7pでシャンテンを戻す手もあります。

瞬間の受けも減らしてしまっていますし、これはあまり良くなかったかなと思います。


10巡目、ツモ3p 打2p

下家は3mチー打南、7pチー打4pです。

6pを切ってから7pチー打4pに少し違和感はありますが、とはいえリャンカン形なのでなくはない範囲。
喰い伸ばしての待ち替え等もありそうです。

どちらにせよ言えるのは、下家は愚形が残っているにも関わらず特に急所でもない36mから鳴き始めているということです。

着落ちのリスクも少なく、かつ親番も残っていてトップを見たいであろう下家がそんな仕掛けをするということは、高打点の可能性が高いだろうと考えていました。

自分の手も勝負形にはなってきたものの、下家が喰い伸ばしであればピンズ待ちですがそれを断定できるほどではなさそうなので、ここからソーズ2枚を下ろしていくのは厳しいと考えて、上家が通した2pを切っていきました。


11巡目、3mツモ切り

前巡2pを切ったところですが、トイメンに白ポンが入りました。

ホンイツっぽいトイメンのテンパイ率はあまり高くはなさそうですが、とはいえこの形にした以上あまり戦うつもりはないので2pすら少し嫌だったのと、6mが通っていてさすがに下家にもほぼほぼ通る牌なので3mを切りました。


実際はこんな手牌。
下家は喰い伸ばしでした。

トイメンは1シャンテンでしたが、張っていても全然おかしくはなさそうなので、ここの判断としては悪くないかなと思います。



南3局

5巡目、ツモ7p 打4mダマ

あまりリーチを打ちたい形・点況ではありません。
フラットな状況であれば大体打3pで外しています。

しかし、4567mの四連形はかなり強いですがドラが使えないと明確な打点上昇がなく、9mツモのカン8mはやや微妙、5mツモの36mや6mツモの58mも微妙で、微妙なリーチを打って上家が降りてしまうのも嫌だったので、6pツモでイッツーの変化だけ見てダマで4pツモでもまぁいいかの構えにしました。

とはいえ700,1300でもオーラス下家の満ツモ圏外に行けるのと、さすがに巡目が早いので外してしまって良かったんじゃないかと思います。


NAGAは大差で打3p。

こういう点数状況での取りダマはたまにある手スジですが、さすがに4567の四連形は強すぎましたね。

十分形のリーチは全然打ちたい点数状況ですし、外しておく方が良かったかなと思います。


8巡目、ツモ2p 打5pリーチ

上家に2副露、トイメンにも仕掛けが入ったところで2pを引き戻しました。

一度ダマにした手前、より他家が前に出てきたところで曲げるのもどうなんだという話はありますが、ドラの9mが鳴かれていないため上家もトイメンもそんなに高くなさそうで、かつ両者ともそこそこ張っていそうなのでリーチしても押してきてくれそうです。

それなら3人で親を落としにいけますし、瞬間の5pもあまり当たらなそう、メンピン一盃口の3900なら出和了でもオーラス満ツモ圏外になるので、ここはリーチに踏み切りました。


裏々は出来過ぎですね。
状態が良かったです。


NAGAはダマ寄り。

あまりこういう取りダマからのリーチを打つことはないんですが、この状況であればリーチでいいんじゃないかなと思います。



南4局

親リーが来たのでベタオリ。

降りてたらアルシーさんがアガってくれたので非常に助かりました。



結果

ということで、私の今期2試合目はトップを取ることができました。

手が入って展開も良く、全体的にツいていた半荘だったかなと思います。

今回は5回リーチを打ったようです。
毎回これぐらい手が入ってほしいですね。


道中ちょこちょことミスもありましたが、全体としては悪くない麻雀だったかなと思います。
ツキもあったので助けられました。

今節1試合目のどらさんも2着でポイントを持ち帰り、チームとしては上り調子になってきたところ。
もちろん目標は優勝なので、今後も良い結果を出せるよう引き続き頑張ります。


それでは、今回はここまでになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします。


Pacfic Dainagon



【第5節麻以麻い配信アーカイブ/ゲスト:柵@よーこさん】

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