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PDGONのΣリーグ振り返り:第10節

Pacific Dainagonです。

Σリーグ振り返り、今回はレギュラーシーズン折り返しとなる第10節の登板です。
縁は開始時点首位、ここを勝って気持ちよく後半戦に臨みたいところです。



対戦表はこちら。

ぽんてんからは安井勇樹プロ、BCCからはなーいんさん、るなすぺからはげんぶさんです。

安井プロはRMU所属、麻雀プロにして魂天の肩書も持つ、言わずと知れた強者です。雀魂公式の大会等にも数多く参加されていますね。麻雀は独特なバランスを持っており、やや守備寄りな印象です。

なーいんさんはBCCの最終兵器。リーグにも古くから参加しており、これまでのBCCの活躍はこの人なしには語れないでしょう。かなり攻撃的なスタイルで、トップ取りではあまり相手にしたくないタイプです。

げんぶさんは2度目の対戦。育成枠ながら魂天3人に囲まれており、リーダーの銀貨先生の暴投は今回も絶好調な様子。とはいえ試合を見ているとやはり光るものを感じます。気の抜ける相手ではありません。




そしてかわいい私。

ここまでの成績は4332、前回ロリパワーで初の連対を取ったものの、未だトップはありません。
節目となる今節を初トップで飾り、チームに弾みを付けたいところです。


それでは、振り返りに入っていきましょう。



東1局

4巡目、ツモ9s 打8p

打点がない手なので、七対子もダブ東も残して8pを切りました。
ここはNAGAも一致。

東を切るパターンを考えましたが、7pドラぐらいじゃなければ大体8p切ってそうな気がします。


6巡目、ツモ2s 打2m

フォロー牌が入ってメンツ手が少し近づいたのと、1mが2枚切れになったのでここで2mを離しましたが、東か2mどちらでも良いレベルな気がします。

私はダブ東が好きなので2mを切りました。


11巡目、ツモ7s 打5m

6mが3枚見えていてくっつきが弱いので5mを切ったんですが、58mツモでもカン8sリーチが打てて、ドラを使える受けが多いので5pを切った方が良さそうですね。

8mの場況も良さそうなので、8sが入った時も58mリーチで良さそうです。



NAGAも5p推奨。
黄色いバーが伸びていますが、トイメンに対しても5pの方が安全そうです。

実戦は5mで3900放銃。



東2局

この8mをフワっとスルーしてしまいましたが、チーしないといけませんでしたね。

暗刻があるので頭には困らず、単純に手が進みますし、自然にホンイツになる手順もあります。
ちょっと集中できていなかったですね。甘かったです。


11巡目、ツモ6s 打9s

直前に上家が6sチー、打5sとしたところです。

ドラの6sはリーチには通っていますが、9sは生牌で通っていません。
上家にも6sはほぼ通りそうですし安全に6sを切ってもいいんですが、この瞬間ならドラでも6sが出る可能性もあり、やはり3900をアガれると大きいのでここはドラ単騎にしました。

この局は横移動で決着。



東3局

6巡目、ツモ5s 打中

下家から先制リーチが入っています。

打点も微妙な愚形愚形の1シャンテンなので引き気味なんですが、現状安牌も1sの1枚だけしかないので、1シャンテンは維持しました。

そのまま何もできず横移動。



東4局

4巡目、ツモ2s 打2m

3mの場況はやや良さそうなんですが二度受けですし、ここを1ブロックにしてもターツは足りているので2mを切りました。

個人的には特に違和感もないんですが、

NAGAは1p一択。

これぐらいでもタンヤオに寄せたいということだと思いますが、振り切るには若干遠いかなぁと思ってしまいます。
かなり以外でした。


8巡目、ツモ6p 打7s

下家リーチの一発目。
1シャンテンをキープするならピンズか4sですが、全て通っていない上に愚形しかない1シャンテンなので、現物で形も残る打7sとしました。


9巡目、ツモ5m 打4s

押して行くならピンズ1枚はほぼ確定、そこにプラス9sと5mも全部押して行くのはさすがにきついかなと思って一旦現物の4sを切ったんですが、9sを押しても良かったかもしれませんね。

36sが入ると仕掛けも利く満貫の1シャンテンなのでかなり押せそうです。


NAGAは9s押し。

2シャンテンでもこれぐらいなら押して良いということですね。
やはり鳴ける満貫は偉いか。


9巡目、7mチー 打9s

チーすると一手進んでフリテンにもならず、5mも押さずに済むので鳴いて行きました。

ピンズも鳴きますが、フリテンが残ってしまう36mチーだけはしないかなというところです。

なんとか3900で躱せたのは良かったですね。



南1局

4巡目、ツモ4p 打1s

2sが重なるとタンヤオになるので1sから切りました。
ツモ4pでなく1pだったら2sから切りそうですね。

特に言うこともなく、普通にリーチ打って普通にアガれました。



南1局1本場

7巡目、ツモ3p 打5s

25pも58pも嫌うには情報に乏しく、ピンズには触りにくいところです。

7mか5sの選択ですが、5sを残す方がタンヤオになりやすいものの、7mにくっついた方が最終形は少し強くなります。マンズ上の場況もやや良いですね。
また、頭も不確定なので、5mツモで愚形になった時も四連形がある方が良さそうだなと思って5sを切りました。


10巡目、ツモ6m 打7p

25pと58pの選択です。

パッと見58pの方が良さそうかなと思いましたが、直前の下家の9p手出しがかなりピンズ上に何かしらを持っていそうで、トイメンのピンズ上が少なそうな情報と合わせてプラマイゼロぐらいに考えていました。

最悪8pトイツか暗刻のパターンまで考えると25pの方がいいかもと思って7pを切りましたが、正直微妙なところです。
安全度で言えばトイメンに7pが通る明確な情報があるので、3pを切る方が良いのでしょうか。


一応NAGAは3p。


実際の手牌はこちら。
2pと8pの枚数は同じですね。

直後に8p裏目りましたが、しょうがない気がします。

この後喰いタンで押して連荘。



南1局2本場

11巡目、ツモ發 打5m

トイメンからリーチ。

發は場1ですが、親とはいえそのリスクを負うのすら微妙な手なのと、結局手が進んでも5m以外に切れる牌がないので5mから切って行きました。


15巡目、ツモ2p 打6pリーチ

何かテンパりました。
6pは大分切れそうですが、リーチに加えてドラポンも入っており、ペン3sは自信の持てる待ちでもありません。

でも曲げました。
トップ目とはまだ差が広いので、トップを取るならこの親は落としたくありません。
3sの所在は不明ですが、ひとまず上家はこの後引いた3sは使えなさそうですし、もし降りてくれたら御の字くらいの気持ちでした。

Σリーグなので曲げましたが、トップ取りでなければさすがに曲げはしなさそうです。

この後なぜか下家に放銃しましたが気にせず行きましょう。



南2局

この2pはスルーしました。

234三色なら南に依存しませんが、25pの部分は別に急所でもないですし、三色にこだわると手形がけっこう限定されてしまいます。
できればこの手は満貫にしてトップを見たいです。

NAGAも微差スルー。


5巡目、ツモ4s 打6s

個人的にかなり気に入っている打牌です。

24m、79p、26sどれもありそうですが、三色は残したいので24mは切れず、同様の理由で2sも切りたくありません。

かと言って2467mの形はやや変化しづらいので、79pを払って半ばカン3mに依存するような形にもしにくく、南ポンのヘッドと三色を残しつつターツ選択を先延ばしにする打6sとしました。


NAGAは微妙な顔。

6sにも多少のバーは伸びていますが、NAGAくんにはこのオシャレ打牌はまだ早かったようです。


7巡目、ツモ8p 打4p

上家からリーチが来てしまいました。

愚形残りの2シャンテンなので基本的には降りる方針です。さすがにここから無スジ3枚叩き込んで行くのは厳しい。
リャンメンを落とすのは嫌ですが、現物を切りながら形を維持して、南が鳴けた時だけ急に牙をむくような感じです。

降りていたら親がアガって連荘になりました。



南2局1本場

7巡目、7pツモ切り

トイメンからリーチが来た一発目。

現物の3sを切っても1シャンテンは維持できますが、まっすぐ7pを押して行きました。
理由としては6つほどです。

  • まだほとんどスジが通っていない(25pと36sだけ)

  • 9p3枚見えで7pのくっつきが弱い

  • 瞬間3sを切ってもどうせ57mツモは7pを押す

  • 27sツモの3面張を逃すのが非常に痛い

  • ターツ選択等も入っていない自然な河なので、愚形含めなんでもあるリーチ

  • 一応直前の7pにラグなし

ラス目のリーチなので点数状況的にはあまり行きたくないですが、逆にトップを取るならこの手は勝負しないといけないなと思い、腹を括って押しました。


NAGAくん激おこ。うるせえ。


11巡目、9sツモ切り

あまりに不満なテンパイ。9sが現物なので、ツモ切りで現状維持としました。
こんなテンパイのために押したわけじゃない。

もう少し巡目が早ければ6sとか切ったかもしれません。


一応この9mでちょっと時間を使いました。

もう押す気はないので、放銃してしまった時がバカバカし過ぎます。
大体通りそうですが、まだ7mがワンチャンス、9mも3枚までしか見えていないので、当たる可能性があるかどうかを精査していました。

まぁ0ではないですがほぼ当たらないですね。
6mは押しませんが、もし6mが通った時はソーズくっつきのテンパイを取るのでこれぐらいは切りました。

そのままトイメンにツモられ。



南3局

6巡目、ツモ5s 打3s

西中どちらも1枚切れの3トイツ形なのでちょっと嫌ではありますが、マンズホンイツやトイトイ変化もあるので打3sとしました。

6ブロックというよりはソーズ全部切って行く感じですね。
一応7sは上家の現物なので3sから切っています。


5mを鳴くと一応ホンイツのターツが足りますが、さすがに形が終わってるのでスルーしました。

自分でマンズを引けたら染めに行きやすいですが、現状の形でもトイトイ変化はありますし、1300でもオーラス満ツモ条件が残るので十分価値はあります。
まぁ鳴く人もいるかも、ぐらいでしょうか。

この局はほとんどNAGAと一致。
下家から1300をアガってオーラスへ。



南4局

4巡目、3sポン 打6p

満ツモ条件で、白ホンイツドラ1の満貫が見えたので鳴いて行きました。

大体マンズも全部切ります。


NAGAは鉄スルー判定。鳴いたら頭なくなっちゃうヨ!

染めるんでいいです。

ラス回避でも鳴いていい気はしちゃいますが、どうなんでしょうね。


7巡目、ツモ7s 打5m

大体マンズを切る気だったんですが、ちょっと悩ましい牌が来てしまいました。

こうなるとドラポンや赤引きで染めなくても満貫になるルートもありますが、結局白には依存してしまいますし、8sツモや發重なりの方がより満貫を見やすいのでまっすぐ染めに行きました。

一応赤5mは採用できるのと、トイメンに4mが通っているので5mから。


9巡目、ツモ東 打發

全体的に河が気持ち悪く、自分の打点は足りているので先に生牌の發から切って行きました。

親も張ってそうなので当たる可能性はありますが、下家とトイメンに切り遅れるとほぼ着落ちが確定になってしまうので、なーいんさんごめん!許して!と言いながら先に切りました。

發は通りましたが親がアガって連荘。



南4局1本場

6巡目、3mツモ切り

跳ツモ条件の見える手が来ました。

愚形が残っていますが、一応ダブ南でも跳満になるルートがあるのと、カン7mはかなり良いと思っていたので形を決めてスリムに構えました。

トイメン・下家に7mが暗刻なことはありますが可能性としては低め、上家は全員の満貫ツモを耐えるようになったこともあってほぼ配牌降りのような河なので、単独で7mを持っていたらもっと早く切られていそうだなと思っていました。


7mが1枚切られてしまいましたがテンパイ、もちろんリーチです。
ツモ裏条件。

カンも入ったことでかなり現実的です。


7m3山キタ!これは勝つる!


はい。

まぁげんぶさんが上手かったのでしょうがないですね。
裏ドラも乗ってたのでツモれていればトップでした。残念。



結果

ということで、今回もトップはお預け。
結果は3着でした。

今回はまずまず打てたかなと思っていましたが、見返してみると細々としたミスが見受けられましたね。
最初の方で集中力を欠いていた感があるので、しっかり気を引き締めていきたいと思います。



ちなみに、ここまで5試合に登板したわけですが、一度これまでの試合のNAGA度も見てみようと思います。


NAGA度平均91.8、悪手率平均2.4%でした。

NAGAに寄せているわけではないですが、良い数字が出ると嬉しいですね。自慢できそうなものはなんでも自慢していくスタイル。

そろそろ勝たせてくれ。




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それでは、今回はここまでになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後もΣリーグとチーム縁の応援をよろしくお願いいたします。

Pacific Dainagon

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