PDGONのΣリーグ振り返り:第6節
Pacific Dainagonです。
今回は、Σリーグ第6節、私の3回目の試合の振り返りをしていきます。
対戦表はこちら。
対戦相手は、GENESISからふくちゃん、BCCから葉弥さん、るなすぺからげんぶさんです。
ふくちゃんは言わずと知れたカニのおじさんなので何も語らなくていいでしょう。なんか四象戦で私に負けてた気がします。覚えてないけど。
葉弥さんは長らくBCCのリーダーとして参加している古株の方。麻雀はけっこう守備寄りな印象です。
げんぶさんは現役大学生。打ちスジはあまり知りませんが、最近の研究によると麻雀は若いほど強いので困ったものです。
それでは試合の振り返りをしていきましょう。
ここまで4着3着と不振なので、そろそろ勝ちたいですね。
東1局
早速反省ポイントです。
6m単騎ではあまりリーチしたくありませんが、せっかく色々と可能性のある手なので、ダマにするくらいなら6mを切る方が良かったと思います。
4mポンなんかは少しやりにくいですが、25sツモや34sポンなんかでホンイツやトイトイ、マックスで四暗刻まで見込めそうです。
その後地獄単騎の西でリーチ。
げんぶさん一発で掴ませてごめん。
できればカニおじに掴ませたかった。
東1局1本場
1mが全員に通りそうだったので6mから切りました。
が、5mがノーチャンスになったので、36mの方が安全そうと言われればそんな気もしなくもない。
そんなに安全度が変わらないなら、後で選択の余地を残せるように1mからの方が良いかもしれませんが、微妙なところです。どっちでもいいんじゃないでしょうか。
一応2mツモでカンできるように3mではなく6mを切っています。
この後葉弥さんのリーチに追っかけましたがツモられ。
東2局
親から先制リーチを受けた場面。
こちらも一盃口が確定している完全1シャンテンですが、8pと4pの3スジ押しがやや厳しい。
9sはスジですが通ってはいないので、現物の6sを切って七対子のシャンテンだけキープする手もありますが、七対子にしても8pがフリテンになってしまい、先に重ねないと結局押さなければいけないので、8pの横伸びでも復活できるように9sで回りました。
二盃口とかあるので押しました。
葉弥さんに4000オールされて終わり。
東2局1本場
意味わからん配牌来た。
染めると言うか染まってる。
別に6mくっつきを見たいわけではないんですが、できればチンイツにしたいので西重なりがそこまで嬉しくないのと、あまりに染めなのでちょっと河を大人しくしようかなと思った次第です。
ここはNAGAとも一致。
9pは受けに機能しておらず、8pなんかを引いても結局打9pで58pテンパイになります。9pがあると一応待ちは選べるようになりますね。
ですが1pを切るとカン2p受けがなくなってしまうので、そのまま9pをツモ切りました。
チンイツ移行の中も考えましたが、代わりに残すのが9pではやや弱いかなというところでした。
1pが重なると四暗刻1シャンテンですがどうするんですかね。ホンイツトイトイもあるし4pでしょうか。
NAGAは1p。なぜ?
一応見落としがあるかもしれないのでシミュレーターにもかけましたが、こちらは9p。
受け入れもちゃんとカン2pの分、打9pの方が多いですね。
NAGAはなんで1pなんでしょう。私メンチンとか弱いのでよく分かりません。
カン2pならアガってましたと。無理。
現状の待ちは367pの4枚、6pを切れば58pの5枚に増えますが、6pを切ってしまうと45p引きのトイトイ変化がなくなってしまうので、現状維持としました。
この局はげんぶさんのツモ。
神配牌がアガれなくて悲しかったですが、カニおじが鳴かなかったら私が一発で放銃してたのでツいてました。
サンキュー!
東3局
9m9pとあることでタンヤオになりにくそうだと思ったのと、6s横伸びの456三色になる時に他のヘッドが欲しかったので9mを切ってしまったんですが、タンヤオなので1pを切った方が良かったですね。
変化の量も四連形が残っている方が多いです。
ここもマンズ四連形を残して打9pが良かったですね。
マンズから伸びれば自然にタンヤオになりますし、カン8p受けは良形フォローなのでやや価値が低いです。
打9mの時点から思考がまとまっておらず、ちゃんと見えていなかった感があります。
この局はふくちゃんがアガって連荘。
東3局1本場
3ヘッド形なのとターツが足りているので、瞬間の形を優先して4pを切りましたが、タンヤオを確定させる9mで良さそうですね。
打9m→ツモ5pは打8sでシャンテンを戻してより良い形になりそうですし、打4p→ツモ2pの時ですらマックスに取らない打9mがありそうなので、やはりタンヤオが崩れる9mの価値は低そうです。
親リーが来ました。
8mが現物になっていますが、8mを切るとタンヤオにならなくなってしまい、手牌価値が下がります。
タンヤオだけ残してワンチャンスの9mを押す手もありますが、結局押しているので中途半端かなと思い、まっすぐ5sを押しました。
9s切りリーチなので単純な58sは出て来にくく、67889や677899なんかの複合形はありますが、葉弥さんの9s手出しがソーズ上を持っていそうだったので、ふくちゃんのソーズ上複合形も少しだけ可能性が下がりそうということで、無スジの中では若干押しやすい感覚でした。
ここで8mを切りました。
3mは5sよりもやや危ない感覚なんですが、まだかなりスジが残っていますし、愚形にはほぼ当たらない牌なので押しても良かったかもしれません。
まぁ当たり牌なので止めたと言っておきましょう。
一旦2mを打っておけば1シャンテンは維持できますが、この巡目で上家の7sプッシュがかなり強烈で、ダマテンが入っていてもおかしくなさそうなので上家にも通っている5sから切りました。
上家は安牌がなかった可能性もなくはないのですが、ピンズ上やマンズ(リーチに切りやすい牌)のブロックがないことは考えにくく、降りるならさすがに7sにはならなさそうなのでかなり押していると思っていました。
実際にはシャンテンプッシュでした。
上家から追っかけが入り最終手番、安牌がありません。
候補は親現の2m、4sワンチャンスで愚形にも当たらなそうな3s、スジで7sも9sもワンチャンスの8s辺りでしょうか。
NAGAは8s。
上家にはほぼ通りそう(カン8sテンパイになる前に切られそう)ですし、親も宣言牌9sとはいえ、リーチ時点で9sは生牌だったので、799からならカンチャンよりもシャンポンにすることが多そうです。
シャンポンの片割れが純カラだったり、手役が絡んでいる場合にはカン8sにしそうですが、まず7mのカンによって789三色がなくなり、ソーズイッツーも1345789sがワンチャンスなのでかなり可能性は低そうです。
2mは親には確実に通るものの上家にけっこう危ないので、トータルの安全度は8sの方が良さそうですね。
2mは通って、ここは流局。
東3局2本場
門前でもそこそこアガれそうで、打点が欲しい状況ではありますが、供託2本がさすがに大きいので鳴きました。
供託がなければスルーしたと思います。
89mを落とすのも一応考えましたが、鳴いた以上はまっすぐ手を進めます。
下家からリーチが来てしまいました。
降りるのもキツいですが、押すに見合う手でもありません。
9mを切っても8mは通っていないので回るのもキツいですが、下家の捨て牌はほとんど情報がなく、宣言牌6mは関連でないことも普通にあるので、微妙な1シャンテンで7p2mと押すより9m8mと切っていく方がマシそうかなと思いました。
この後テンパイ打牌で放銃となりましたが、リーのみだったのでギリギリ耐え。
東4局
やはり打点が欲しい状況。
47sの受けが被っていますが、現状の1シャンテンがしょうもなさすぎるのと、ほぼ無理ですが上手くいった時のソーズイッツーやホンイツまで夢を見てペン7mを払いました。
現状フリテン69mも採用するので9mから。
下家からリーチが来ましたが、さすがに降りられる手じゃないのと、ドラポンのトイメンにも切りやすい牌だったので押しました。
親リーも入り、ここでギブアップ。
実質3軒リーチなので、ここから自分の和了はさすがに厳しいです。
瞬間一番安全な牌から切っていきました。
この後葉弥さんの倍満ツモで、上が一気に離れます。
南1局
普通のリーチ手順が大分遅そうだったので、東が重なった時の七対子や副露、ソーズを伸ばしての喰いタンなんかだけを残して9pを切りました。
げんぶさんにあっさり流され親落ち。
南2局
369mがフリテンなのでドラ受けのペン7pの方を残しましたが、もう打点は十分なので、打8pで一番広く受けた方が良かったですね。
単純に369m先引きのピンフドラドラテンパイを逃すのが痛いです。
7p先引きでダマ満貫になるのを重く見たのと、打っている時は14sツモの時にどうせシャンポンにしそうだと思ってしまったのですが、フリテン369mにするのも全然あります。
結果どちらを選んでもアガれてはいませんが、こういうミスは減らしていきたいところです。
南3局
鳴いて2000点をアガりに行く点数状況ではないので、役牌から切ってリーチ手順にしました。
この局は普通に進めただけなので、私の進行は特に言うことはありません。
カニおじの陰湿ダマインパチ。
何言われてもしょうがない。
どうせ私の南は先に切っていますが、掴んでいたら危ないところでした。
南3局1本場
1mの方がいらないですが、どうせ染めないと大した手にならないので、親現の1mの方を後回しにしました。
強いて言えば9pを切る前にマンズから全部切って染め色を分からなくするような打ち方もありますが、どっちでもいいと思います。
ドラが使えず打点がやや不満ですが、組み直す巡目ではないので普通にテンパイに取ります。
安目だと2000点しかありませんが、そもそも待ちが残り2枚しかなく、アガれるだけでもオーラスが多少楽になるので見逃しなんかはしません。
この後高目の發をツモれたのはラッキーでした。
南4局
オーラスはかなり悩ましかったです。
上が遠すぎるのでもう3着しか見ておらず、3着までは900点差。
安くていいのでとにかくアガりたい場面です。
南が役牌なのと、門前よりもホンイツの方が速い可能性があるので、南を残して打2pとしました。
しかし門前でもそこそこ整っているので、ここから鳴くかどうかは微妙なところです。
2巡目に親から北が切られましたが、NAGAはポン推奨。
鳴いた後の形も微妙で、ホンイツの浮き牌も現状南しかないのでスルーしましたが、どちらが良いかは悩ましいです。
個人的にはカン7sからなら鳴くかも?ぐらいでした。
58mで受けが被っているので、浮き牌としてはさっき切った2pの方が価値が高いですが、678の三色で鳴いて行けるルートがあるのと、南も1枚切られてしまったのでここで南を切りました。
あまり自信はないです。
三色を残すなら打4sですが、先に9mから入ってしまったため、6mを喰い替えたりしての強引な三色よりもこうなったら門前かなと思っていました。
親が来ると脇がほぼ降りてしまうので、門前でテンパイした時、親現の北が待ちになる方が脇からもアガれそうと考えて8sを切りました。
4sを捉えてリーチが打てましたが、すでに58pが純カラ。
そもそも門前にした時点で詰んでました。
親に追っかけられましたが、最後に来た葉弥さんの一発ツモ。
これでげんぶさんが親被ってくれたので助かりました。
さすが葉弥さん頼りになる。マジでありがとう。
結果
ということで、私はまたしても3着。
やはり展開としては厳しかったですが、今回はミスも多かったので反省しないといけません。
幸いチームとしては勝っているので、私は今後も自分の麻雀をすることに集中していこうと思います。
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それでは、今回はここまでになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後もΣリーグとチーム縁の応援をよろしくお願いいたします。
Pacific Dainagon
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