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PDGONのΣリーグ振り返り:ファイナル第3節①
Pacific Dainagonです。
ついにΣリーグもファイナルシーズンへ突入、今回は第3節に登板した試合の振り返りになります。
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対戦表はこちら。
大納言連投!
志願登板です。私はまだΣリーグでの連投がなかったので1回はやっておきたかったというのと、タイミング的にも丁度良さそうだったので連投を志願しました。
さて、対戦相手は、
1戦目がAPBエンデさん、ななないメカZさん、BCC葉弥さん
2戦目がAPB矢絣さん、ななないまちぐささん、BCCなーいんさん
です。
経験豊富な猛者たちが揃いましたね。それぞれのチームの中心的な選手ばかりです。
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第3節開始時点での成績がこちら。
首位のななないが大きく抜けています。
全5節しかないので今回を含めても残り3節6試合、優勝するにはこれ以上ななないには走らせたくありません。
とはいえ最優先は自分のトップで、それが厳しい時はななないを落とすことも考慮に入りそうです。
それでは振り返りに入っていきましょう。
今回は2試合あるということで、前後編に分けています。
①では第1試合を振り返るので、第2試合の方は②の記事の方をご覧ください。
東1局
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親リーが来てちょっと選択。
1pを切る選択肢もありますが、セットで落とせるカン3sターツの方を落としていきました。
開幕からエンデさんの4000オールでスタート。
東1局1本場
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効率だけなら1mですが、8mが浮き牌としてそこまで強い牌ではなく、手牌はドラ0で打点もありません。
4トイツをキープすることで自然に七対子になる手順はあるので、打点を見て8mから切っていきました。
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今回はニシキとカガシの2タイプで解析していただきました。
ありがとうございます。
NAGAはけっこう割れていますね。
カガシはかなり8mに寄っていますが、ニシキはどちらも同じくらいなようです。
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やはりドラ0なのでリーチによる打点上昇も少なく、鳴く人の方が多そうですがスルーしました。
まだ序盤で形はかなり良く、スルーしてもかなりリーチは打てそうなのが大きいです。
鳴いた後のヘッドが不安定なのもちょっと不満な要素の1つですね。
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ニシキもほぼ半々なようです。
まだ点数的にはフラットですが、気持ち的にはややビハインドくらいに思っていたので、けっこう打点に寄せた選択をしています。
2枚目はさすがに鳴きます。
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さすがに和了率だけなら14pの方が高いですが、せっかく發もスルーしたことですしここも打点に寄せていきました。
結局アガれはしませんでしたが、どうせ14pでもリーのみなので1人テンパイの3000点でも悪くないと思っています。
東2局流れ2本場
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形はまずまずですが今度もドラ0、まっすぐ進めてもしょうもないことになりかねないので、打点の種のダブ東を残しました。
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ここはニシキも1s。
孤立28くらいの強さの1sですが、ダブ東だとけっこう許されるんですね。
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2pを引きましたが依然としてリーのみなのは変わらず、今度はターツも足りたのでここも打点の種を引っ張りました。
1m2枚切れと赤受けの分で3mから切っています。
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メンツ手にするにはちょっと弱い3sですが、今度は七対子も見えてきました。
なおさら東を引っ張る理由ができたので、ここも6mを切ります。
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6ブロックになり、東を切らないならターツを壊さなければなりません。
巡目も合わせてさすがにメンツができる受け入れを減らす方が罪が大きいと考えて、ここで東を切りました。
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ここで七対子を見切って5ブロックにしました。
てか1s3枚引くなら先に言ってほしい。
トイツを落とすにも3択ですが、6pは後のドラ受けがあるため切りづらく、9sと北の比較。
葉弥さんは2副露していますがまだ全然張っていなくてもおかしくないと思っており、この手はほぼ後手を踏む手なので、北トイツをキープした方が対応しやすいと考えて、少しだけ先にリスクを負う打9sとしました。
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ニシキは1s、カガシは北。
1sはなるほどという感じですね。たしかにまだ七対子を消さない手もありました。
カガシの打北はもう対応を始めているところもありそうですが、ソーズのイッツーまで見てたりするんでしょうか。
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上家からリーチが来ました。
七対子の1シャンテンにもなったので、一旦現物の2pを切ります。
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これはミスです。3sのノーチャンスに気付くのが一瞬遅れてしまいました。
北を切るとチートイシャンテンが消え、1sは単騎にしか当たらない牌なので1sを切った方が良いですね。
切ってから気付きました。
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七対子のテンパイを逃してしまいましたが、これで押すかどうかも微妙なところですね。
無スジの3sを押して1枚切れの4s単騎、リーチにも行きづらいです。
結局北で回る選択肢もありそうですね。
鳴いてのテンパイも全部取る気でしたが、ここはテンパイできず流局。
東3局流れ3本場
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カン4mターツがドラ受けなので、良形フォローの4sを切って一旦6ブロックにしました。
東ポン・中ポンは打5m、36sツモは69pを切っていくつもりです。
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トイメンからリーチが来ました。1枚切れの東を切って回ります。
中のポンテンは取ります。
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東4局
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大体先手を取れる手なので、カンドラを早く見るために即カンしました。
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すでに十分形ではありますが、まだ安牌を気にする巡目ではないので、6sツモの三面張変化すら逃さないように發を切りました。
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赤5mは使いたいので残して、ドラの1sをスライドできるよう5sを切りました。
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これでもうドラ受けは気にしません。
カン6mだけはチーします。
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ホンイツ風な親からマンズが余りましたが、自分の手牌価値が高いのと、親はトイトイがなければ大した打点ではないので押しました。
テンパイしたら赤5mも押すつもりです。
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ずいぶん時間がかかりましたがようやくテンパイ。
しかしすでに15巡目で9mが3枚切れ、ダマでも満貫あり、しかも9mは全員が切る牌なので、さすがに和了率ダウンが大きすぎるためダマにしました。
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NAGAもさすがにダマ。
もっと巡目が早ければ曲げられたんですが、この巡目だと厳しいです。
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ツモるなら曲げたかったですが、まぁまぁアガれただけ良しとしましょう。
南1局
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下家からリーチが来ました。
段ラスからのリーチなので喜んで押したくはないですが、自分はリャンメンテンパイで、まだそこまでスジも通っていないのである程度押す気でした。
ここは横移動で決着。
南2局
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親番で東がトイツ。
マンズホンイツが少しだけありそうですが、まだマンズが2ブロックしかなく、普通に3色使ったリーチ手順もあるのと、北は重なっても満貫にならないので北から切っていきました。
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今度はマンズで3ブロックでき、手牌全体では5ブロックも一応足りました。
なので打点上昇のホンイツ移行を見て、白を残して2sから切っていきました。
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悩ましいですが、上家からマンズ以外は鳴けそうですし、最高形のタンピン三色があるので、一番分かりやすい東切りとしました。
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ニシキは東、カガシは3m。
先にマンズを処理しておきたい気持ちもありますが、マンズを切る進行は後が難しくなりそうですね。
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ちょっと迷いましたがスルーしました。
47sは一番強いターツですし、三色ができても愚形確定で満貫にはならず、ここを鳴いたことでピンズが降ろしてもらえなくなったりしても嫌かなというところでした。
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さすがにチー。地の果てまで押します。
5800和了。
南2局1本場
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カンによって4mが新ドラになり、もう1mが縦引き以外で採用できない形になったので、完全安牌の南と入れ替えました。
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8pが2枚飛びで8sは生牌。
形上も一手先でロスが出ないよう9pを切りたいところですが、
・ソーズが全体に高く9sは誰にも通っていない
・9pは全員に通りそう
・タンヤオも三色も消える8s受けの価値があまり高くない
・一応9pは余剰牌ではなく8p受けを増やしている
この辺の理由で、9sは先切りみたいな感覚でした。
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ニシキはオコですが、カガシはけっこう肯定派ですね。
まぁニシキがこういう先切りをするイメージはあんまりありません。
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2軒の仕掛けもあり、もう門前に拘れる巡目ではないので鳴いていきました。
この時に9pを持てるのもさっき9sを打ったメリットですね。
ここは横移動で親が流れます。
南3局
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パッと見で三元役は目に入りますが、チャンタやホンイツもあって悩ましいところ。
なんなら4mを切りたかったんですが重なってしまいました。
これでもまだ手役全振りの打4mはありそうですが、トップ目とは3100点差で、役役の2000点なんかでもけっこう意味のあるアガリになるので、極端に速度を遅らせるのは控えました。
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七対子の1シャンテンですが、さすがに役牌トイツ2組で三元役もある手は鳴きたいので、あんまり七対子は嬉しくありません。
なので七対子だけ見切って、今度こそチャンタもホンイツも残せる打4mとしました。
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ニシキは4m。やはりあんまり七対子っぽい手ではなさそうですね。
カガシは中を切れと言ってきます。嫌です。
この後すぐに横移動して、トップ目でオーラスへ。
南4局
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七対子とタンヤオを天秤にして、一旦打8sで6ブロックにしました。
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七対子1シャンテン。
一応5pツモからタンヤオにいける目も残して8pから切りました。
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2sはフリテンで、上家にもトイメンにも通っていないので切ったんですが、控室でも言われていた通りここは6pを合わせた方が良さそうですね。
1000点の放銃もできないので、瞬間通った牌なら下家にアシストしやすいですし、鳴いてくれるなら任せる道も生まれます。
後で6pが下家に切れなくなる方が痛そうです。
また、下家は切り出しが少し不穏でしたが、1枚切れの南がツモ切られた後手から1sが出てきているので、染めっぽいけど染めじゃないこともありそうだなと思っていました。
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上家からリーチが来ました。
ライバルですが、満貫放銃で3着まで落ちてしまうのでゼンツというわけにもいきません。
まっすぐいくなら4pですが、形が苦しすぎるので一旦打4mでシャンテンキープしました。
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北も生牌なので切れず。
4mを並べます。
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問題の場面です。
手詰まっており、ノーチャンスもありません。
縋るなら7mのワンチャンス、56pのダブルワンチャンスくらいです。
下家もトイメンも張ってないこともありそうですが、どちらかと言えばトイメンの方が明確に押している分張っていそうでしょうか。
まず真っ先に候補に挙がりそうなのがリーチに現物の3pですが、これは下家にもトイメンにも当たる可能性があり、かつ大体ドラも絡みます。
この状況で下家が降りるはずはないと思っていたので、下家に最終手出し1pのペン3p・カン3pが全然あり、かつ下家に満貫放銃は3着で終わってしまうので、それは避けたいというところでした。
7mワンチャンスの8mは、上家になんでもなく、トイメンの58mも出て来ておかしくありません。
3枚切れるのはプラスポイントですが、2人にリャンメンが否定されていないのはちょっと切りにくいですかね。
裏で検討した時には9sという意見も出ました。
上家以外にはほぼ通りますし、上家にもリャンメンと単騎でしか当たらない牌です。
「上家に打って2着なら、ななないも逆連対に抑えられて悪くない」という考えもあったでしょうか。私が9sを打たなかったのは、2着で妥協したくなかったという一点に尽きます。
そして私が打った4pですが、まずこれは下家には通るものと思っています。
14pが否定されたので当たるなら47pですが、カン6pチー打5pにより、47pが残っている場合55567からの喰い伸ばしになり、かなり変です。
上家は5pの出が早く、その後に8pの手出しも入り47pはあまり出てこなさそう。
そして親は、6pを切った後2sを切ってから4sポン、そこから6mと東が手出しされて、47pが出てくるパターンも否定はできませんが、56pダブルワンチャンスと合わせてそれなりに稀な気がします。
あんまり当たらなそうな上に、親に安い放銃で局が続くならまだトップを狙えるので悪くないと思って4pを切りました。
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これが親の12000に刺さってしまいます。
今振り返ると、4pを切るなら7pの方が良さそうでしたね。
親のペン4pもあり得ますし、6pを先に切っている分7pの方が愚形にも当たらなさそうです。それこそトイトイなんかで4pトイツの先固定も考えられます。
下家もこの晒し方だとカン7p・ペン7pはほぼ出てこなさそうですね。
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ニシキは3p、カガシは9s。
実際のところ、トイメンにも3pはあんまり当たらないので、3pが怖いのは下家くらいです。
先ほども書いたように下家は染まっていない可能性も全然あり、その場合は打っても2着で耐えられて、かつ下家は降りているレンジもあるので、ここは素直に3pを切っておくのが良かったのかなと今は思います。
下家がテンパイで、降りることはないと実戦中決めつけてしまったのが良くなかったですね。
また、道中の手順ももっと下家に任せるやり方もあったと思います。
どうしても自分の手は厳しかったですね。
トップに拘って最後まで自分の和了を見た結果ですが、ななないをトップに押し上げる最悪な放銃になってしまいました。
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次局も最後まで着アップを見ましたが、ついにテンパイせず。
最終巡目でもう自分のテンパイチャンスはほぼなく、ポンテンが取れたとしても上家を捲ることはないので、ここで降りました。
結果
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というわけで、初戦は3着でした。
ななないをトップにしてしまったのが最悪です。
やはりオーラスが一番の反省点ですね。
4p切り自体がそこまで悪い打牌だったとは思っていませんが、他に上位互換のような牌があったり、冷静に見ると他の要素もあったりして、最善でなかったことは間違いないと思います。
非常に後悔が残りますが、2戦目が始まってしまうのですぐに切り替えなければなりません。
ということで、2戦目の方は②へと続きます。
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