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PDGONの第3期Σリーグ振り返り:レギュラー第11節

Pacific Dainagonです。

今回は、6/30(日)に行われた、第3期Σリーグのレギュラーシーズン第11節の試合を振り返っていきます。


対戦表はこちら。

私は第2試合A卓で、対戦相手はMkingdomひげくじらさん、ななないChristさん、ぽんてんまさきさんです。

強豪揃いといった様相の組み合わせですが、響け!ユーフォニアム3の最終回を見たばかりの私は希望に満ち溢れています。
負ける気がしません。


それでは、早速試合の振り返りに入っていきましょう。

どうぞ最後までお付き合いください。



東1局

12巡目、ツモ7p 打2p

東發親番、上家からリーチが入っている場面。

まっすぐ押すなら57pですが、赤5pは使いたいですし切りたくありません。
ちょうど3pもノーチャンスになったので、2pを切っていきました。


13巡目、ツモ赤5s 打3pダマ

愚形残りではあるもののテンパイ。

ただの58s引きならリーチしていそうですが、赤5sを引いたことでダマで7700の手になりました。
巡目も終盤に差し掛かり、自身が打点のある愚形であることと、6pはリーチに通っていないものの、2軒リーチよりは1軒の方が出やすそうではあるのでダマにしました。

しかし、8p引きの変化は特に嬉しいわけでもないので、ダマにしたところでこの後変化はありません。危険牌で降りるわけでもありません。
カンも入っていますし、東發の親番なので腕を振ってリーチでも良かったかもしれません。


上家から7700の出和了。


リーチしていれば、裏々の18000でした。

結果論ではありますが、リーチの是非については考えどころです。
今見たらリーチした方が少しいいんじゃないかなという気がしますが、実際のところは分かりません。



東1局1本場

5巡目、ツモ6p 打8p

鳴ける手ではありますが、5巡目0メンツで愚形が2つあり、あまりこの手のままで戦いたくありません。

打点の種であるダブ東とドラの發を残して、概ねカン8sを外していきたいなという構想なものの、一応瞬間の5ブロック&2ヘッド形はキープする打8pとしました。

中は鳴いて東を切りそうですが、4pを切るのもありそうですね。
こういうのは他の人にも聞いてみたいところです。


11巡目、ツモ5m 打3m

トイメンからリーチが入り、3mを抜きました。

もちろんまっすぐ押すなら發ですが、さすがに字牌とはいえドラを勝負するような手ではありません。
9sや中で回るにもどちらも生牌ですし、トイメンのリャンメン落としからの1m切りリーチが、七対子の可能性もそれなりにありそうに見えたので、端牌や字牌もあまり進んで切りたくはありませんでした。

2枚切れの1mが最後に出てくるのは少し七対子っぽくない要素ではありますが、3mが切られた後にリャンメン落としが入ってから3枚目の1mが出てくる形があまり想像できません。
とはいえターツ落としの最中に引いて安全度で残した可能性もある1mなので、七対子と断定するにも至りません。

最後は結局手牌価値ですね。
9sや中を切ったところで、ドラを引いてようやく戦えそうな程度の手なので、現物1枚とはいえ押す手ではないと判断して3mを切りました。



東2局

4巡目、ツモ7s 打白

トイメンからドラの白が切られたタイミングで合わせました。

上家から手出しも入っていないのでこの瞬間ほぼ確実に鳴かれないのと、自身が赤赤でドラに頼らなくても打点があり、7pくっつきのタンヤオや567三色もあるので、ここでドラを見切りました。



東2局1本場

8巡目、ツモ2p 打6p

下家は西ポン打8p、南ポン打9m。
トイメンは6pチー打白です。

下家の役はよくわかりませんが、よくわからないのでどんな牌でも使えるトイトイが本線かなと思っていました。
次点で役牌バック、もしくは暗刻でしょうか。

形は打2pに見えますが、7pが1枚切れてしまって7p引き三面張は望み薄、8p引きは限りなく微妙ですし、5p引きの亜リャンメンもそんなに強くありません。
5m縦の58pもドラが出てしまっては微妙です。

2pを残した時の3p引きはかなり強いですし、14p先引きの愚形も悪いわけではありません。
最終形に大差なさそうで、2pは下家に役牌暗刻やトイトイで瞬間の放銃抽選があるので、打6pとしました。

うまぶり疑惑はあります。



東3局

2巡目、ツモ中 打1m

1mを切りましたが、1pで良かったかなと思います。

3p引きのカン2pはペン7pよりも強いターツになり、縦引きでも中とのシャンポンになるのでそれも枚数が多い1pの方が良いですが、1mを残してツモ2mはこの巡目ならテンパイを外して良さそうです。

愚形リーのみのテンパイから7連形くっつきでイッツーもある1シャンテンになりますし、中が入った時も147mの三面張になります。

1pは多少形が良くなるかもしれないというだけの価値しかないので、一度テンパイ外しを経由するものの、打点にも最高形にも寄与する1mの方を残した方が良かったかなと思います。

まぁどっちも大体切るんですが。



東4局

5巡目、ツモ2p 打5p

4pが1枚切れているので14p二度受けが弱い上に、トイメンがピンズに染めていそうです。

あんまり使わないピンズは先に切っておきたいのと、ドラの1mが重なった時には14pのリャンメンが活きてくるので、くっつきの強さよりも形で5pを切りました。


6巡目、ツモ中 打7s
7巡目、ツモ赤5s 打3s

トイメンに3副露が入り、まだ張っていない可能性もあるとは思っていますが、さすがに生牌の中とピンズ1枚を勝負していくような手にはなっていません。

どうせ押さないのであれば上家にもケアしたいので、今切られた3sを合わせました。


12巡目、ツモ8s 打中

親の仕掛けもタンヤオでないことが見え、想定される役は東バックか三色、たまにマンズイッツーといったところでしょうか。

マンズ上、ソーズ上ともにほとんど見えておらず、三色の中では789が濃そうだったので、一旦8sを止めました。
手牌は復活が見えてきたもののテンパイしなければあまり押す手ではないですし、もし下家からリーチが来たとしても3mでなんとかなりそうかなと考えていました。


14巡目、ツモ1p 打8sリーチ

テンパイしたので8sは押します。

リーチかダマかだけ考えていましたが、リーチしたとしても上家もトイメンも4sは止まらなそうですし、押すなら打点も欲しいのでリーチしました。


当たりました。

テンパイしてしまったのでやむなし。



東4局1本場

9巡目、ツモ2s 打5mダマ

上家は赤5mチー打中、5pチー打7pです。

ドラが西なので上家はそこまで高そうではないですが、さすがに2枚切れのリーのみペン3mではリーチできませんでした。

12mを払っていったとしても結局ほぼリーのみにしかならず、2mにも放銃抽選があるので、ダマでツモって良し、ツモれなければ適当なところで降りようと5m切りダマにしましたが、さすがに親のテンパイ率がかなり高そうなので微妙でした。

5mを切らないとして何を切るか難しいですが、12mか、1pか、もしくは全部切れそうなソーズを1メンツ丸ごと落としていくのもあったかもしれません。



東4局2本場

7巡目、ツモ西 打1s

頭がないので1sを引っ張っていましたが、ピンズで四連形ができたので頭はなんとかなりそうですし、2sが2枚切れなので4s引きのカン2sが弱いです。

1sを残すメリットは1s縦引きと、2s引きの時に25pと14sを選べることですが、2s引きの時は別に25pで構いません。
4pも見た目でノーチャンスになっていて25pは悪くなさそうです。

後に放銃リスクがある1sを抱えるほどではないかなと思い、ここで1sを切りました。



南2局

2巡目、ツモ8m 打3p

まだ早い巡目ではありますが、この瞬間のカン7mがやや場況が良さそうなのと、19sシャンポンがそこそこ強く、かつ3sがドラなのでこのシャンポンからの変化を見るだけでも十分かなと考え、まっすぐ3pを切りました。



南1局1本場

15巡目、7sスルー

一発消しを一瞬考えましたが止めました。

一発を消しても、鳴くと結局上家にハイテイが回ってしまいますし、下家が一発で放銃してくれる抽選もなくなってしまいます。
しかも安牌が足りるかも怪しいので、ここはスルーしました。



南2局2本場

6巡目、ツモ7s 打9m

1mと9mどちらもありますが、おそらく9mを切る方が少し567三色になりやすいかと思います。

1mを切ると39m、9mを切ると13m縦引きで567の1シャンテンになりますが、9mを切った時の7mは打点に寄与するフォロー牌であるものの、1mを切った時の3mはほぼ余剰牌のような形になってしまい、キープしにくいです。

しかし、打1mツモ9mの時には、打3mとして55799の良い形に受けつつ567三色も残るのがそれなりに嬉しい変化としてあるので、よく考えたら正直あんまり差はないような気がします。



南3局

7巡目、ツモ8s 打6s

上家は西ポン打赤5s、東ポン打4pです。

打4m、打1p、打6pと迷っていました。

2枚目の4mが切られるまでは役が分かりませんでしたが、トイツ落としが入ったことで上家はかなりピンズホンイツっぽいです。
まだオタ風しか鳴いていないので打点は低いかもしれませんが、とはいえこの2シャンテンからピンズ2枚を切っていくのは微妙です。

七対子を残せばピンズを勝負する枚数を減らせますが、マンズを切るとメンツ手のターツが足りなくなり、ここからピンズを切るのもすでに放銃になっておかしくないので何とも言えません。

どのルートが一番厳しいかと言えばピンズ2枚を勝負してメンツ手にするルートかなと思うので、やはり七対子は残した方が良かった気がします。
24mを落として本線は七対子、ピンズが更に伸びたら改めてメンツ手も見るような感じで、なるべくピンズを打たないルートにするのが良かったのではないかと思います。



南4局

3巡目、ツモ6s 打9p

打9p、打4s、打北の3択で考えていました。

トップには満貫出和了で足りるので、メンタンピン赤で条件は確定になります。
やはりこれだけタンヤオ牌でまとまっているとそのルートが本線なので、打4sは候補の中だとあまり切らない寄りかなという気がします。

イッツーもあるのが悩みどころですが、1pを先に引いた時にイッツーも崩れて安くなってしまう可能性がそこそこあるのと、現状ヘッドにやや難がある形なのでドラ縦で打点も形も良くなる、ということで打9pとしました。


最後はこの4sで放銃になって終局。

親にさえアガられなければ良いので、悪い結果ではありません。

8sがなくなってしまい、赤5sチーで満貫になるルートも取れるので打7sもあったかもしれませんが、門前で7p引きテンパイの時はピンフの1翻が非常に大きいので微妙なところですね。
どちらにせよ結果は変わりません。



結果

ということで、今回は3着でした。

後手に回る場面が多く、そこそこ分岐があった中では大きなミスもなさそうだったので、悪くない内容ではあったかなと思います。
まぁラスではなかったので、負けてないということにしておきましょう。


それでは、今回はここまでになります。
次節以降も頑張っていくので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

Pacific Dainagon


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