PDGONの第3期Σリーグ振り返り:レギュラー第13節
Pacific Dainagonです。
今回は、7/10(水)に行われた、第3期Σリーグのレギュラーシーズン第13節の試合を振り返っていきます。
対戦表はこちら。
私は第2試合B卓です。
対戦相手は、Pleiadesかくきりこさん、はいまにえぞひぐまさん、ななないまちぐささんに代わりメカZさんです。
ちなみに今回、まいまいは現在首位のはいまにと合同配信を行っていました。
首位様の恩恵にあやかって頑張りたいところです。
それでは、試合の振り返りに入っていきましょう。
どうぞ最後までお付き合いください。
東1局
あまりに手が遅いので鳴いてもいいんですが、ほぼ1500にしかならない上に、鳴いたところで大体間に合わなそうなのでスルーしました。
こういうのは好みによって分かれそうですね。
東は2枚切れなのでかなり使いにくいですが、やはり手が間に合っていなさそうなので安牌候補に持てるなら持ちたいのと、東重なりの七対子は打点的にも十分になるので、攻守兼用に抱えました。
東を抱えるとしたら何を切るのかも悩ましいですが、リャンメンを嫌ってもかなりメンツ手からは遠のきますし、8mが2枚切れで七対子にかなり使いにくいので、ほぼ七対子に決める打8mとしました。
36s辺りから入った時はメンツ手に戻るのも視野に入ります。
東2局
少し捻りました。
まっすぐは打3sですが、親にピンズが高く、仕掛けているトイメンの切り出しも不穏です。
実質リャンメンフォローのような9pなのでそこまで価値も高くないのと、下家・トイメンにソーズ下があまりなさそう、かつ3sが後からでも切りやすいということで、打9pとしました。
東3局
親から早いリーチが来ました。
安牌が何もないのでまっすぐぶつけるのもありますが、親にぶつけるには手牌価値が低いので、2巡凌げて安全度的にもマシそうかつ、タンヤオで返ってくる可能性のある9pを切りました。
まぁちょっと他の牌は選びにくいかなと思います。
次に無スジを引いたら2枚目の7mも抜きます。
東3局1本場
今回も見どころのない配牌。
まっすぐ進めても速くもなく、打点もあんまり付かなそうなので、染めと七対子を残す進行にしました。
大体4sも切るつもりでしたが、前巡下家に1sをチーされました。
2mトイツ落としが入っている辺りからもソーズ染めの可能性が高そうで、まだ東場とはいえこんなアガれそうにない手でライバルに鳴かせたくありません。
ということで6mを切りましたが、ピンズでメンツができたことでマンズ染めがなくなったので、1枚切れの東ぐらいは切っても良かったかもしれません。
とはいえ七対子なら残したい牌ではあるので微妙なところです。
待望のドラが重なりましたが、6mを切ってしまったのもありメンツ手の形が厳しいです。
この形にした以上は七対子一本で良さそうかなと考え、打4pとしました。
東が2枚切れになり、6sも下家に鳴かれたくはないですが、手牌の安全度は低く、ここで何かソーズを切っておかないとずっとソーズ3種のみの1シャンテンにせざるを得なくなりそうです。
テンパイしたらぶつけられる手にはなりましたし、東にもまだ攻撃的価値はあるので、今通った6sを合わせました。
東3局2本場
下家からリーチが来ていて、前巡は現物の1sを打ちましたが、今度はまっすぐ2pを押しました。
前巡のピンフの2シャンテンでは押しにくいですが、今度は最高でメンタンピンの1シャンテンになっています。
1sを切ったことでソーズが愚形になってしまってはいるものの、代わりに打点も付いた上に押す牌も少なく済んでいるので、こちらのルートでいいんじゃないかと思います。
押し引きについては、下家のリーチに通っている本数がかなり少ない上に、自分がラス目でしかもライバルの子であるため、この1シャンテンからならもうしばらく押して良さそうかなと思います。
東4局
親がオタ風の西をポンして、ターツ落としが入っていることや切り順も含めかなりソーズのホンイツっぽいです。
ホンイツならば4sが余ったこともありけっこうテンパっていそうですが、まだホンイツと断定できるほどでもありませんし、オタ風を鳴いているだけなので打点も分かりません。
もちろん3sは危険ですが、これを切らないのであれば23pを切ることになり、しかも3pはドラなのでここを払うと手牌価値が著しく下がります。
ホンイツを張っていたとしてまだ他にも待ち候補は色々とあるので、この手ならばまっすぐいっても良いかなと判断し3sを押しました。
南1局
4pはドラですが、かなり使いにくいです。
仮に8mをツモ切ったとして、3p引きのヘッドレスは形が良くなっているかどうか微妙ですし、5p引きで打78mとするのも三色がなくなるので明確に嬉しいわけでもありません。
明確に嬉しいのは4p縦引きぐらいですが、手替わりの4p3枚vsリャンメンリーチドラ1でテンパイする8m2p3枚なら、後者の方が勝ると思います。
4pはそれだけ使いにくい上に、後に引っ張るほど危険になるので、持つメリットよりもデメリットの方が大きいと考えて、ここで4pを切りました。
南1局1本場
3副露してようやく1シャンテンですが、6sのポンテンはスルーしました。
巡目も中盤になり、瞬間テンパイを取れるのも偉いですが、どちらの裸単騎でも和了率は大分低そうです。
くっつきシャンテンなのでマンズ2~6とソーズ3~7で受けはかなり広いですし、自引きの愚形テンパイでもそこから好形変化を見れるため、裸単騎よりはマシだろうということで、ギリギリスルーとしました。
あと2巡遅かったら鳴いていそうな気がします。
南1局2本場
親番で赤赤ですが、この巡目で2シャンテン。
ヘッドレスなので3mにも多少の価値がありますが、7999pやソーズの複合形のヘッドを作りやすい形があること、中盤に入り東に安牌としての価値もあること、打点があるので東重なりで仕掛けられるようになるのにも価値があることなどから、3mはツモ切りとしました。
南1局3本場
下家から早いリーチが来ましたが、降りようがないので押さざるを得ません。
どうせ押すので2pか8pですが、1p切りリーチで単純な58pよりも25pの方がやや少なそうなため、2pから押しました。
相変わらずほとんど安牌がなく、手も進んでいません。
9mぐらいは押して良さそうですが、まだ3シャンテンでさすがに和了率は低いです。
現物は2m1枚しかないものの、受からなくなる1mは2mがノーチャンスになったのでかなり安全になっているのと、トイメンが押しているので耐えていれば放銃してくれる可能性があります。
しかも対ラス目でなるべく押したくはない相手なので、大人しく打2mとしました。
南3局
1sを切っているので2sも大して使いませんが、親にオタ風のポンが入っています。
自分はそこそこ頑張りたい手で、鳴かれたり放銃に回るのが嫌なので、先に中を処理しました。
南4局
浮き牌選択。
345三色で中に依存しないルートがあるので4pはかなり切りづらく、亜リャンメンも残したい、發縦もなるべく残したいということで、5m引きは痛いものの、他の裏目も同等以上に痛そうなので6mを切りました。
ちなみに9sが2枚切れているのは見落としています。
まぁ見えていたとしてもこの手順にしている気はします。
4枚目の25mが切られてしまい、巡目的にもそろそろ鳴かないと間に合わなさそうなので、リャンメンから鳴いていきました。
バック仕掛けなので役を優先して發は残すんですが、5mチーからだったらやはり345があるので9sを切りそうかなと思います。
この時点では9sがないことには気づいていますが、頭が必要なので6sをチーできる分4pより9sを残します。
9sがないので發単騎にしました。
見た目枚数も6s3枚vs發2枚でそんなに変わらないですし、もし6sが4枚だったとしても發単騎の方が少しアガりやすいかなと思います。
9sが親の現物なこともあり、9sが1枚以上残っている69s4枚なら69sにしていそうです。
無事にアガれました。
トイメンにはしっかり逆転手が入っていたので危なかったです。
結果
ということで、久々のトップを取ることができました。
親番で微妙な配牌から薄いアガリを拾って連荘できたのが大きかったですね。
この半荘だけで7回もアガれたみたいです。やはりちゃんと手を組んでおくのは大事ですね。
今節はどらさんもトップでデイリーダブルとなり、チームの負債を半分まで減らすことができました。
はいまに様のご利益は偉大ですね。
依然として全く気を抜ける位置ではありませんが、レギュラー残り7節、焦らず余裕を持って臨みたいところです。
それでは、今回はここまでになります。
次節以降も引き続き応援よろしくお願いいたします。
Pacific Dainagon
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