コンテンツを知る

日々のお仕事お疲れ様です。
今回はコンテンツを知ることの重要性について話して行きたいと思います。
忙しい中様々な版権のコンテンツを学ぶというのはかなり大変なことと思います。
この台のどこが良いのか分からない‼️
なんてお声もよく聞きます。
なので、コンテンツをどういった目線で見ていけば良いかをまとめていこうと思います。

コンテンツで見なければ行けない所
1.コンテンツのファンがどの程度いるか
2.コンテンツの年代層
3.コンテンツ自体の評価
4.再現かゲーム性か
5.汁の出るポイントはあるのか
この5点に絞ります。

まず1つ目はコンテンツのファンがどの程度いるかですが、これは2通り考える必要があります。
それは遊技層と非遊技層の2通りです。
遊技層内にコンテンツファンが多ければ初動は間違いなく反応しますし、未導入の場合はその層が他店に行くチャンスを与えてしまうことを忘れては行けません。他店に行くということは他店を知るということですので利益率の高い店舗や支持率の低い店舗は致命傷になることを覚えておきましょう。
非遊技層は単純に新規の顧客が発生するのか否かというところですが、昨今パチンコ遊技に対する世間の興味は少ないので熱狂的ファンの居ないコンテンツは無視してOKです。
今後旧ジャ〇ーズや韓流系の版権が来た時は要注意ですが笑

次にコンテンツの年代層ですが、高ければ高いほど遊技層に近くある程度の資金的余裕を持っているという感覚で見てもらえればOKです。
資金的余裕のある方がより長く打ってもらえる可能性が上がります。

3つ目のコンテンツの評価ですが、これも上の2点と合わせて見る必要がありますがコンテンツ自体の知名度や評価の高いものはパチ化した時も高いクオリティを出しやすい傾向があります。料理で言う素材の良さという感覚でしょうか。いい肉は焼いて塩だけでも美味いですよね。

4つ目の再現かゲーム性かという点ですが、コンテンツが良いとどうしても同じレベルクオリティをファンは求める傾向があります。そのコンテンツの新たな一面や感動したものをまた感じたいという欲求でしょうか。よってコンテンツを知っていないと演出の良い悪いの判断が出来なくなる→稼働予測が弱くなる可能性があるということです。あとはゲーム性ですがコンテンツと噛み合っていないゲーム性というのは刺さらない傾向があります。ファンが没入出来るような工夫があるかないか、これだけで稼働はかなり変わります。
最近の台で言えばソードアート・オンラインが非常によく出来ていると思いました。細かい気になる点はありましたがコンテンツ知らない層と知っている層がバランス良く打てる打感になっていました。

最後に汁の出るポイントがあるかどうかですが、これはスペック面と大きく関わってきます。大量出玉の契機に自分の大好きな場面が来たら汁がジャジャ漏れになるのは想像しやすいと思います。
逆に大量出玉の契機のシーンを原作で見るという現象もあります。名シーンはあるけど射幸性が低すぎる台はなかなか伸びないと思います。スロットのあ〇花なんかは特に顕著に出ていましたね。やはりパチンコパチスロユーザーというのは出てナンボの性分。そこに自分の好きなコンテンツが掛け合わさることでより喜びがますので、コンテンツありきの台選定は危険がいっぱいです。

色々書いて来ましたが、コンテンツが溢れる昨今、多角的に台を見る必要性はドンドン上がってきています。稼働しなくても売れれば良いメーカーと違い店舗は失敗すればお客様に負担を強いることになります。そうすれば業界自体が終わります。それは昨今のパチンコ玉粗利を見れば明らかです。可処分所得も変わらない世の中で少しでも楽しいと思える時間を多く作る事が出来なければパチンコ店は地域の方からお金を巻き上げメーカーに献上する必要とされない存在になると思います。遊技である以上勝ち負けは存在し、企業である以上儲けることは必然ですが、台選定を上手くすることでより良い遊技環境が生まれると自分は信じています。お客様、お店、メーカーの三方良しになる未来を心から願っております。
長文ですが見ていただきありがとうございました。

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