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RAGEにネクロを持ち込みたい人へ

初めまして。ぱちなと言います。
ネクロが好きなただのプレイヤーです。

RAGEにネクロを持ち込もう!と思った方も多いのではないでしょうか?
初めに言います、FOH期のネクロは練度が必要です。

ただ、この記事を読んだだけで練度ドーピングができる内容になってます。
※筆者は全ての構築を10試合以上はランクマッチで使用しています。
※自慢ではなく信憑性の話です。
是非最後まで読んでください。


1.デッキタイプ紹介

今期のネクロマンサーのデッキタイプは大きく分けて2つあります。
さらにその中に採用カードの差で型が複数存在します。
それをひとまず紹介します。
※これが全てというわけではありません。

Ⅰ.冥府/ララ1共振2

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Ⅱ.冥府/ララ2共振1

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Ⅲ.冥府/ララ3共振1

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Ⅳ.冥府/ギンセツ3

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V.自然/ミルティオ2

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Ⅵ.オーダー/オーソドックス

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Ⅶ.オーダー/バトルキョンシーガール3堕落の決意2

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Ⅷ.オーダー/ラブソングシンガー2

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Ⅸ.オーダー/王墓の骸3

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Ⅹ.オーダー/バトルキョンシーガール3

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Ⅺ.オーダー/ナイトメアイーター3

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大きく分けてこれぐらいあります。『/』の背後は特筆すべき点を書いてあります。


2.各デッキの紹介

1で紹介したデッキの中身について少しずつ説明します。
デッキは番号で指し示します。ご了承ください。


こちらは、共振が2枚で、ララが1という型です。
共振の枚数が他より多いため、秘術ウィッチの禁約に対しての耐性が高いです。
また、ララの枚数が少ないため選択肢が減ります。これは使い始めて練度がまだ足りない場合は迷う時間を節約できるので利点となります。


こちらは、ララの枚数を増やし、共振を減らしている型です。
ララの枚数を増やしたことで選択肢を増やし、柔軟な対応ができるようにした型です。
レジェンダリースケルトンの枚数も減らしておらず、初めて使う場合はこの方をお勧めします。


こちらは、ついにララが3になりました。
このデッキはララの枚数が増えると必要な練度も比例します。
ですが、その分強さはララ3が一番だと筆者は思います。
レジェスケの枚数を減らしている関係上、葬送先など考えることは多いですが慣れたらとても使いやすくなると思います。


こちらは、なんとグレモリーレジェスケの組が消えてギンセツが入っています。この構築は以前プロの『あぐのむ』さんがナーフ前に使っていたものとなります。
ギンセツを増やす利点は、連携が溜まりやすいことと、ロイヤルに対して強く出られるという点です。
ナーフ後のRAGEにどれほどのロイヤルがいるかはまだ未知数ですが、ロイヤルが多そうだと感じるのであればこの構築も悪くありません。
ただグレモリーが入っていないのでコスト詐欺はできないので後半の爆発力では他に比べて劣ります。


こちらは、自然ネクロ。
筆者の知り合いの『時雨モリー』さんの構築です。
トート起動から20点を一気に削るデッキです。
ミルティオはエンハンスでOTKすることもでき、回復、盤面勝負もでき柔軟な動きができます。
ただ、専門店相手は苦手です。相手の盤面に当たっていくことでリーサルを取るプランがメインなのでフォロワーを展開しない専門店は苦手対面です。


こちらは、一番オーソドックスな型です。
オーダーネクロ全般に言えるのですが、アイシャやオーダースターによって手札から打点が出るので専門店ウィッチに強いのが特徴です。
初めて使う方はこれを使うのをお勧めします。


こちらは、バトルキョンシーで進化回数を稼いで、盤面を強くしつつ、堕落の決意の効果を強く使おうというデッキです。
明確にデッキとしての強さではない堕落の決意というカードがある分プレイングは難しいですが、実質1コストの確定除去により長く安定した戦い方もできるようになっています。
また、バトキョンのスタッツが単純に強いので早期に決着をつけることも可能です。


こちらは、プロの『ちゃみ』さんが使用している構築です。
元から専門店に多少強い構築にさらにラブソングシンガーでメタることで、対専門店の勝率を上げた型です。
葬送というギミックのおかげで専門店以外なら捨てるという選択肢ができるのも強い点です。


こちらは、プロの『リグゼ』さんがナーフ前に作った構築です。
王墓を採用していることでドローと回復に厚く、エンハンスで使った場合の展開力も侮れません。手札管理が苦手な場合はこの型を使うことをお勧めします。


こちらは、⑨の構築の王墓をバトキョンに変えた構築で、堕落の決意採用型とは違い、単純に盤面の強さに注視した故の採用です。
葬送ギミックが少ない故の墓場のたまりの遅さもバトキョンで解消できるのもよくできています。


こちらは、ナイトメアイーターが入っていて、専門店に強く、またミラーの盤面勝負にも強く出られます。
墓場を大量に消費するイーターとアイシャの選択といったところでしょう。
イーターを複数回使うことを見越してのバトキョンの採用です。


3.知っておくと良いこと

自然ネクロの事はほぼ書いてません、自然ネクロ好きな方ごめんなさい。
ちなみに僕は自然ネクロが一番好きです。断腸の思いです。

『目指す事』
冥府、オーダーに限らず目指すのはフェイランやリッチを絡めた強い盤面作りです。
冥府は盤面づくりのついでに墓場が30たまるから冥府なのであって、墓場30が目指すところではありません。
オーダー型も盤面作りで葬送するついででスターを葬送して疾走を確保するデッキです。
自然ネクロに関してはラスワ10回をまず目指してください。
これを覚えておくだけで、目の前の選択肢のいくつかは潰せると思います。

『リアニメイト』
リアニメイトの仕組みについて正しい理解をしておきましょう。
筆者はとある事情からリアニメイトの仕組みを理解していない人によく合うのですが、ここでも訂正しておきましょう。
【リアニメイト:X】
このバトル中に破壊されたフォロワーでコストX以下でコスト最大のフォロワーを出す。(最大が複数いればランダム)

このようになっています。つまり、X=4でも4コストのフォロワーバトル中に破壊されていなければ「4以下のコスト最大」つまり3コストや2コストなどの低コストが出てきてしまいます。
ミルティオの効果で出てきたフォロワーのコストの合計が5でも不具合ではないので気を付けましょう。

『フェイタルオーダー』
フェイタルオーダーの効果で出てきたフォロワーが消滅するのは「次の自分のターンの開始時」です。間違えないように。

『ミルティオのXYの確率』
覚えましょう。2コストはさすがにディガーを出す動きが一番強いので無闇矢鱈と2コストを出せば良いってものでもないので注意しましょう。

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『リアニメイトの仕様』
例えば「リアニメイト:2」の時に自分のバトル中に破壊されたフォロワーの2コストにレジェンダリースケルトンが1、モーターグレイブディガーが2いるとします。
この時リアニメイトされるのはレジェスケが1/3、ディガーが2/3です。
つまりリアニメイト:Xが確定した後の抽選は破壊された枚数に依存します。覚えておくと良いでしょう。

『ヘリオの効果』
ヘリオの効果は相手のターン終了時に発動します。
相手のターン終了時効果で破壊された場合は、破壊された瞬間にターン終了時というタイミングが終わっているので、ゾンビ(またはリッチ)は出てきません。出てくるのは次の相手のターン終了時になります。

『直接召喚』
直接召喚でデッキから出てくる順番は完全にランダムです。
デッキの中で上にあった、下にあった、枚数が違うなどは一切関係ありません。

『アイシャとグレモリー』
アイシャとグレモリーの直接召喚効果が同時に発動する時は、グレモリーの効果は正常に発動し、リーダーに効果が付与されます。
詳しく知りたい場合は、TwitterのDMまでお越しください。

『グレモリー』
「墓場の枚数=デッキの枚数」これは発動しません。

『ハデス』
ハデスのアクセラレートは7コストのハデスをデッキに加える効果も持っています。状況によっては、その所為でグレモリーが発動しなくなることもあるので気を付けましょう。

『ララワザップ』
ララで0コストにするのはハデス、死帝だけだと思っていませんか?
ミルティオを0にしてドローを消される可能性を消す。
レジェスケを0にして0コスト8PP回復を狙う。
王墓の骸を0にして即座2ドロー2回復をする。3王墓4盤面あたりララでも成立するのが良いですね。
このような使い方もできるんです。
他にも幽暗の墓守の進化時効果は実質0コストの葬送なのでララがくっつくと強い盤面を形成することもできます。
緩い条件と余り痛手のない制約、そして強いコスト軽減のララをうまく使いましょう。

『バトル詳細』
今のネクロはデッキから出てくる効果や、回数、枚数が非常に重要なデッキなので、バトル中の相手のターンの間は逐一バトル詳細を確認しておくことをお勧めします。
死帝のせいで盤面が埋まってしまったり、直接召喚のせいで思っていた通りに動けなかったりというのは少ない自分のターンの時間を無駄にしてしまうので、なるべく正しい情報で自分のターンの動きを組み立てましょう。

『葬送する順番』
百鬼夜行と他の葬送札が被っていて、どちらも打ちたい場合は、必ず百鬼夜行を先にうちましょう。
百鬼夜行はネクロフォロワーをサーチする効果なので、必ず次の葬送先がつながるからです。

『幽暗の墓守』
ミラーは絶対に後出ししてください。
じゃないと負けます。葬送回数調整や出すターンで頑張ってください。

『手札管理』
オーダー型の難しいところとして、手札の枚数管理が挙げられます。
これの対処として、PPが余ったからといって、葬送やフォロワーを無闇に使わないことが挙げられます。
葬送=手札が減る」ということ、「葬送には手札が必要」「葬送で盤面を強くするデッキ」だということを考えると、無意味にPPを使い切ることがどれだけ無駄なことなのかがわかるはずです。

『迷ったらこのマリガン』
マリガンは基本的に「手札を増やす札」「葬送する札」「葬送される札」をバランス良く集めることが先決です。
 「手札を増やす札」→王墓の骸、ギルト、カーニバル
   「葬送する札」→葬送能力を持つカード
「葬送しても良い札」→スター、ディガー、バトキョン、等


4.マリガン(オーダー型について)

質問があって書いたので、せっかくなんで追記します。
直接召喚組(アイシャ、フェイラン、死帝)は対面、先後に関わらず返す。


墓守1枚、ミルティオ(何枚でも)、3コスト(2枚まで)は絶対にキープ

このデッキは2パス4パスはしてもいいけど3パスだけは絶対にしちゃダメです。なんならスターのアクセラを最悪打ってもいいレベルです。
また、ミルティオのパワーに頼ってる節のあるデッキです。
そういう理由でこのマリガンが基礎中の基礎です。
基礎通りに行くと以下のような初手を目指す感じです。

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以下はキープについて書いてあります。
基礎中の基礎+αとして読んでください。どの対面も基礎中の基礎さえ守っていれば、間違いはありません。
僕は感覚でやってる部分も多いので、これを基礎として感覚を磨いてください。

対ロイヤル
 先行:2コストフォロワー
  理由:序盤の小型フォロワー展開に付き合う必要があるから。ディガーが一番好ましい。
 後行:ハングリースラッシュ
  理由:序盤の展開をつぶすため。
 ゲームメイク:フェイランを早めに出して、対応力の上がるターンの前(6tまで)に70点盤面を2回作る。

対ウィッチ
 先行:基礎通り
  理由:境界が最強すぎるので、境界捲るために65点の展開を複数回しなければいけないから。
 後行:基礎通り
  理由:同上
 ゲームメイク:面作り→境界→面作り→境界→面作りこれができないとジリ貧になって辛い。耐久戦とリソースについては相手の方が上。専門店は2回強い盤面を作る。ディガーは魔鏡で取られるから注意

対ヴァンパイア
 先行:カーニバルネクロマンサー+葬送カード
  理由:相手のドロー力が強くて、リソース勝負になるから。
 後行:墓守2枚目
  理由:回復しないと間に合わないから。
 ゲームメイク:ネレイアに無限に注意して、墓守か必殺フォロワーで常に取れるようにしておく。そもそも不利なんで負けても気にしないこと。

対ビショップ
 先行:墓守2枚目、カーニバル
  理由:ソフィーナの守護展開まくるために複数回効果を使う可能性が高いから。
 後行:墓守2枚目
  理由:同上
 ゲームメイク:ソフィーナとクルトに注意して堅実に攻める。レジェスケは守護突破に絶対に残し、盤面作りに使ってはいけない。10まで耐えられたらゼルガネイアユカリで一方的に盤面消されるので敗色濃厚。そもそも不利です。

対エルフ
 先行:低コスト、墓守2枚目、オーダー、カーニバル
  理由:ローフラッド警戒で10枚プレイは必須なので2コスト。アマツには墓守連打で耐えるしか無いから。
 後行:同上
  理由:同上
 ゲームメイク:耐える。異形ってわかったら、スター→墓守の守護2段構で耐えるしか無いので何があっても死帝を葬送してはいけない

対ネクロ
 先行:カーニバル
  理由:どっちが継続的に盤面強くできるかゲーになるからミルティオの回数に依存してると言っても過言では無い。カーニバルは継続戦に伴うリソース不足を解消してくれる最強カード。先2置き安定です。
 後行:基礎通り
  理由:どっちが継続的に盤面強くできるかゲーになるからミルティオの回数に依存してると言っても過言では無い。後行時のカーニバルは取られやすいので返してもよい。
 ゲームメイク:マックス盤面を作り続ける。先に息切れした方の負けなので、常に5~10点分は次のために残す。

対ネメシス
 先行:基礎通り
  理由:盤面で押すしかないから。
 後行:基礎通り
  理由:同上
 ゲームメイク:そもそも不利対面。ミュニエとかメタとして刺さります。目の前の最善手を打っていくしかないです。

対ドラゴン
 先行:ディガー、墓守2枚目、カーニバル
  理由プレシオキツすぎるし、回復もしないといけないけど、守護も立てなきゃいけないから。
 後行:同上
  理由:同上
 ゲームメイク:プレシオ起動後の盤面消し去る力が強いので、疾走を止めるための守護を絡めた展開をし続ける。


5.他記事紹介

https://t.co/O5fbDzzPqG?amp=1
冥府型ララ0共振2についての記事。

https://t.co/LvyTN9ZKpe?amp=1
オーダー型のデッキにの中身について1枚1枚、詳しく書かれています。

https://t.co/yo8ysjIUsM?amp=1
詳しく対面別の立ち回りなどについて書かれています。

https://note.com/amaxch/n/n37a01180c104
『リグゼ』さんのネクロについての記事。

https://t.co/eT6HYBorzV?amp=1
『あぐのむ』さんによる冥府の解説動画。

https://t.co/J9rSJL4a4H?amp=1
『あぐのむ』さんによるオーダー型の解説動画。

これらも併せて使うとより練度ドーピングできると思います。


5.最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。
これが全てとは言えませんが、ネクロを使う上で最低限のノウハウは伝えられたと思います。

それでは、RAGE、jcg、ランクマ、レートなどなど、頑張ってください。

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