ミスター「化石燃料ラブ」 - 気候変動対策抑制カード#6 COP28バージョン

気候変動対策推進の足を引っ張ろうとする人にも、いろんなタイプの人がいます。
彼らを12のタイプに分類し、よく持ち出される典型的な言い草と、それに対する反論や質問、それへの回答などを12枚のカードで紹介しています(カードに関する詳細は最下部にてご覧ください)。

カード#6はミスター「化石燃料ラブ」 です。
（なお、COP28前のバージョンは下記リンクからご覧いただけます）。

「エネルギーの専門家が再生可能技術に最も投資しているように、化石燃料は低炭素の未来に向けた効率的な橋渡し役である。化石燃料は解決策の一部なのです。」
化石燃料を愛する彼らは、石油、ガス、石炭の段階的廃止を急ぐことは、雇用、経済、そしておそらくあらゆるものを破壊する素朴な狂気であると確信しています。

質問: 化石燃料会社は、目もくらむような利益のうちどれだけを自然エネルギーに費やしてきたのでしょうか？
答え: 1％未満であり、自然エネルギーについて伝える広告費よりもはるかに少ない。化石燃料企業は、その目の玉が飛び出るような利益を自然エネルギーへの移行を加速させるために使っていません。
ノルウェーの国営石油会社エクイノアは、ローズバンクに投資するために37億5,000万ポンドの減税措置を受けた。

COP28議長のスルタン・アル・ジャベールは化石燃料のCEOです。クリスティアナ・フィギュア（パリ協定の立役者）とアル・ゴアは、化石燃料カルテルが解決策の一部となることをあきらめていると公式に発表しています。

私たちは、彼らのダークマネーを民主主義から排除しなければなりません。

質問: 戦争で最も利益を得る産業は？
答え: 武器と燃料

#6 FOSSIL FUEL SOLUTIONISM

11月30日からアラブ首長国連邦（UAE）のドバイで、アブダビ国営石油会社Adnocのスルタン・アル・ジャベールCEOを議長に、COP28（第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議）が開催されています。
それに併せて、以前に紹介した12枚の気候変動対策推進の足を引っ張っているさまざまな「主義カード」の裏面が更新されました。

今回新たに書かれたのは、彼らの典型的な主張に対するカウンターです。
Islington Climate Centreで10ポンドで販売されていますよ（いろんな主義を持った家族が集まるクリスマス用のギフトに最適ではないでしょうか? とのこと）。

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日本語訳はイマイチなところも多々あるかと思います。
「この方が良くない?」というアイデアがあればぜひ教えてください。
Happy Collaboration!