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子どもに”あ!楽しい!英語体験を

私が子供英会話講師の仕事を始めたのは、高校を卒業する少し前のことでした。
当時は3ヶ所の教室で各2名~8名の子どもたちをお預かりし、指定のテキストを使いながらレッスンを進めていました。
しかし、子どもたちのユニークさ、型にはまらない思考、そして落ち着きのない(笑)元気な姿に刺激され、私は少しずつ独自の教材や指導方法を導入していきました。

その後、別な英会話教室で教務となり、自分でレッスンするのではなく、レッスンする講師を指導する立場に。
2年ほど勤めましたが…教育というものへの考え方がいろいろと変わり、退職しました。

あれから私は2人の子供を授かり、子育てに大いに悩み、翻弄され、自信を無くし、それでもしつこく努力を繰り返し…今日も必死に子育てをしています。

あまりに悩み過ぎて…子供を保育園へ預けて短大に入り、乳幼児心理学や幼児理解法を学んで保育士の資格も取ってしまいました。

それでも毎日悩んでいます。

PACを立ち上げるにあたり1つだけ確かだったことは「決して英語を勉強にしないこと」です。

中学生になった途端、英語は「教科」として突然子どもたちの前に立ちはだかります。難しい文法やテストを携えて。子どもたちを試し、揺さぶり、自信を奪うようなやり方で。

「PAC」
には、様々な意味をこめました。
これは皆さんに理念を知っていただくためではなく、私が私の志をしっかりと胸に刻み、初心を忘れず歩んで行くためのネーミングです。

Passionated Active Communication

熱烈で 能動的(自ら積極的)な コミュニケーション

やらされて…ではなく。
伝えたくてたまらない、知りたくてたまらない…そんな気持ちが溢れ、言葉が自然と口から湧き出るようなコミュニケーションの機会を作ってあげたいのです。

私はPACを立ち上げて誰に何を届けたいのか?

英語ではありません
教育でもありません

"本当の意味で" グローバルな心です。
言葉の違い、人種や文化の違いに負けず、自分のやりたいことを貫き、言いたいことを大きな声で発言できる、力強い心を育てたいのです。

やりたいこと、楽しいことのためならば、子どもたちは言葉の壁をひらりと飛び越えてしまいます。その力は時に大人を圧倒させるほどのものです。

私はいつも子どもたちの力に驚かされ、感動してしまいます。レッスンの始めにモジモジと恥ずかしそうにしている子どもが、2時間後には英語でハキハキとさよならを言って帰ります。その順応性や吸収力は子どもたちの"可能性"です。

鉛筆を持たせて「英語を書きましょう」と指示すれば萎縮してしまう子どもでも、
ボールを持たせて「英語でルールを説明するからドッチボールをしよう」と誘えば笑顔で跳び跳ねる。

私はいつも、あえてワークショップに「不足」を用意して臨みます。足りないハサミ、足りないクレヨン、足りない包丁や泡立て器…わざと「次ぼくに貸して!」「私もやりたい!」という子どもたちの発語を誘い出すのです。

PACのワークショップではそんなやり方で子どもたちの力を引き出して行きます。

子どもが子どもらしく、心から楽しみ、身体いっぱいに喜びを感じながら学べる環境を作って行きたいと思っています😌

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