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ジャムを煮詰めながらガン検診の重要性を考える

今日はジャムを作っていました。
カバーの画像ですね。実家の庭でできた八朔を使ったジャムです。

八朔のジャムは、皮の黄色い部分を細く刻み湯通しし、白い部分は極力外し、種を取り果肉だけを丁寧に外して、果肉の重さの半分弱のグラニュー糖を混ぜて2時間待ち、ブランデーを入れて火にかけ煮詰めていきます。
ねっとりとジャム化したらレモンを絞って完成です。

私の場合、たまにしか作らないせいか、作るときはいつも煮詰め過ぎてしまいます。今日もそうでした。

ただ、今日の場合にはちょっと考え事をしながらだったせいもあるでしょう。

この八朔を分けてくれた父が、がんを患っていることがわかり、今度手術することになったのです。
幸い、まだ重いステージではなさそうなのですが。

とはいえ、場所が直腸のため術後数カ月の間ですが、人工肛門での生活になりそうです。おそらく不便だろうと思います。

以前にもがん検診のすすめを書きましたが、今一度記しておきます。


■ 大腸の内視鏡検査を嫌がる心理


大腸の内視鏡検査を嫌がる心理として最大のものと思われるのが、「お尻からカメラとか入れるの無理!!」というものです。

多いんですよね、そう考える人。父もそうでした。父の場合、別件で手術を受けようとした所、たまたま発見されたのです。祖父も大腸がんだったというのに…

でも、後でも書きますが、大腸の内視鏡検査は鎮静剤を投与してもらえば、自分ではさっぱりわからないうちに終わります。恐れることはないのです。

■ 便潜血検査(検便)で分かったときには遅い


よく言われますが、便潜血検査=毎年の健康診断で行われる検便では、かなりの確率でがんは見逃されます。
見つかった場合には、すでに出血を伴っているので「もう遅い」ことが多くなります。

■ 大腸の内視鏡検査は怖くない(気づかないうちに終わる)


私は毎年、大腸の内視鏡検査(と同時に胃も)をやってもらっています。
最初こそこわごわ受けましたが、今では何も怖くありません。

なぜなら、鎮静剤を投与してもらえば、5つ数える間に意識がなくなり、次に目覚めたときにはすべての検査が終了しているからです。痛みどころか、ほとんど何も感知しないうちに終わっています。
時間も、眠っているのでよくわかりませんが20分くらいでしょうか。短くすみます。

下剤を飲むのが嫌だという人もいますが、ひどい腹痛に襲われることもありません。これは体質によるのかもしれませんが。

■ 費用も高くない


大腸の内視鏡検査に加え、胃も同時に内視鏡検査をしてもらって、費用は1万数千円です。
年1回行えば十分であることを思えば、保険などに入るよりも経済的に安く、早期予防効果は高いと言えます。(というか保険には予防効果はありません)

いやあ、大腸の内視鏡検査ってやらない理由がないレベルだと思いますよ。まだの方は、ぜひ受診を検討してください。

明日、このジャム実家に持って行こうかな。ちょっと煮詰め過ぎてはいるけれど。

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