牧場の少女カトリ その9

第10巻を鑑賞。トゥルクへ向かう前に祖父の元へ里帰りしたカトリ、マルティのお屋敷のパーティーに招かれるが、ヘレナに意地悪される。偶然エミリアに会いトゥルクまで同行する事になる。アベルが列車の中で騒動を起こすが無事にトゥルクへ到着。ロッタの実家を訪ねたカトリは屋敷の女主人に会うが思わぬ展開に・・

カトリが田舎から都会へ向かう心境の揺れが感心させられた。このまま田舎に停まれば優しい祖父母や親切な仲間たち、牧場の動物たちと一緒に楽しい毎日を過ごせるはずなのに、カトリはそれを選ばなかった。もっと勉強したいという好奇心と向上心の方が勝り、今までの環境を全て捨てて都会へ向かう決心をします。ただ嬉しいだけじゃなく、不安な気持ちも膨らんでくる悩める状況・・自分も若い頃、群馬から東京へ出て行くときに、そんな心境にかられましたから非常に共感しましたね。🙂

しかし新しい屋敷の女主人、見るからに悪者。何で普通の家庭で描いてくれないのだろう。😆💦 物語上こういう意地悪な人がいた方が進行上面白いけど、思い入れのある人物が虐められたり試練にあってる姿は見てて辛くなるので好きじゃないんですよね。この物語も後半はそんな展開になるのかなぁ? あ〜何か嫌だな。

でも私が一番残念なのは、牧場での生活が終わってしまった事です。私としてはそのまま農場で働きながら成長して、普通に結婚してお屋敷の女主人になり、牧場経営者として生活する姿を期待してたんですけどね・・物語は都会へと変わってしまいました。まぁそれでも最後まで見るつもりですけどね。😐

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