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亀をお迎えする前に考えておくこと

亀を飼って10年近くになります。

ある時ペットが欲しい!と思い、
犬猫はマンションだし、アトピーもあるから難しい、鳥は鳴くし…
そうだ、亀なら散歩もいらないし、鳴かないし、毛も生えてない!

そこから亀のことを調べ、これなら飼えると思って踏み切りました。

最初に検討したことについての記事です。

①亀にかかるランニングコスト

水棲亀なのか、陸亀なのか、水陸どちらも過ごす亀なのかによって、コストは大きく変わってきます。
○陸亀
陸亀は暖かくて乾燥した地域原産の亀。
そのため年中26ー28度にゲージを保つ必要があり、電気代やヒーター代などかなりかかります。亀が長生きということを考えると、光熱費の問題は考えておかなければいけません。

○水陸両用亀
ミドリガメで有名なミシシッピアカミミガメや日本固有種のイシガメ、クサガメなどがこのカテゴリ。甲羅干し用のバスキングライト、陸地と水場どちらも用意できる広さの水槽が必要です。

○水亀
ほぼ水の中にいる亀、我が家のミシシッピニオイガメもこのカテゴリです。基本的に甲羅干しもしない種と言われますが甲羅干ししたがる個体もいるようです。
必要なのは冬場のヒーター代くらいでしょうか。子亀でなければヒーターなしでも部屋の中なら耐えられます。

②何を食べるのか

○陸亀
野菜などを食べます。人間用のレタスの端っことかでもいいらしい。

○水陸両用亀、水亀
水棲亀はレプトミンを始めいろんな亀の餌が販売されています。
うちの亀は干した桜海老も大好きです。

③どのくらい成長するのか

○陸亀
人気のあるケヅメリクガメは80センチ越えの個体もいるそうです。30-60キロくらいまで成長するとか。そのぶん広い部屋も必要。
犬猫とちがって、カメにトイレのしつけはできませんのでおむつしたりするようです。

○水陸両用亀、水亀
ミシシッピアカミミガメでも20センチくらいにはなります。イシガメは13-20センチとやや小ぶり。ミシシッピニオイガメは8-15センチとさらに小さいです。
うちの亀は10センチないくらいかな。片手に収まるサイズです。体重は100グラム。
クサガメの中には陸を好む個体もいて、座敷亀になって、ほとんど部屋の中で過ごしたがる亀さんもいるようです。そうすると玄関までお迎えに来たりと、羨ましいエピソードがネット上に落ちてたりしました。
うちの亀は、、お迎えはきてくれません。

④性質

ミシシッピニオイガメも穏やかな方かと思います。
個体差があると思いますが、基本ビビりです。
でも、一度噛まれたことがありますが、かなり痛かった!
気性の荒い亀さんもいるので、そのあたりもリサーチは必要ですね。

⑤何年生きるのか

1番大事な項目かもしれません。
ミシシッピニオイガメですら30年生きると言われてるので、30代までに飼い始めないと飼い主の方が先に死んでしまう可能性があります。
亀を飼うことは、亀より長生きする覚悟が必要です。
水棲亀は水換えがあるので、歳を取って大きな水槽の水換えはできませんしね。
そういう意味でも大きくならない亀、ミシシッピニオイガメを選びました。

⑥病気

亀はどんな病気があるのか、いろいろ調べました。そして近くに見てくれる病院があるかどうか。
エキゾチックという科目がある動物病院はたいてい大丈夫のようです。
特に子亀から飼う場合は病気になりやすく、死にやすいので、近くに相談先があることを分かった上で飼うことをおすすめします。

⑦まとめ

亀は長生きする生き物。
長く一緒にいてくれる反面、飼い主の環境が変わっても亀にいい環境を用意してあげられる余力も求められます。
亀を飼おうと思ってる方の参考に少しでも慣れましたら嬉しいです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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