子育ては苦手だけど保育園を経営してみたい

子供が生まれてから保育園を経営したいなと思う時がある。

長男が生まれてからそれまでの仕事が正社員ではなかっから辞めて、そうすると名目は専業主婦ということで二年間くらい保育園に入れなかった。

お金がないから働きたいのに働いてないから保育園に入れられないという事態にものすごく腹が立った。

結局託児所が営業所ごとについてるヤクルトに滑り込んで働くと同時に預けることができた。2年くらいしか働いてないけど今でも本当に有り難かったと思っている。あのとき働けていなかったら今頃どうなってたか分からない。

多分その頃からもし自分が会社を経営していたらオフィスにいくらでも子供を連れてきていいよーっていう環境をつくりたいなと考え出した。

以前見たテレビで会社内に子供が野放しになっている新興の会社が取り上げられていたのがすごく印象的だったのもある。

その番組を見た時はまだ子供が生まれる前だったと思うがなぜかものすごくその話題を覚えてる。

それで私が経営者だったらあんかなんじの会社にするのにってちょこちょこ思い出す。

イメージでは会社の一階が保育園になっていて、預ける人は朝一緒に出勤してきて好きな時に子供の様子を見に行ったりおっぱいをあげに行ったりできる。私はふらっと保育園に立ち寄って、あー!おばちゃんだーと子供たちに手を振ってもらって元気をもらう。

そんな会社と保育園が一体型のスタイルが出来たらいいなと思っている。

余談だけど、どこから保育園経営のお金を捻出させるかを考えた時、預ける人からは福利厚生価格の保育料だけでやりたいと思っているから、会社の利益だけで運営しないといけない。

保育園の先生は長くいたらそれなりにお給料は増やしてあげたいけど保育料を年数に応じてあげるわけにもいかないから、ひたすら会社を大きくしないといけない。日本が直面している保育士や介護士の給料問題はそういうことなんだろうなと思う。

話がそれた。タイトルでもあるように私は子育てが苦手である。子供といつまでも遊ぶことができないし、子供だからと大目に見てあげられずすぐに感情的になって大声を出してしまう。

そんな私がなぜ保育園経営に興味があるかというと、子供がもっと会社や仕事に溶け込んだ社会になればいいのにと思うからである。

会社というと大人の世界だ。会社で働くのも大人である。しかし大人であると同時に誰かのお父さんやお母さんでもあったりする。そのポジションのまま働けたら最高だなと思う。家族のため、自分のために働いているのだから。

そして、私自身子供を産むまでは子供が大嫌いだった。結婚すらしないつもりでいた。多分子供は子供、大人は大人という干渉し合わない世界ばっかりだったし子連れの家族というものが身近にいなかったのが一因だと思う。元々の性格も多分にあるだろうが。結婚など10代からすればそんなに遠くない将来なのに少しもイメージが湧かなかった。

だからもっと子供、子供連れ、カップル、独り身、若い人、高齢の人などがお互いにもっと身近に感じるような会社が出来たらいいなと思っている。

ここまで書いてさもすでに社長をしているかのようにのたまっているが、まだ全然構想段階どころか夢の話である。





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