新年・大外聖生を振り返る
あけましておめでとうございます。数珠です。
誰ソ彼ホテルリメイクですってよ!
普段メギド72で活動していますが、性癖の根幹を作ったジャンルなのでこうして筆をとっています。メギドで出した同人誌も作品もこのジャンルなしでは出なかったかもしれないそれくらいデカい。
このジャンルというか……この男!
大 外 聖 生 ! ! !
この大外聖生くんという男はエリート医大生兼大学生探偵、裏の顔は通り魔という安室さんに並ぶトリプルフェイス(嘘)。まめまめしく勉学に勤しみ5人の彼女の相手をする一方で、無関心な両親への崇拝と強い女性蔑視という歪んだ人間観が垣間見えます。
基本的に女性をものとして見ており個体認識していませんが、自身の正体を見破った主人公に興味を抱きます。
ご覧のとおり、クズです。この世に存在してちゃいけないタイプのクズです。しかしファンはかなり多い。何が私たちをこんなに引きつけるのか。
理由の一つに、こんなに好き勝手やっているようで「救われようとする」選択肢を一切選ばないところがあると思われます。
シナリオが進むにつれて、主人公と大外は対立します。奇妙な友情に似た膠着状態はやがて終わりを迎え、「生きるために」大外と対決する主人公。主人公を好敵手(ホームズ)に定め、自分はモリアーティになる大外。
憧れた探偵でなく、その敵役になる。誰かの手を取る選択肢なんてない。ずっと独りで生きてきて、これからも独りで死んでいく。
そんな彼にとって主人公との対決はひとときの輝きであり、人生でおそらく最も満たされた瞬間。
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………好きになっちゃうなぁ!
そんなこんなで、破滅に向かって豪快にアクセルを踏む元被害者・現加害者青年や少女の破滅を何度も見守るかなしきバケモノ・オタクが誕生します。阿鳥×大外で初めての同人誌も出しました。脱稿は高校の修学旅行の前日。
メギドにどハマリしても尚、どこかで大外の面影を追いかけているフシがあります。これまで白百合イベのサタナキアとプルフラスとか、カスピエルとか、マスティマのキャラストのメアリとか、懲罰局長に勝手に大外を見て苦しんだりしていました。コードギアスはロロにハマったし、ファイアパンチはサンが推しでした。
新年は大外(現物)と共に迎えることができましたが、まだパンジーは取れていません。しばらく心の準備運動をしてから3章に臨もうと思います。
サポートありがとうございます。日々の助けになります。