人間好きじゃないでしょう？

なあんて先日言われた。
「わたしも人間が好きじゃないけれど、ゆきちゃんも人間好きじゃないよね」と。
おや。そうみえるのか。
「人間よりも猫とか動物とか植物の方が好きでしょう？」と。
そのときは、そうだねえ…と答えたのだが、喉に小骨が引っかかったようなとはまさにこのこと。
その言葉をなぜ素直に受け取れなかったのか。
なぜ人間嫌いじゃないって思ったんだろう。
それからしばらく考えていた。

そりゃあ。
生きていればたくさんの人間と出会い、会話を交わしたり交わさなかったり、すれ違ったり、お隣さんになったり。様々ありますよ。
そのような中で、ああ面倒くさいだったり、きらめきなんかが混じっていて、きっとその方は私の「ああ面倒くさい」の方をよくとらえていたんだろうな。

結果、出した答えは。
「いいえ。違います。私は素敵な人間に出会うと人生に感謝するのです」だ。

仕事先で学校で、友達の友達で、人間に出会い、なあんて素敵なんだ！という方と出会うと感動し、知り合えたことに喜びと幸せを感じるのだ。
ありがたいことにこう言っちゃあなんだが現在私のまわりには
素敵な人たちばかりだ。
その人のきらめきは私を嬉しくさせる。
素晴らしい風景を見たとき、アートに触れた時、押しに出会ったとき、
映画を観たとき、音楽を体感したとき、
文章が目の前で繰り広げられたときと同じように。
心が躍るって初めて表現したひとは本当に神。
だって心が躍るもん。

ね、だから。
それは否定させてください。
私は人間を嫌いではありません。
素敵な人に出会えた時、感謝します。
出会わせてくれてありがとう！！
そして、知り合ってくれてありがとう！！
許してくれてありがとう！
ありがとうあふるる。