2019/07/25 Diego Schissi Quinteto - Pelea 82

なんでこんなにDiego Schissiにハマってるのか、自分でもよくわかってないんですけど、下北のディスクユニオンのうっすらとしか在庫がないような(ホントの所はわからんけど、少なくとも陳列されてる量は「ワールドミュージック」の棚の中でも少ない方よね)タンゴのコーナーを見て、Diego SchissiのCDがあったら迷わず購入。ってのを繰り返してまして、もはや俺にピンポイントで仕向けてるんじゃねーか?と錯覚するほど、一時期立て続けに購入してたんですが(見れば何かしらある。っていうのが3〜4回続いたんで)、好きなんですよねー、この感じ。
遡ると、専門学校時代(まだあの時は10代でした)にピアソラのCD(と言ってもオリジナルアルバムではなく、よーわからんレーベルが出してるやっすいやつね。ホーマックとかで売ってそうな感じの)を結構聴いてたりしてて、ネガ編やってる時にかけてたら失敗するからやめてくれ、と言われたような記憶もあったりするんだけど(ネガ編やってた。ってのも、もはや遠い昔のことのようですけども)、なんでピアソラ、もしくはタンゴを聴こうと思ったのか。は、正直覚えてないのよね。まだその頃は、ジャズもそこまでしっかり聴いてなくて、いわゆるロック少年だったもんで。
タンゴから感じ取る世界というか、その音楽が醸し出す雰囲気というか、もしかしたら中学の時の吹奏楽の記憶とも関連してるのかもしれないけど(吹奏楽とは別に、アコーディオンを弾いたりもしてたな、そういや)、別にラテン的なものに音楽的ルーツを感じることもないのに、なんでタンゴが好きなのか。まぁ、タンゴと一口で言っても、好きなのはピアソラがアメリカン・クラーヴェから出した音源とかこのDiego Schissiとかだったりするから、かなり偏ってはいるんだけど、そこんとこをちゃんと言葉にする。というのはちょっと考えてみた方がいいかもな、なんて思ったりしてます。
と、曲とは全然関係ないこと書いちゃったけども、冒頭のメインの旋律に入っていくとこのテンションの上がり方がすごく良いのよね。グワッと来る感じ。バカみてーな言い方だけど。あと途中に入ってるストリングスのアンサンブルも良いし、ピアノだけがスッと鳴る所も良い。終わり方もね。
タンゴ、掘ってくとまた大変なことになるんだろうなぁ。バンドネオン、に絞っても絞りきれないだろうしねぇ。