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日本の漫画×ハイブランドのコラボレーションが良すぎる。


近年、ハイブランドと日本のアニメや漫画のコラボレーションが続々と発表されている。

代表的なものを挙げるとGUCCI×ドラえもん、DOLCE&GABBANA×呪術廻戦などのブランドと日本の漫画のコラボレーションがあった。これらは街中で目にしたことがある人が特に多いのではないだろうか?

週刊少年ジャンプの連載漫画である「ジョジョの奇妙な冒険」。通称ジョジョも2021年にGUCCIとコラボしていた。個人的にジョジョの大ファンなので、これにはかなり衝撃を受けた覚えがある。

何故近年こんなにもハイブランドと日本の漫画、アニメとのコラボレーションが増えたのだろうか?

疑問に感じていた中、私は下記の興味深い記事を見つけた。

記事の内容を簡潔にまとめると、ハイブランドとのコラボが増えた理由は…

1.日本のアニメは世界で売れる
2.YK2ファッションと相性が良い
3.ブランド同士のコラボレーションのマンネリ化

と、大きく分けてこの3つが理由として挙げられている。

1つ目の理由を挙げる際、"世界中の熱狂的なアニメファンは、良質なアニメグッズに飢えており"という表現があった。全くその通りである。

アニメ作品とアパレルのコラボ商品は今までいくつか見てきたが、国内のブランドとのコラボとなると掛けられるコストも低くなってくるため、商品のクオリティはあまり期待できるものでは無かった。
しかし、ハイブランドとのコラボレーションと来たら質は保証される。世界中の熱狂的なアニメファンは、喜んで買うだろう、私を含めて。

YK2ファッションと相性が良いことも2つ目の理由として挙げられていたが、これは2000年代に流行していたファッションスタイルである。

ピチッとしたスタイルや厚底ブーツ、ミニ丈のトップスやショートパンツ。私(02)くらいの年代で特に女の子なら、小学生の頃に一度は憧れ「大人になったらこういう服装をしてみたい!」と思ったことがあるのではないだろうか。洗練されたデザインが好まれる令和だが、平成特有のキラキラ感とレトロでありながらもどこか新鮮なスタイルは、現代の若者からも再び支持されている傾向が見られる。具体例として、ルーズソックスなどの再ブームなどが挙げられる。

このようなYK2ファッションは、"カラフルな配色でどこかレトロ"という点で同じ特性を持ったアニメとの相性はかなり良いと言えるだろう。

3つ目の理由に、ブランド同士のコラボレーションにユーザーが飽きたと書かれていた。コラボレーション商品の母数が増えすぎたことが原因である。ファッションにおいては特にだが、消費者は常に新鮮味を求めている。これまでのハイブランドの客層ではなく「オタク層」にフォーカスを当てることで、ブランド側も作品側も新たなファンを獲得することが出来る非常に斬新な案だと感じた。


ハイブランドとのコラボレーション商品を実際に見てみると、日本の作品をファッションに見事に落とし込んでいる。日本独自のサブカルチャー文化が表現されており、目を引くアイテムばかりだ。

最近特に気になった作品は、BURBERRY×ブルーピリオドのコラボレーションである。


「バーバリー」のアイコンバッグのひとつである“ローラバッグ”を擬人化した新キャラクター、ローラが登場するオリジナル描きおろしストーリーを全国の直営店でプレゼントするという企画だ。


私は漫画ブルーピリオドのファンで実店舗へ足を運んだのだが、ブルーピリオドの世界観とBURBERRYが融合した店内に驚愕したのを覚えている。同時に、ファッションブランドであるBURBERRYへの興味と購買意欲が促進されていくのを肌で感じた。


今後、様々な漫画×ハイブランドのコラボレーションが生まれると予想されるが、日本の文化と世界的ファッションの融合を新たに見られることを心待ちにしている。

#漫画  #アニメ #ハイブランド #服飾学生

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