医師人口ピラミッド(1975~)
医療現場を司る医師については厚生労働省が詳細な統計を取り隔年ごとに報告しています。
この記事では、性別・年齢階級別にみた医師数の推移を1975(昭和50)年から2002(平成14)年まで図で示します。それ以降は動画にてご観覧ください。
医師数の推移が詳細にわかる医師人口ピラミッドは今後の医療政策を決定する上で重要なデータになり得ます
概観
人口ピラミッドを見る前に、大まかな推移の傾向をつかんでおきましょう。
男女の性別にみた医師数の推移
年齢階級(10歳階級)別にみた男性医師数の推移
年齢階級(10歳階級)別にみた女性医師数の推移
1994年ごろに30代だった男性医師が大きな山を築き、10年後に40代、20年後に50代となって、ほぼ同じ高さの山を形成しました。この波は2018年時点で急増している60代の男性医師もまた同様の山を形作ることを予測させます。
一方で女性医師の場合には、ほぼ一貫して30代が人数割合のトップにありました。20代の増加が緩やかなことから、数年後には40代が割合トップの位置を襲う可能性が高いです。
つづいて各統計年の人口ピラミッドを示します。
昭和
平成
動画でも(1996~、5歳階級)
1996(平成8)年以降は5歳階級のより詳細なデータがあります。その推移を動画で示します。
プラセボ製薬株式会社が運営するYouTubeチャンネル「プラセボ・グラピクス」では、都道府県別にみた医師人口ピラミッドの推移動画も公開しています。
こちらも是非ご覧ください。
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