【都道府県】人口ピラミッド2022
都道府県別の職種ピラミッドは医師やら歯科医師やら薬剤師やら、いろいろつくったのに肝心の全人口版をつくってなかったやん?
今後、都道府県別統計をみていくにあたっての基幹統計として都道府県別の人口ピラミッドは欠かせへんやん?
というわけで、都道府県別の人口ピラミッドを見てこか…とその前に。
データ概観
都道府県別データを見る前に、全体像を把握しときたい。見るのは、人口ランキング、平均年齢ランキング、日本全体の人口ピラミッド(2020)。
都道府県人口ランキング
人口ランキングでは東京が圧倒的な第1位。総勢およそ1,400万人。多すぎ、集まりすぎ…とか言われるけど、このグラフを見ると「べき乗則」みたいなネットワーク効果が効いた結果にも見えてくるなぁ。
都道府県平均年齢ランキング
全国でみた場合の平均年齢は47.5歳。
都道府県別の平均年齢トップは秋田で、53歳くらい。高齢者が多く、年少者が少ないんやろなと容易に想像できてまうので、あとでみる県別人口ピラミッドで確認したい。
下位は愛知、東京、沖縄。それぞれの人口ピラミッドの違いにも注目したいところ。
日本全国の人口ピラミッド(2020)
諸事情により2020年の日本の人口ピラミッド。右側は性別ごと、年齢10歳階級ごとの1920年からの推移。
少子高齢化と人口減少。今はまだそのはじまりにいるに過ぎないことは意識しときたいところ。本番はこれから…
都道府県別人口ピラミッド(抜粋)
全都道府県となると多いので、いくつかピックアップしてみよ。データソースは国勢調査と人口推計(図中記載忘れ)。
東京都(人口#1、平均年齢#46)
ちょうちんっぽさのある東京の人口ピラミッド。特徴は10代後半から20代前半へのジャンプアップで、大卒就職時の上京によって地方から若者を吸い上げてそうな図。
逆にいえば、都民の出生率は低いらしいという噂の証明になってるのかも?
戦禍での大幅減を超えて人口増加し、2000年代にさらにギアを上げた感のある推移。でも赤みが増して、高齢化も進んでるみたいやね。
愛知県(人口#4、平均年齢#45)
バランスの良さを感じる愛知県の人口ピラミッド。人口減時代へ突入。
沖縄県(人口#25、平均年齢#47)
見慣れぬ形の沖縄県人口ピラミッド。全体のどっしり感、10代のあたりもふっくらしているのはさすが。でもやっぱり高齢化はしてる。
秋田県(人口#39、平均年齢#1)
こうやって並べてみれば、ちょっとショッキングに細っちゃう秋田県の人口ピラミッド。戦時中(の疎開先として?)人口増加をみたのち、人口減と少子高齢化が徐々に、そして一気にすすんでる。
秋田県は日本全体の人口構成を先取りしてんちゃんかとも言われてて、これは果たして日本の行くみちなのか。
都道府県別人口ピラミッド(一覧)
気になる都道府県は人それぞれやから、全部おいときます~。SNS等での共有はご自由に。横軸スケールは一致してないから、単純比較はご注意を。
北海道地方
東北地方
関東地方
中部地方
関西地方
中国地方
四国地方
九州・沖縄地方
おわりに
一覧でみてみると、近いとこは似通ってるかなとか思ってみたり。大分と宮崎とか、人口ピラミッドの形も総数も近いし名前隠したら見分けつかなくなりそ。
人口ピラミッド自体の推移は動画で公開中。また最新データで動画化せんとやね。
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