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忙しい生活への憧れ

エナジードリンク「HYPER ZONe」の広告に、様々な界隈の有名人の忙しいスケジュールが載っていました。

スケジュールをよくよく見ると、それぞれの予定がちゃんと書かれています(当然、番組名等はぼかしていますが)。

私は他人のスケジュールを見るのが好きという変な性癖があります。この広告に載っているスケジュールをまじまじと読んでしまいました。

落合陽一さんの著書である『半歩先を読む思考法』に載っていた、落合陽一さんの人間離れしたスケジュールを眺めるのとかが好きです。

予定がみっちり詰まったスケジュールが特に性癖に刺さるのですが、自分がそのようなスケジュールを過ごしたいかと言われれば、答えはNOです。そんな忙しいスケジュールを過ごしたら疲れてしまいます。

正直なことを白状すると、忙しい生活というものに憧れていた時期はありました。沢山予定を詰め込めば、何となく生活が充実した気分になります。今思えば、大学生の頃は結構予定を詰め込んだ生活を送っていたように思います。授業、部活、バイト、遊び、就活と、色々予定を詰め込んでいました。

社会人になってからは、生活の大半を仕事が占めるようになりました。社会人の理想の過ごし方として、平日は仕事して、土日のうち1日は外で遊んで、1日は家で引き籠るのが理想的な過ごし方だと考えました。それなのに、気が付けば最近はせわしない生活を送っていました。土日の両方に予定が入り、仕事のオンオフの境界が曖昧となり、隙間時間で積み上がったタスクを処理しようとして挫折するような過ごし方でした。

どれだけ予定が詰まっていても、本人が楽しんでいる、もしくはストレスを感じていなければOKという考え方を持っていました。私の場合、今の仕事を続けている限りそのような境地に達することは無いかと思いますが(仕事はストレスの根源なので)

例え全ての予定が楽しい予定であっても、ある程度スケジュールの余白は必要だと考えるようになりました。私は趣味で色々と創作をしているのですが(最近はnoteばかりですが)予定やタスクが詰まってくると、クリエイティブな頭の使い方が全くできなくなります。アイデアが全然浮かびません。クリエイティブな活動を行うためには、時間的な余裕が必要であることをひしひしと感じています。本業であれ、趣味であれ、私は人生の軸に創作を据えたいと思っているので、そう考えるとあまり予定を詰め込み過ぎない方が良いと思うようになりました。

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