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大人数の会議は不要では?

個人的な意見ですが、社内での5人以上の会議は9割無駄だと思ってます。仕事していると度々会議が行われるのですが、参加者が5人以上の会議で開催する意義があると感じた会議は全然無いです。片手で数えるほどしかない、と書きたかったのですが、有意義だった会議を一つも思い出せませんでした。

何か議論を行うなら、参加者は4人以下に絞った方が良いと思います。でないと、一人当たりの発言量が減ってしまいます。8人で会議するよりも、4人ずつチームに分けて議論し、各チームの代表者1人ずつで話し合った方が効率的だと思います。

一番無駄なのは、情報の共有を目的とした会議です。私の部署では毎週月曜日に集まってミーティングしてるのですが、やってることは今週の予定の共有です。当然各自の予定はスケジューラーに記入しているのに、わざわざ全員が集まって各々がスケジューラーに書いてあることを読み上げるのが、本当に理解できないです。無駄の極みです。

何故こんな無駄な会議が行われているのか、と考えたのですが、上の世代の仕事に対する考え方がアップデートされていないのが原因だと気がづきました。

上の世代は、とにかくバリバリ働いてきた世代です。今は働き方改革が進んんでいますが、そのような状況にあるにも関わらず、労働時間に対する価値観をアップデートできていないのだと思います。言葉では効率性が大事だと言いつつ、時間の価値を深くは理解していないのだと思います。だから、会議を行うことによる費用対効果を精査することをせず、惰性で無駄な慣習を続けているのだと思います。

もう一つ、アップデートできていないと感じるのは、会社の人間と共に時間を過ごすことで、繋がりが生まれると思っていることです。同じ空間で仕事することによって、一緒に働く人との連帯感を生み出していると考えているのだと思います。会議とか、連帯感が生まれていると錯覚するには持ってこいでしょう。テレワークを導入せずにわざわざオフィスに出社させるのも、このような古い価値観が原因だと思います。

当たり前の話ですが、ただ一緒の空間で過ごすだけでは、人との繋がりは強まりません。人と繋がるためには、対話が必要だと思います。同じオフィスでただ淡々と仕事するよりも、普段はリモートワークで、週1日15分でも1on1を行う方が、遥かに繋がりが強固になるような気がします。

今でもよく覚えているのですが、上司に退職の希望を申し出たときに、寝耳に水かのような反応をされました。何も部下のことを理解していなかったんだと知って、退職の決断は正解だったと感じました。1年半同じ場所で働いていたのにも関わらず、上司とは一度も対話したことがないと感じています。向こうは私と対話していると思っていたでしょうが、私は本心を明かすことは殆どありませんでした。一度本心で相談しようとしたときに、無下に扱われたことにより、私は上司に対して完全に心を閉ざすことになりました。

上の世代が持つ古い価値観を批判しているのですが、将来は私の価値観が下の世代から批判されるかもしれません。時代の流れには常にアンテナを張って、価値観をアップデートしていきたいものです。

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