ビジネスモデルキャンバスを作ろう（３）

前回、ビジネルモデルキャンバスをビジネスの回転と見立てるという事を記しました。その回転を早く大きくする事がビジネスが成功していくという事になります。

まずは現状をビジネスモデルキャンバスに書き込んでいきましょう。
その後、中身を見直して回転を早く大きくするために
・あたらしいパートナーを見つける。
・主要活動を見直す。
・リソースを追加する
・お客様に提供できる価値＝強みを高める
・宣伝を強化する
・販売チャンネルを増やす（減らす）
など、戦略的に変化をおこすポイントを決定します。

たとえば、顧客がより多くの生産量をもとめているが生産能力が足りないので要望に答えきれていない、とした場合
・設備と人を増やす（リソースの追加）
が戦略となるでしょう。
この場合、あわせてコスト構造にもリソースを追加するときの費用を書き込んでおきます。

また別の例で、お客様からのニーズで開発した製品があり、特定の業界で必要とされている商品である。しかし、その業界への販売ルートがない、とすると
・その業界に強い商社さんのルートを開拓する（チャネルを増やす）
が戦略となるでしょう。

このようにビジネスモデルキャンバスは、事業の全体増を俯瞰して戦略を考えるためにとても有用です。