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滝音の準々

只、文字に起こしているだけのnoteです
漫才って著作権どうなってんのかな?起こしたらダメなんかな?
怒られたら消します


さすけ…さ
秋定…秋

さ「はいどうも〜!」
さ「はいおねしゃす〜ども来ちゃっ滝音でやんすよろしくお願いしますね〜頑張っていきますんでね〜はいはいね〜」
秋「こんにちは〜滝音で〜す」

さ「いや〜、あのさ、」
秋「おぅ」
さ「今度父親の誕生日でさ。誕プレにね、こうええ感じのジャケットプレゼントしようかな思てさ」
秋「おぅええやん」
さ「いやでもさ、あたしファッションセンスないから、ちょっ、ズバッと決められへんのよな」
秋「あそう」
さ「あぁ〜、」

秋「毎年お父さんにプレゼントあげてんの?」
さ「お〜まぁせやな」
秋「むちゃくちゃ偉いやんお前!」
さ「まぁ普段からお世話になってるからな」
秋「ええっ、あんなんなかなか出来へんで?!」
さ「あ、そう?」

秋「うん。だって俺がもし夏目漱石やったら、」
さ「うん」
秋「お前のこと小説に書いてやりたいもん」
さ「いやさすがにそれは褒めすぎやろ」
秋「そういうつもりで言ってないから!」
さ「そう?」
秋「俺がもしクレオパトラやったら、お前と結婚したいし、」
さ「えぇ?」
秋「俺がもしペリーやったら、お前アメリカに連れて帰ってんで」
さ「いや太鼓の持ち方新しすぎるやろ」(46秒)
秋「はい?」
さ「なんで一旦偉人をイタコして褒めてくんねん」
秋「そかそか…」
さ「普通に褒めてくれよそんなもん」

秋「俺こういうとき褒めすぎてまうんよ」
さ「いや、変な褒め方してるから」
秋「いや俺な、人に嫌われるのが嫌な性格やからさ、」
さ「おう」
秋「なんかこう、必要以上に褒めてまうし、」
さ「ほぉー」
秋「なんか嫌なことされてもさ、ヘラヘラするしか出来んくて」
さ「ほぉー」
秋「こういう性格直したいのよ」

さ「あーほなあーた結構八方美人やねんや」
秋「…はい?」
さ「いやみんなに好かれたいんやろ?」
秋「うん」
さ「それ八方美人やんか。」
秋「八方美人なわけないやろ。殺すぞ。」(74秒)
さ「…話が違うやろ!」
秋「…はい?」
さ「なんであたしにだけ一方ブスやねん」
秋「…?」
さ「いやあたしも八方入りさせてくれやそれやったら」

秋「いや、話逸れてるから」
さ「ちょあーたのせい逸れてるのは」
秋「一回ちょっと話戻そう?」
さ「おぉー」
秋「な?俺がもしペリーやったらお前をアメリ…」
さ「もっと戻れよ!」(96秒)
秋「はい?」
さ「まだ偉人のイタコの中おるぞ」
秋「そかそか!」
さ「訳分からんイタコの縄張りおるから早よ出ようぜ」

秋「そかごめんごめんなんの話やったっけ」
さ「ちょ、ファッションセンスが、無いから相談してんねやんか」
秋「センスないんやったら、ファッション雑誌読んで勉強したらいいだけやから」
さ「ファッション雑誌な〜。まあ読みたいと思うねんけど、ああいう雑誌ってさ…」
秋「あ〜まあな?」
さ「うん?」
秋「ちょ雑誌の種類多すぎてな、ちょどれから手つけていいか分からんよな」
さ「あ〜せやねん。でしかもああいう雑誌ってさ、こう、モデルさ…」
秋「たしかに。」
さ「…ん?」
秋「モデルさんが着るからおしゃれなだけでさ、自分が着たら全然似合わへんのよ」
さ「おぉ、そうそうそう。」
秋「うん」
さ「しかもね、服買い行ったときとかに、こう…」
秋「いやせやんな!」
さ「…」
秋「あの、店の種類多すぎてさ、どこ入るか迷った結果、結局どこも入られへんのよな」
さ「うん…。そもそ…」
秋「そもそもな!自分の服装に自信がないから、入んのに勇気がいるって話やろ?」
さ「察し良すぎるやろ!」(140秒)
秋「…お?」
さ「阿吽の呼吸困難なってまうわ」
秋「…?阿吽の呼吸困難?」
さ「いや阿吽の呼吸がひどすぎて、会話しんどいねんあーたずっとよ」

秋「まぁ雑誌読まんでもいいからな?」
さ「はあ?」
秋「ちょっとお金出して、7、8万くらいのジャケット買ったらええんちゃう?」
さ「7、8万?いやそんな高いやつは買えへんでさすがに」
秋「いや、高いと思ってるやろ?ところがわっしょい7、8万…」
さ「どっこいじゃおい!」(163秒)
秋「…え?」
さ「なんやその御神輿接続詞はよ」
秋「はい?」
さ「訳分からんとこ担ぐなよおい」

秋「いやいや、7、8万くらい工夫したら貯まんねんから」
さ「いや7、8万なんかなかなか貯まらへんで」
秋「俺みたいにな、友達から借りてる金踏み倒すとか、な?」
さ「はい?」
秋「先輩からもらった服メルカリで売るとか、な?バイト先で無駄にタイムカード長めに押すとかやり方あるから」
さ「ゴミカストライアスロンやんけおい」(184秒)
秋「…あ?」

さ「なんやそのクズ待ったなしの耐久レースはよ。あーた親の躾悪すぎるやろおい」
秋「確かに。俺ちゃんと育ったら、こんなふうに育たへん」
さ「いや常識っちゅうんはな、親の背中見て学ぶもんやねんぞ」
秋「その背中ちゃんと見せれてないからこんな風に育ってんねん」
さ「一回親連れてこい。親のツラが見てみたいわ」
秋「あぁどうせそのツラもしょうもないんやろけどな」
さ「あーたは庇ったげろよ」(204秒)
さ「なんで一緒に親に銃口向けてんねん。親蜂の巣なってるやんけ可哀想に」

秋「俺がゴミクズやったんは昔の話やから」
さ「やとしたら今は庇ったげろっつう話してんねん」
秋「俺昔さ、めちゃくちゃ悪くて、」
さ「あ?」
秋「夜中バイク乗り回しながら、マッチングしてドラミングして回ってたんよ」
さ「ゲリラゴリラパラリラパラリラ?」(223秒)
秋「…え?」
さ「いやそんなリラ合わせたキメラ時代あったん?あーた。きもちわる!」

秋「いや昔の話やから」
さ「むっちゃきもいでオイ」
秋「誰しもな、消したい過去の一つや二つあんねんて」
さ「むっちゃ変やで」
秋「いや、そういう経験を経てな、大人のスロープ登って行くわけや」
さ「なんでバリアフリーやねん」(243秒)
さ「階段やろ」
秋「階段か。」
さ「あーたの大人登りやすそうやないかよ」

秋「お前また話逸れてるから」
さ「ちゃう、あーたのせいやそれどう考えても」
秋「ちょ、お前のせいやから」
さ「ちゃうどう考えてもずっとあーたが変なこと言うとんねんこれ」
秋「ちょ、分かったわかった、どっちが変なこと言ってたか、2人で多数決で決めよう」
さ「ちょ割れるだけやろそれ。意味ないやろ」
秋「いやいやまあ、」
さ「意味分からんて」
秋「俺の方が変なこと言ってたと思う人」

(2人とも手を挙げる)

さ「何がしたいねん」(265秒)
さ「もうええわ〜どうもありがとうございました」

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