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あやしい絵展

東京国立近代美術館で開催されている「あやしい絵」展に行ってきた。

幕末から昭和初期にかけての、単に美しいだけではない「妖しい」「怪しい」「あやしい」絵の数々。グロテスクなもの、エロティックなもの、オドロオドロしいもの。どの作品もどこか引き込まれる感じで、目が離せなくなる。

甲斐庄楠音、橘小夢、鏑木清方らのほか、上村松園や、ミュシャ、ロセッテイなど西洋画家の作品も。

なかでも、昭和初期、邦枝完二の連載新聞小説「お傳地獄」と「おせん」に描かれた小村雪岱の挿絵は、それを見ただけで小説に興味がわき、無性に読んでみたくなった。どこかで読めるかな?

同様に、「高野聖」「安珍と清姫」「金色夜叉」「刺青」等々、どれもすでに読んだことのある話だが、絵に刺激されてもう一度読みたくなる。本当に「あやしい絵」だな。

(昨日の英語学習時間=2時間 累計6時間)

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