【ムスリム土葬墓地】鈴木貫太郎著「ルポ 日本の土葬」

遅ればせながら、日出町のムスリム土葬墓地について書かれている鈴木貫太郎さんという方の著書「ルポ 日本の土葬」を読んでみた。
中立的にルポされているとAmazonのレビューで拝見していた。

これは私の個人的な感想です。
ないだろうけど、鈴木さんにもこれを是非読んで頂きたい。

ということで、鈴木さんにご覧頂くこと前提で書いてみる。

最初に残念に思ったことは「秀逸なルポ」というのは違うと思う。
この件をこんなに丁寧に取材されて、ほかに頭によぎるものはなかったのかと不思議でならない。全くなかったとしたら、ある意味騙されているのではないだろうか。
これはイスラム教のお墓だけの問題ではないと。背景にあるビジネスの青写真までしっかりと見て頂きたい。
この本の中での鈴木さんの人の見方には偏りがある。山香で反対しているKさんなどは良く書かれていないが、鈴木さんの偏った見方が伝わってしまってしまい、そんな態度になったのではないかと思う。
それに比べて事業家M氏については、随分とお褒めになられている。
昔から「○○○ほど多弁」とよく言いますよ。何の疑問もお持ちになりませんでしたか? どうして自分のところの水源地に近い土地を土葬墓地用に売ったのかと言うことを疑問に思われなかったのでしょうか。
この人物が、分譲地の所有者達とどれだけトラブルを起こしているかということまではお調べになられていらっしゃらなかった?

私だったら、この本を引っ込めたくなるほど恥ずかしいです。
とてもよくイスラム教のことをお調べになられて書かれたのは伝わってきますが、登場する人物像の描き方を完全に間違っています。

是非、ルポの続編をお待ちしています。
鈴木さん、生意気なことを言って申し訳ないです。
でも、これは事実ですから、ご容赦ください。

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