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【パーマカルチャーデザイナー vol.20】Rie Motokura

これはパーマカルチャーデザインコース(以下、PDC)を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。

※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison

ビル・モリソン


#20 Rie Motokura

#19 百瀬拓也 からのバトンは #20 本倉理恵。

ゆるやかにそしてまっすぐに在る彼女の周りには自然と人が集まり笑顔が溢れている。
PDC後に導かれるように出会った場所に移住したらりえちゃん。母となった今なにを感じているのか綴ってもらいました。

Q1.あなたについておしえてください

©︎Rie Motokura

大工一筋の父と、いつもごきげんな母、何か面白いお兄ちゃんの4人家族◉

田舎の山で暮らすじいちゃんばあちゃんの所に行くのが季節の楽しみで今の暮らしはその時感じていた
楽しい!
面白い!
しあわせ!
な気持ちがベースにある。

今までは保育園で小さな人たちと過ごしながら暮らしの場を耕したり、時々船にのって地球を旅したり、学びたいことの場に飛び込んできた。

パーマカルチャーと出会ったのは、沖縄でWWOOFをしていた時のこと。

パーマカルチャーには土台となる3つの倫理と12の原則があって、それは小さな人たちと関わる中で私が大切にしていたことと重なるところがあった。

いのちが育つお手伝いには何より観察が大切であることや、環境のデザインが育ちや関わりに大きな影響をあたえていることも感じていたからパーマカルチャーをもっと知りたくなってコースに参加した。

Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して

Permaculture Design Course 2019

自分がどう在りたいか
何に心地良さを感じているのかを
ゆっくり見つめられた時間。

生きるために必要なものは
すでに与えられていることを
再確認できた時間。

今まで平和な世界をつくるにはどうしたらいいんだろう?ということをずっと考えていて、その解決のためにあっちゃこっちゃ費やしていたけれど、外側の火を消すのではなく自分の内側に想いをむけて小さくても丁寧に生きていくことが全てに繋がっていて何よりやさしいことだと思った。

コースを終えて保育園に戻ると。
3才の男の子が、「りえさんは土からポーンって出てきたんでしょ。また帰るんでしょ土の中に。」っていった言葉にハッとした。

いつかこの生命も土に還るんやなぁーと思うと自然に抱かれていることを感じられる場に身を置いていたい!日々のパターン(週5シフトワークで不耕の民!)を変えたいきもちが加速して、生き方そのものをデザインし直してみた。

それはそれは面白いくらいに気持ちよくて、いい流れになったのを感じる。

コースに参加したタイミングで本当にたくさんのギフトを受けとっていて、これからの道の中でも思い出すであろうメッセージが溢れている日々だった。

Q3.あなたにとってパーマカルチャー って 

©︎Rie Motokura

愛あるめっちゃ面白いガイドさん。

いま里山に引っ越してその土地のもつ力を最大限引き出せるように、あーでもないこーでもないと日々考えている。

一人でグルグルした時にみんな誰かに相談すると思うけど、私の中ではその相談相手『パーマカルチャーさん』て感じ。

「何になりたがってるかな?」「このままで心地いいかな?」」近くに〇〇があったらいいんちゃう?」「どれくらい太陽あびてる?」とか、それはそれは色々問いかけてくるけど、その問いを元にデザインしていくと、なかなかいい流れになったりして面白い。

パーマカルチャーさんは、おおらかで物知りでポジティブ!心強い味方!

Q4.PDC卒業生の中で次にバトンをつなぎたい人

Permaculture Design Course 2019

PATちゃん!
彼女の感性に何度もうっとりしたなぁ。
お料理上手でおしゃべりが楽しいひと。
近所にいたら毎日お茶っこしに行くなぁーと思う相手◉

今どんなことに夢中になっているかしら?

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元倉理恵
Rie Motokura
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#20 本倉理恵 からのバトンは #21 Pat Ota へ
お楽しみに!

2021/1/5 小寒