【パーマカルチャーデザイナーvol.73 Kai Sawyer】
これはパーマカルチャーデザインコース(以下、PDC)を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。
※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison
ビル・モリソン
#73 Kai Sawyer
ソーヤー海くんに初めて出会ったのはちょうど10年前の2013年3月。
雨の日の鎌倉。
マインドフルネス/座禅の会でした。
歩く瞑想や食べる瞑想を通して「今ここに在ること(be here now) 」を味わった豊かな瞬間瞬間。
あの頃アメリカ移住の話が出ていた海くんと一緒に場を作る仲間になるなんて想像もしていなかった。
この10年という月日の中でたくさんの「お祝い」と「嘆き」を共にできたことはかけがえのない記憶になっています。
Q1.あなたについておしえてください
東京生まれ。
南魚沼(新潟)、ホノルル(ハワイ)、箕面(大阪)、Santa Cruz(カリフォルニア)育ち。
共生革命家として、平和で全てのbeings(存在たち)が大事にされる世界を育てることに人生をかけている。
2024年の現在は千葉県いすみ市の【パーマカルチャーと平和道場】で暮らしながら、二人の子どもとママたちから「生きる」ことについて学ばさせてもらっている。
日本の政治の中心地である東京・永田町でアーバンパーマカルチャーの活動を実験中。
地球と人が大好き!
Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して
今は主催と講師役をしていて、より深く「生きる」ことや「学ぶ」ことについて考えさせられている。
PDCは学びのエコビレッジみたいなもので、パーマカルチャーの価値観に根ざしたコミュニティを育てながら一緒に学び、そして楽しむことが僕にとってはとても魅力的。
理想論ではなく実際に僕たちの日々の課題(お金・人間関係・自然との関わり・生きる意味)などを扱っているから、すごく考えさせられるし気づきも多い。
僕はアメリカ・ワシントン州のオーカス島にあるBullocks Permaculture HomesteadでPDCを受けた。
3週間ぶっ続けで、講師は10人以上いた。
長い日は朝の9時から夜の9時まで続いた。
生命オタクたちの話を聞きながら、どんどんワクワクしていったのを覚えている(それについては旧ブログに記事を書いたのを発掘!)。
パーマカルチャーを本気でやっている人の情熱が半端ない。
今でも仲間のフィルとカイルからたくさん学んでいるし、受講生からも色々教えてもらっている。
Q3.あなたにとってパーマカルチャー って
道
パーマカルチャー道
自然を当たり前のように破壊して地球を使い捨てする消費社会から、自分が自然そのものであることを思い出して暮らしながら自然と自分の心を再生する、命を祝福する冒険のようなもの。
パーマカルチャーにも色々な現代文明の問題が埋め込まれているけど、楽しく「共生」の世界を実現させられるムーブメントだと感じている。
自由に
創造的に
自分らしく
地球の一部として
暮らしと社会を再生する方法
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2024/3/20 春分