欲と罪

見た目が半グレなのに実は法学部のきりかぶです。皆さん、ニュース見てますか?私は見てないです。でも学部が学部なので色々な欲深い話を耳にします。

例えば闇バイト。学生や若い人が食い物にされて犯罪の片棒を担がされていますよね。これも欲が原因なんです。今の時代パパ活やママ活、いろんな楽な稼ぎ方を目にしますよね、みんなお金が欲しくてしょうがなくて、早く稼ぎたくて焦っちゃって。でもパパ活するには自分のルックスには自信ないし、少しでも条件がいいところでバイトして稼ごうとするんです。その結果がこれなんですよ。

欲が先行して周りが見えなくなっているんです。闇バイトなんてちゃんとした雇用形態もなく、契約書もない。業務内容も不透明ですし怪しさしかないですよね。でも稼げるならってみんなやっちゃうんですよ。犯罪集団は頭の悪い若人を使ってるんですからなおさら質が悪いですよね。まぁ騙されるほうも悪いんですが…。欲ってのは自分の身を滅ぼすものです。一つの欲を昇華したらまた新たな欲が生まれます。ずっとその繰り返しなんです。だから欲っていうものは罪深いものだと思うんです。

しかし欲深くならなければいけないときもあります。でも追いすぎると自分が痛い目に合います。ならばどうするべきなのか。無欲になる?違います。日本の思想家・作家の中村天風は無欲が一番欲深いと言っていました。
私は欲というものをちゃんと認識、理解することが大事だと思うんです。そしてその欲を昇華するためにどうするべきかの筋道を立てるんです。筋道を立てたうえで犯罪行為に走るのであれば本当にバカです。欲は無尽蔵ですし無限に湧いてきます。だからうまく認識することが大事なんですね。自分の欲に向き合うってことです。食欲も性欲も睡眠欲も。その他の欲も。本能に生きるほうがいいこともありますが、ちゃんと理性が大事ってことです。

自分の欲と向き合う。一寸先の快楽ではなくその先のことまで考える。そういった習慣をつけていきたいものです。

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