Capacitiesというデイリーノートアプリ

2024年10月6日 23:27

こんばんは。
最近、「Capacities」というデイリーノートアプリが気になっています。

これまで2年間 Logseq を使ってきて、「デイリーノート」と「デイリー・ログ」を書くのが自分に合っていると感じました。例えば、部屋の片づけをしたときに、#部屋の片づけ というタグをつけて、その日にやったことを書きます。デイリーノートに書けば、その日の日付が自動で付与されます。これが蓄積されて、Logseq では Linked References の時系列ログになります。これが「デイリー・ログ」です。

デイリーノートを書いていて、これはログにすべきだと思った場合のみ、そのブロックにタグをつける。Logseq ではそのような使い方をしています。

ただ、2年経過した時点で、Logseq でこの使い方を続けていくのは困難があると感じています。なぜなら、同じタグを使い続けるとログが大量に溜まってしまう欠点があるからです。例えば、タグ名のページを開いて Linked References に42件もあったら、それを見るのは大変すぎる。
ほかにも例えば、結果にフィルターをかけて、年ごとの出来事に絞りたい場合に、ほぼ対応できない。
そうすると、Logseq の Linked References が不便に思えてきました。

最近になってLogseq db版について、ある程度のことが分かってきた段階で、自分にとって必要なのが、アウトライナー式(箇条書き・)ではなく「ブロック単位での操作」ができることだったと分かり、

その条件で探していたところ、
「Capacities (capacities.io)」が見つかりました。
ほかには、「Athnes Research」 (2022年に開発中止) もあります。

Athnes Research というのはアテネ・リサーチと読みます。
実は、Logseq と重なる部分が多くて、そっくりだったために開発中止に至ってしまいました。
当初から基本設計がデータベース依存(ローカルに保存)です。それが原因でLogseq に一本化されたのですが、、今になってLogseq はファイル処理では無理が生じて、結局はデータベースに移行しようとしていますね・・・
Athnes Research ブラウザデモ https://athensresearch.github.io/athens/#/

Athnes Researchについて

Capacitiesについて

Capacities は、ネットワーク型かつオブジェクト整理型のアプリです。

Logseqはルート階層のみのネットワーク型であり、整理方法は用意されていません。左メニューに「お気に入り」と「履歴」があり、それ以外はページにあるリンクや検索からアクセスするのが基本です。
Obsidianなどの編集系エディターは、フォルダ階層で整理をおこなえます。
それ以外に最近は、オブジェクト整理型のアプリが出始めています。

「オブジェクト整理」というのは、種類別に分けて、情報へのアクセスをしやすくしたり、分類をするための機能です。