ぴょん@や

植物が「すき」 キラキラした言の葉が「すき」

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短夜

切なさを含んだ心地よい風            夢ではなく                   色褪せない記憶                 君に初めて触れた あの夏            君の想いが届いた この夏            次の夏は     同じ月の下で包まれていたいと 短夜に                    そっと願う

    • 向日葵

      どんなときでも 太陽を見つめる         希望の黄色                   伝えたい想いは                 君の笑顔となり                 夏の終わりを告げた

      • 夏空

        どこまでも続く 空を追いかけ          溶けかけたアイスクリームを 片手に       笑い転げた 部活帰り              大人になっても変わらない 笑い声は       あの頃の少女たちのまま             夏に響く

        • 草の便り

          君の声は  どんな道のりでも  届いているよ   あの日の  穏やかな青空のように 君を包み込む これからも ずっとずっと

          ルミナス

          雨上がり  優しい風と             夏の空   光あふれて  君を想えり

          雷鳴

          近くから   伝わる音を            研ぎ澄まし  聴いる夜更け           遠ざかる   残響から             安心と    不安が混ざる           静けさは   独りを包む            雨の外    花咲く蓮の  強さがほしい

          朝曇り

          空模様   インクのように           心まで   滲んでいくよ            楽しさが  解らないまま            過ぎていく 日常から              どの道も  変えられるはず           クチナシの 甘い香りは  変わらないまま

          水無月

          さやさやと   吹き抜ける風          君がいた    あの瞬間            点と線を    結んでみても          淡々と     過ぎ去る時間           白色の     三角形に            ただ一つ    祈りを込めた          ただ独り    それしか出来ず          いつまでも   純情な             ジャスミン   馨る月夜に           風を待ち    見つめる彼方   涙あふ

          リズム

          消えそうな  心のリズム            笑顔には   虚像跡              溢れ出す   透明な粒             知らぬふり  不眠の朝と            空っぽの   夜の静けさ 雨降りの   向こう側から           ふんわりと  君のリズムが           舞い降りた  深く溶け込む           優しさに   包まれながら           あたたかな  体温つたう 灯された   心のリズム        

          といろあめ

          こだまする   光かがやく   君の花     甘く溶け込む  どこまでも   不思議な魔法 ポツポツと   水色の粒    鮮やかに    浮かべたままの 愛おしさ    初夏の夜空   ふわりと見えた    

          といろあめ

          向かう

          遠ざかる  日常から              閉ざされた 時間を過ごす             心には   再生された             君の声   残響する おぼろげな 真夜中の闇             道のりは  真っ直ぐなまま 向かう先  かならずや             新しい   始まりの朝 鮮明に   聴こえる声は            あたたかく あの日のままで 歩調を   合わせて向かう           足元は   白線を超え   先

          花笑

          心に咲いた花が                 ずっとずっと                  キラキラと輝き続けるように           涵養させていきたい