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邪馬台国は、ヤマト国に同意(追記)

以前から、魏志倭人伝の表記を日本で採用することに違和感があった。日本語の音に近い音の漢字をあてたのだろうし、邪馬台国のように「邪」の字を選択したり、卑弥呼のように「卑」の字をあてる時点で、日本にとって100%の信頼をおける文献としては採用できない。
先方の国の一定のフィルターがかかっていると、そのように考えて受け止めなければいけないように思う。

それをこの国の学者先生たちは「資料第一主義」で、すっかり思考停止。真に受けてしまっている。

国の名前も然り。
日本が古くから大倭国(ヤマト国)や大和国と呼ばれていたのは明らかで、そこで魏志倭人伝の「邪馬台国」。
大倭国と異なる「邪馬台国」という国が存在したのではなく、大倭国=邪馬台国と考えるのが自然。
専門家でも何でもないけれど、常々そう考えてきた。

ちなみに、卑弥呼=姫巫女ではないかと考えている。
神聖だったり位の高い人の名前を直に呼ばない日本の伝統が遥か昔からあったのだとすれば、そんなお方のプライベートネームを他国の人に教えるだろうか?

古代日本には、言霊信仰があったと考えられます。
言葉として発すると、それは力を持つ。
そしてその中には「真名」を呼ばない、というものも含まれます。天皇陛下や殿様の名前を直に呼ばないのもソレ。

そんな考えが浸透している中で、位の高い方の「真名」を他国の人に教えるだろうか?(2回目)
名前を問われて「姫巫女様です」と答えるように思う。それを勘違いして、卑弥呼の文字をあてただけと考えます。

邪馬台国も卑弥呼も、歴史の授業で「正史」として教える価値がない。

(追記)

更にだけど、
文献至上主義なら、偽書としている国内の古い歴史書をちゃんと研究して欲しいと思う。
宮下文書、竹内文書、ホツマツタエもちゃんとあつかわれていないよね。たとえ一部だとしても、何らかの真実は書かれているかも知れない。
富士王朝とか、不都合な古代日本の形が明らかになってはいけないのかも知れないけどさ。

それに大陸から伝来するまで、日本に文字がなかったのも間違い。ペトログリフの神代文字など古代日本にも文字はあった。

そのあたり、日本の歴史学者先生たちの学会至上主義は信用ならないと思っている。そもそも歴史は、勝者が書くもの。文献だけでは、勝者の都合の良い事しか書かれていないから。

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