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マクロな美しさとミクロな美しさ

美しさは我々の存在と切っても切り離せない関係ですよね。古代より、美しさは数学的に定義されてきました。有名ではありますが、黄金比のことです。現代の我々は、そうした普遍的真理を前提に、『美しさ』を対象物を通して観測しようとします。実際に幾つかの実験では、理想的な比率と評価者が受け取ったスコアの間には相関が見られています。また、人間には生来備わっている能力としての美の感受能力があり、それは2つに分類できます。マクロな美しさとミクロな美しさです。対称性や平均性はマクロな美しさの根幹をなす要素であり、それは写真という像で表すことができます。しかし、細部の質感を表すミクロな美しさはなかなか表現できません。ですから、本当の美しさを堪能したいのなら、実物を自分の目で見て自分で解釈する必要がありますね。

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