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Julien Baker "Blacktop"(歌詞和訳)

試訳です。文法には自信がない。

この頃ジュリアンは運転する時、決してシートベルトをしなかった。生死に関わるような事故を起こして、神の愛を試していた。南部の敬虔なクリスチャンとして生まれ育ちながらゲイである自分は、神に見放された存在なのか。黒いアスファルトの上に小柄な体が投げ出され、血が広がる。応急処置の生理食塩水がゆっくりと体をめぐる。供犠は執り行われ、神は嘉納する。



どこか遠くへ行ける
方法があると思う?
わたしがあなたのいる場所を尋ねるように
わたしがどこにいたのか訊くのだろうか?
でもあなたが教会のベンチにいるのはわかっている
バーのスツールと同じように
そしてわたしはあなたの御手を見た
車を走らせていて突っ込んだ時
街灯に
街灯のあたりに

だからわたしはあなたにラブレターを書き
家で歌った
南部中に響き渡るように
壊れた弦とアンプが聖なるノイズで叫ぶ
あなたを誘い出すために
けれど もし誰もあなたを讃えて歌わないのなら
わたしが口を開く時 あなたはそれでも誇りに思ってくれるだろうか?

わたしのそばへ来てほしい、そばへ
救急車の後部
アスファルトの上でわたしが執り行った降霊会じみた塩辛い聖餐式に
両腕のなかの悪魔が囁く、「今夜その身を狼どもにくれてやれ」と

わたしのそばへ来てほしい
救急車の後部へ
そしてわたしの執り行なう降霊会じみた塩辛い聖餐式に

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