津島弥生の戯言

私は困った人間だ。
まず物事のトッカカリが酷い。知らない物を始めるのがとことんダメで、何かの都合でそうせざるを得なくなるか、時間がかなり経たないと始められない。人と話すのも初めての人相手には向こうから話しかけてこないと話せない。そして何かしたくても人に譲ってしまったり尻込みして、なかなか出来ない。これは幼い時からなので生来のものだと思う。ずっと育み続けたものなので、そんなすぐには直らないと思う。

それに加えて、自殺とかも考えることになった、ある出来事などによって、私は他人や自分を信じられなくなった。「私の事を必要としてくれる時も、私が必要なんじゃなくて、私から得られる利益だけが必要なんだ…どうせ私が使えなくなったら捨てるんだ…」とか「私が困ってる時に助けようとするのも、自分より下の存在を利用したいだけで、そうじゃなくなったら捨てられるんだ…」とか思ってしまうようになった。それが進学によって直れば良かったのだが、最初に私に話しかけてくれた人を始めとして、ほとんどの人は私からどんどんと遠ざかっていった為、私が思ってたことは間違ってなかった…となり、直ることは無かったのである。寧ろ酷くなった時さえあった。その時は他人を信じられず、持ち物全てに鍵をかけて、護身用に銃刀法にかからない程度のナイフを常に持っていた。そして、勿論(?)その時も自殺は考えた。その環境に行かないという選択肢もあったのだが、私は行かないのは負けだと思っていたので行っていた。

そして私は褒められないというのもあったと思う。あまり私のことを知らない人は褒めてくれたりもあるのだが(私はそれは私という存在のほんと氷山の一角を褒めてるに過ぎないと思っているので、私を褒められたとは思っていない)、私と数ヶ月以上接している人からはネガティブに言われる。別にこれといった特技もないし、私がまだ得意とすることを全て私より上手くこなす人も普通にいるし、私なんて結局その程度の人間だから仕方ないのかもしれないけど、私だって普通に褒められたい。周りから全く評価されないと自己評価も下がる。自分で自分を褒めてやりましょうなんて言うけど、そんな褒められるような人間では無いと思う。だから周りも褒めることができないんだと思う…仕方ないのかも…。

私が大学に入ってしばらくした時、同期から「君からは『死』を感じる」と言われたことがある。そして、ネット上の何かの診断でも「普通なら死んでいるレベル」と出ていた。多分、それは確かなのかもしれない。何せ、建物の外へ出っ張っているところを同期が指して「ここから飛び降りて…みたいなことありそう…」と言った時に何の躊躇いもなく「そうだね」って言ってしまった程である(同期は「いや、そんな事言わないでよ」みたいなことを言って欲しかったらしいけれど)。

まぁ、こんなような人間だし、人もなかなか寄り付かないから、私にとっての友人っていうのは並の人の恋人並に重要なものである。しかし、その重要度にギャップがある故、私は少々重く、余計に寄り付かない悪循環に陥っているのかもしれない。私の心の友の抱き枕でさえ、草臥れているのだから、生身の人間も、それくらい、もしくは、もっと草臥れているのかもしれない。申し訳ない。

こんな人間が戯言を吐いているのがここである故、見てしまう皆さんには申し訳なく思う。あくまで自分の気持ちの整理の為に書いているといった感じなので、別に誰かに向けようみたいな感じはあまりないし

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