環境デッキを探し続けて
初めまして、Jamozzyと申します。
この度某所でオリジナルデッキを持ち込みラッキーにラッキーを重ねうっかり3-0してしまったので、調子こいて備忘録を残そうと思い、noteを始めました。
この3か月弱ほど週末の草の根大会に向け、紙を買ってはすぐにデッキを投げ捨てるのはあまり前、注文して届く前にデッキ解体といった行為も続けてきたので、制作過程を書くことで償却も兼ねているわけです。
始まりは2月上旬、ラガバンが禁止となり、神河:輝ける世界が発売直前の頃から始まります。
1. 強そうなデッキを回してみる
私は無知です。ラガバン無き世界のデッキは他人の力を借ります。
まずはLegacy challenge の結果などから強そうで自分の性癖に来るリストを探しました。
AnziDさんのリストがよかったので改良?して対戦会に出てみましょう。
第26回 マッサンのなんでも放送局 おうちでレガシー
第27回 マッサンのなんでも放送局 おうちでレガシー / The 27th Legacy at Home
結果はともに1-2 と撃沈。
負けた分析しますが、正直よくわからん。
ゲーム時間は長いので細かいところでミスっているのだろうけれど、遅延するだけ遅延して、勝たんってもはや害悪です。
おそらく、根本的に全体的なゲーム観が間違っていると思うのですが、色々なプレイを試すも正解がわからず。
この緑4Cは成績をしっかり残している人と残せていない人が極端に分かれているデッキで、アホには使えないと判断し、このデッキ組むためにいっぱいカードを購入しましたが、泣く泣くデッキを捨てます。(UroとEndurance, Tundraなどなど)
ぼんやりプレイしたゲームでは勝たん。
2. 環境のデッキリストを眺める
環境初期にもかかわらず負け続けて財布だけではなく心もボコボコになりTempo型のDoomsdayに逃げた結果
第28回 マッサンのなんでも放送局 おうちでレガシー / The 28th Legacy at Home
R1: 0-2
R2: 1-2
R3: 0-2
0-3
おお……なんということでしょう。
ようやく冷静になったら改めて……メタゲーム上位リストを眺めます。
このメタゲームは4/23日から30日分で僕が注目していた2月頃とは少し異なっていますが、多くのデッキが墓地を利用して甘い汁を吸っているように感じました。
<墓地に関係するもの>
UR Delver:ドラゴンの怒りの媒介者・濁浪の執政
8-Cast/Urza Echo : 湖に潜む者、エムリー・永劫のこだま
Death and Tax : 永久のドラゴン
Multi Color Control : 自然の怒りのタイタン、ウーロ・瞬唱の魔道士・永久のドラゴン
Lands/Depth : 壌土からの生命
上記の中でもDelverなどの一部のデッキにおいては、墓地利用がデッキの根幹を支えているといっても差し支えないかと思います。
そこで、墓地対策は相手のカードを無力化または弱体化できるのではないかと思い強力な墓地対策+αのカードを探します。
ここで忍耐を選ぶとまた心が壊れるので別のカードを選ぶことが肝要です。
さらにもう一つ気づいたことがあります。
ラガBAN後の環境のLegacy Preliminaryで殿堂が使用したURデルバーのメイン紅蓮破はとても目を引きました。
おそらくミラーを意識しての構築だとは思いますが、現在となっては定着しているURデルバーのメイン紅蓮破リスト。
最初こそ懐疑的だったその構築も、最近は4Cもメイン紅蓮破取っているほどに、環境においての紅蓮破/赤霊破 が非常に強力であること示しています。(Delverが支配的なだけ)
そのため、デッキのカラーは相手のDelverデッキのフィニッシャー濁浪の執政に当てることができる紅蓮破/赤霊破が使える赤を含めて、逆にこちらのフィニッシャーには、それらに当たらない構築が望ましいですね。
3. 環境の解を考えてみる
見つかりました。
https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=550057
さっそくデッキを組み始めます。
組みました。(デッキリストは大会参加の関係で3月末のものですが、この形に3月上旬には完成していました)
このリストはとにかくDelverデッキに勝つことを意識して構築されており、大量の除去をDazeを無視してひたすら当てて勝ちます。
そして、盤面がきれいになり、墓地が追放された後のケイヤ砲、ソリン砲などPWで勝ったりします。相手の不毛はとてもよく効きますが1,2,3すべてのマナ域に除去があり、碑出告が盤面と墓地をさらえばもう勝利はそこに。
碑出告は1:1交換以上をもたらし、さらにDelverデッキ以外の上位デッキ:8-Cast, 土地系デッキにもかなりの手ごたえ。
これはイケるとおもい勇んでLeagueへ突入。
4. 思いは儚く
……1-4 (言い訳させてもらうと、配信でしゃべりすぎて勝てるマッチを時間切れで落としたのがありました)
その後もDelverデッキには当たらず(僕がプレイする時間帯にはあまり居ないのかほとんど当たらない)、その他の多くのデッキにひたすらイカれ続けました。
ターゲットとしたデッキにはおおむね有利なものの、決定的だったのがSneak Showに大まくりされたとき、
このデッキに別れを告げる瞬間が訪れました。それでも碑出告デッキで日の目を見たい。
中途半端で石鍛冶が邪魔。負けパターンの多くは石鍛冶が絡んで負け。(引かない、引きすぎ)
次
Ozymandiasさんのグリクシスコントロールを回す。
これは残念ながら僕には合わなかった。
また、前からずっと思っていたがDay's Comboは、そもそもDelverデッキに対して強くないし、グリクシスカラーは除去が強弱い。
突然の布告の強さは状況依存がすぎる。
このころから混迷を極め脳が溶けてきます。
色々な碑出告デッキを作ろう。
早く次の碑出告デッキを回そう。
https://www.youtube.com/watch?v=_4x0QyUY5Fo
5. ネクストレベルへ
秒で解体したデッキもあり、様々なタイプを試し、多くの敗北を味わい、たまに勝ち、色々なことが見えてきました。
これまでの経験をそしてネクストレベルに到達。
ヒデ無きヒデ。
疲れたのでここまで。
次回はデッキのベースや採用カード、サイドボードとか書こうと思います。
終わり
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